2026年9月23日、幡ヶ谷区民会館で「ボドゲのちゃちゃちゃ‼︎」(茶々屋主催)が開催されました。
「ボドゲのちゃちゃちゃ!!」とは、直近のゲームマーケットに出展するサークルの新作ゲームの試遊会です。ゲームの販売はありません。今回で3回目。驚きなのが、毎回入場無料なんです(一応500円、1000円、2000円の寄付的なチケットもありますが)。運営の人に頭が上がりません。


雨は降ってましたが、シルバーウィークの最終日ということもあってどのテーブルもほぼ満席でした。混雑の中なんとか20個弱のボードゲームを遊ぶことが出来たので、新作ゲームの中身と率直な感想を遊んだ順で紹介します。ゲームマーケット2026秋の出展場所とサークル名も併記してますので、購入の参考にどうぞ。
【両H27がるがめ】ブラフート

カードはオオカミ・シカ・ウサギの3種類しかなくて、ウラ向きに並べたカードで神経衰弱をやるブラフゲーム。人数が集まらなかったので特別に2人で協力ルールをプレイしました。カード枚数に偏りがあるというのが悩みどころなのですが、難なくクリアしたのであっさりな印象。多分、ブラフを駆使する対戦ゲームの方がメインのはず。

【土K24はねのけぶとん】ソレソコ

自分が目を閉じてる間に聞こえてくる話を頼りに、みんながマトリクス図のどこに自分のコマを置いたかを当てるコミュニケーションゲーム。目をつぶってる時にイメージだけで好き勝手言われるので初対面の人と遊ぶには向いてないかなぁ、知り合い同士でやれば楽しいだろうなぁという内容です。仲良くはなれそう。マトリクス図のボードにシールを貼っていくので、答えが蓄積するのがアイデアですね。

【両C21星野デザイン】雪男を見つけたい!

1枚しかない雪男カードだけを持ってた人が勝ちのババ抜きゲーム。カードは3、2、1、雪男の4種類だけ。他人からカードをひいたら、揃っている数字の数だけ手札を捨てていきます。徐々にカードが減っていく中、雪男を持って生き残れば勝ち。凄く軽いゲーム。

【土J34方岸GAMEs】逆富豪

トランプの大富豪のルールで手札が無くなったら脱落で、最後まで残ったら勝ち。手札を出せずにパスをしたら数字に応じた枚数を捨てなきゃいけないルール。いち早く手札をなくす大富豪の逆転の発想ですね。地方ルールもたくさんあって飽きない。思わず、2回も試遊してしまった。元々の大富豪のシステムが面白いだけの気もしましたが、手札を減らしたくない大富豪というのは単純だけど素晴らしいアイデアですね。

【両A18ノスゲムとさとーふぁみりあ】コロコロキッチンスクランブル

上から転がってくる玉がどこに落ちたかを予想して賭けて、得点を競うギャンブルゲーム。ノスゲムの『キャンディアベリー』のリメイクで、ちょっとだけルールが変更になっていました。玉が落ちる所がフタになっていて、見えないのがミソ。端の方が玉が入りやすく設計してあるそう。面白くて可愛い。仕舞った時、箱にきっちり収まるのも気持ちいい。お値段高めということもあって、この出来、同人ゲームのレベルじゃないですよ!

【J61ルディワークス】メイウンリンネ

丸く並べられた7ヶ所の捨て札置き場に、配られた5色のカードを出して手札を減らしていくゴーアウトゲーム。マンカラのように捨て札置き場にカードを1枚ずつ捨てると、捨て札置き場に最後に捨てた所からカードを回収しなきゃいけなくて、カードが減ったように思えて手持ちが増えてたり不思議な動き。よくこんなゲーム思いついたな。狙い通りにコントロール出来ないのがもどかしくもあり、運任せに思えたり。

【J03ましろ屋】スマートクッキーボックス

手に入れたクッキーを高得点になるように並べるオークションゲーム。数字が書かれたカードでクッキーを競り落とし、自分のクッキー缶に配置して役を作っていくのが目的。3×3になるように置いて、真ん中は自分のロゴマークで最初に2枚配られるので6回クッキーを競り落として置いたらゲーム終了。真新しさは全くないけど、非常に遊びやすくて、全体的に可愛らしい。これだけなのに面白い。

【土H90a boost games】透明の法則

大正115年の東京を舞台に透明人間となって宝石を盗んで逃げるか、警察となって透明人間を捕まえるかの2人専用ゲーム。カードを並べて街を作ったら、透明人間が街の中を逃走します。警察は行動をする度に疲弊ポイントが増えて、回復しないと動けなくなります。追う側が少し不利に作ってある印象。最近、YouTubeなどでよく遊ばれる『シティチェイス』のようなゲーム性です。

