ネスターゲームズの布袋が生産終了?今だから遊びたいネスターゲームズ9選

マウスパッドの様なボード、シンプルなデザインの駒、筆入れの様な細長い布製ポーチと言えばネスターゲームズですよね。ファンは細長い布製ポーチのことを「土嚢」なんて呼んだりしますが。扱っているゲームがアブストラクトでノンテーマが多目というのもこのメーカーの特徴です。

そんなネスターゲームズのTwitterに今年3月、衝撃的な写真がアップされました。そのツイートがコチラ。

入れ物が袋から箱になっちゃいました。マジっすか…。布袋は在庫分でおしまいで今後は全て箱に切り替わるそうです。しかもマウスパッドみたいなゴムの様な素材のボードじゃなく、コマと同じ素材(?)の固いボードに変更のようです。ちょっと寂しい気はしますけどゲームの面白さは変わりないですからね。ただし値段は一気に高くなるので要注意。

今(2021年5月)ならまだ布袋バージョンが入手可能です。今のうちに買っておこうかなぁと思ったあなた!そんなあなたの為にネスターゲームズのオススメゲームを9つ紹介します。

 

ヤバラス

交互に自分のコマを1つボードに置いて、相手より先に4個並べるのが目的の四目並べゲーム。単純明快。ただし、自分のコマを3つ並べると負け。3個並べないようにして4個並べるゲームなのです。コレだけなのに超面白い!3人で遊ぶ事も可能です。

 

流氷に乗って

ホッキョクグマとアザラシに分かれて氷の上で鬼ごっこをする2人専用ゲーム。ホッキョクグマはアザラシ2頭を捕獲したら勝ち、アザラシは逃げ切れば勝ち。移動する度に氷が割れて穴が空くので、アザラシはホッキョクグマが来れない位置に逃げるのが目的になります。非対称なのにバランス良くて出来がいいです。

 

カバとワニ

カバとワニに分かれて交互に水の中にコマを配置していく2人専用ゲーム。置けなくなったら負け。見たまんまの単純なゲームです。ただしカバとワニの形が違うので単純なのに結構頭を悩ませるんです。

 

コーヒー

交互に自分のコマをボードに置いて、あらかじめ決めておいた数だけ並べたら勝ちという2人専用ゲーム。五目並べでも六目並べでも遊べます。コマを置いた後に白い棒を動かすのがこのゲームの肝。相手はその白い棒の延長線上にコマを置かなければいけません。置けなければ負け。コマの色がコーヒーっぽいというだけでタイトルが付いたそうな。

 

ボールト

お互い手前一列に自分のコマを並べてからゲームを始めて、一番向こうの列に自分のコマを1つでも進めたら勝ちという2人専用ゲーム。自分の手番では自分のコマ1つを選んで一歩進めるかジャンプするかの2択になります。ジャンプは自分のコマを軸にして、同じマス目だけ一気に進みます。しかも相手のコマの上に着地すれば相手のコマを取ることも出来るのです。なので、見た目は地味でも物凄く派手な展開が楽しめます。

 

グリーングリーナーグリーネスト

1~3人でプレイ可能で人数によってルールが全く違います。3人ルールは、自分の色のコマを縦か横に一直線に進めてコマを重ねます。重ね方には決まりがあって、黒は緑に重なり、緑は白に重なり、白は黒に重なるというルール。最終的に一番高いコマの色の人が勝ち。

 

スラカルタ

インドネシアで古くから遊ばれている2人専用ゲーム。手番では、自分のコマを縦か横か斜めの空いている所に1マス進めるか、くる〜っとループしてる線を辿ってその先に相手のコマがあればそのコマを取ることが出来ます。相手のコマ全てを取るか、手詰まりになった時に残ってるコマが多い方の勝ち。

 

ペントアップ

白と黒に分かれて、テトリスの様なタイルを交互に積んで高い位置にタイルを置いた方が勝ちという2人専用ゲーム。積み方には決まりがあって、他のタイルと辺で接している・上に重ねるには2つ以上のタイルにまたがる・上に重ねる時は浮いたりハミ出さない・可能な限り最も上に配置する。この4つを守りながらドンドン上に積んでいくのが楽しいゲームです。

 

ミュルミドーン

攻撃力と防御力と移動力が書かれたコマを相手に見えないように立てて、相手の指揮官を倒すのが目的の将棋のような2人専用ゲーム。相手の指揮官の位置が徐々に分かっていくのも楽しく、そんなにガチガチな勝負ではなく心理戦になるのが面白いとこ。似たゲームに「軍人将棋」や「ストラテゴ」があるんだけど、コマの数が少ないのでそのライトバージョンですね。遊びやすい!

 

久し振りにネスターゲームズで遊びたくなってきたなぁ。他にも沢山ゲームがあるメーカーだけど、とりあえず9つだけ紹介しました。

土嚢を集められるのも時間の問題ですよー。急げー。