【両C12遊神】柄々

昔から日本で使われた36種類の柄が印刷されているカード群。これひとつで7種類のゲームが出来るそうです。トランプみたいなイメージですかね。その中からトリックテイキングを。同じ色をフォローして手札を出すか、同じ柄をフォローするか。悩み所もあって、まあまあ面白い内容。ゲームの内容よりも、このカードの綺麗さの印象が強くて。この和柄を見せたいんだろうなと。

【土H77R’s Production】水溶液推理ゲーム2

水溶液カードを自分だけが見えないように置いて、アイテムカードの実験結果から推測して自分の水溶液を当てる推理ゲームの第2弾。続編ですが、拡張ではないのでこれだけで遊べます。化学好きなら是非ともというカードゲーム。リトマス試験紙を浸したら何色に変わるかなんて覚えてないので早見表を見ながら。推理ゲームとして純粋に面白いですが、学びがあるというのが更に面白い。

【両C06VIPるーむ】ゴロフゴー

数字が書かれたカードを、29ならニク、4649ならヨロシクなど語呂合わせで手札を減らしていく大富豪系ゲーム。やる前はなんか面白そうと思ったのに、いざやってみると語呂合わせが思い付かないんですよ。何度かやれば定番の語呂が思い浮かぶはず。数字カードだけでワードゲームを作り上げたという意味で意欲作。

【土J43野うさぎ〜ず】焼けたアスファルトのようなゴリラ

親が選んだお題に沿った面白い答えを出す大喜利ゲーム。お題カードは2つの文章を組み合わせるだけで生成されて、広げられた回答カードを選んで重ねるだけで答えが完成します。人によってワードゲームは毛嫌いされ、ましてや大喜利ゲームというだけで遊ばれない場合もありますが、これなら誰でも気軽に楽しめますね。

【両A08偽善者の会】みどり

全て緑の神経衰弱ゲーム。揃ってると思いきや、萌葱色と緑青色など微妙に色が違ってる緑が使われているというのがポイント。2枚がめくられた後「違う色か?同じだね」と全員で確認することになります。出オチのようなネタっぽいゲームですが、途中から急にハッキリと色の違いが分かってくるのが笑えてきますね。

【土L04みすたーあんどみせすげーむず】きまぐれにゃんこめぐり

ネコカードをめくってネコをなでて、好感度アップを目指すチキンレースゲーム。高得点になるゴロゴロカードや、今回めくった得点が0点になるしゃーカードの確率が4種類のネコごとに違ってて、確率を見極めてカードをめくっていくことになります。少なくともカード3枚はめくらなきゃいけません。ネコがテーマのネタゲームかと思いきや、ちゃんとしてる。

【土H79さいなげ】イニシャルヒント

1人が回答者になり、他の人がヒントを出してお題を当てるクイズゲーム。ヒントは、場に並べられたひらがなカードの文字を頭文字にした言葉で、1人2つまで出すことが出来ます。ひらがなカードが何枚もあるのにヒントが思いつかなかったり、決定的に良いヒントが出たり。お題の言葉を当てるゲームは今までたくさんあったのに、こんな単純なルールありそうでなかった。

【土K40TakeWatchGames】クリュニー

中世ヨーロッパを舞台に、いろんな場所に家臣を送り込んで得点を稼ぐワーカプレイスメント。このサークル、大阪からの出展になります。通常ルールで遊んだら2〜3時間の重ゲーらしく、ここでは超短縮版の2ラウンドだけのプレイとなりました。ルール説明の方が長くて、ゲームは一瞬で終わり。もう少しやらせて欲しかった…。ワーカーを置いたら、そこの持ち主に袋にお金を入れて渡して、了承されればアクションが行えるというシステムが面白い。いくらなんでも40分程の短縮バージョンなので、ゲームの感想は書かないでおきます。

【両H19ぴよよ屋さん】デッドエリア

4色で1〜6までのカードを使ったトリックテイキングゲーム。心霊系のYouTubeがテーマになっていて、トリックで3位まで入ればカードが貰えて得点化。同じ数字は3枚以上で0点になってしまうので、勝ち過ぎ注意。手札を調整しながら、ここぞというとこだけ勝ちたいゲーム性。カードを集めるセットコレクションの要素があるトリックテイキングはよくあるゲーム性だけど、テーマが面白いので没入感がある。

【両H13小石皮】押印の乱

お題の押印に近い角度でハンコを押す、ビジネスマナーのおじぎ印をモチーフにしたアクションゲーム。本物のハンコを使って、お題と同じような角度でハンコを押すというありそうでなかったゲーム性。ハンコを押した後に専用の分度器で角度を測るのが楽しいですね。正解したカードを受け取ると「腰を振りながら」などのアクションの指定が書いてあって、次からは思ったようにハンコを押せないのも楽しい。

10:00〜16:30のイベントで半分以上は試遊することが出来ました。これでも遊べなかったゲームがあるわけで。ゲームマーケットは予習必須のイベントになりましたね。


