【東京おもちゃショー2024】おもちゃショーに出展されたボードゲーム・アナログゲームをピックアップ! 『e-ミッション』『カタン エネルギー版』など注目の新作発表も目白押し

2024年8月31日(土)~9月1日(日)、東京おもちゃショー2024が東京ビッグサイトにて開催される。今回は、一般公開日に先駆けて行われた商談見本市(バイヤーデー)を取材し、記者が気になったボードゲーム/アナログゲームの出展タイトルを紹介しよう。会場は昨年と同じく東京ビッグサイトの西1・2ホールおよび4ホールの使用となっている。

※掲載はホール番号・ホール内での通し番号順

西1ホール

1-05 (株)ハナヤマ


ハナヤマのブース内では、巨大サイズの『ミスターダイヤモンド』が展示されており、一般公開日には実際にプレイすることができる。“神経衰弱型カードコレクション対戦ゲーム”『パチモン』、326氏のイラストが目を引く新作ワードゲーム『かるたンゴ』も出展。『パチモン』『かるたンゴ』は2作とも11月発売予定となっている。
https://www.hanayamatoys.co.jp/

1-07 マテル・インターナショナル(株)

定番カードゲームとしておなじみの『UNO』『ブロックス』『バウンス・オフ』などを出展。各シリーズがズラリと勢ぞろいしたディスプレイは圧巻! 準新作の『UNOハンパねぇ』も展示されていた。一般公開日には、『UNO』シリーズ人気投票やゲーム体験会も開催される。
https://mattel.co.jp/

1-11 (株)テンヨー


マジック推しだったテンヨー。ブース内では、お題カードを使って写真の人物に合った名前を好き勝手に付けるSNS風大喜利系ゲーム『#知り合いかも?』など4点のゲームが展示されていた。
https://tenyo.jp/

1-13 (株)増田屋コーポレーション


『ラミィキューブ』の国内発売元である増田屋コーポレーションでは、『ラミィキューブ』持ち運び用のトラベルポーチが出展されていた(10月19日発売)。
https://www.masudaya.com/

西2ホール

2-03 (株)カワダ

日本おもちゃ大賞2024ゲーム&パズル部門優秀賞を受賞した『ナンスピ』は、数字のボタンを使った3種のゲームが楽しめる。ダイスを振ってフィールドの形を決めるポリオミノパズルゲーム『ジーニアス スクエア』はプレイアブルでの出展。
https://www.kawada-toys.com/

2-24 タクティク・ゲームズ

フィンランドのタクティク・ゲームズ(TACTIC GAMES)は、モルックを出展。また、『ALIAS』をはじめ同社が欧州で販売している各種ボードゲームも展示されていた(※現時点での日本国内での取り扱いは無いとのこと)。
https://www.tactic.net/

西4ホール

4-02 (株)メガハウス


メガハウスは、さまざまなアナログゲームを出展。『おうちで謎解き』シリーズや、同社のおもちゃのキャラクター“番犬ガオガオ”が登場するすごろくゲーム『番犬ガオガオの庭!!』が展示されていた。『番犬ガオガオの庭!!』は日本おもちゃ大賞2024アクションゲーム部門を優秀賞を受賞している。
https://www.megahouse.co.jp/

4-09 ジェリージェリーゲームズ


ジェリージェリーゲームズはおもちゃショー初出展。屋台風のディスプレイで同社の人気タイトルを展示した。また、同ブース内ではジェリージェリーゲームズから発売されているLondji社のタイトルや、infoplayのラインナップゲームのシリーズの展示もあった。
https://jelly2games.com/

4-10 (株)幻冬舎


持ち運びサイズとなった『マンカラカラハ ポータブル』や、同社が発売している『あいうえバトル』『はぁっていうゲーム』『人狼』をはじめとするアナログゲームを出展。
https://www.gentosha-edu.co.jp/

4-11 (株)ホビージャパン


今回のおもちゃショーで、もっとも多くの新作を発表したホビージャパン。事前のXでも「初出しの新作情報あり」とのポストがあり、期待が高まっていた。

まず、展示ありで『イノリの谷』『ツリーソサイエティ』『クイズウィズ』『楚漢大戦』の4作と、準新作として『ジン 魔人の封瓶』が一挙に出展された。

さらに発売決定タイトルとして、ドイツ年間ゲーム大賞2024エキスパート部門受賞作『e-ミッション』、ステファン・フェルト作の重量級『シヴォリューション』、マーティン・ワレス『アエテルナ』、さらに和風テイストの『ドミニオン』新拡張『ドミニオン:旭日』と、これでもかとばかりに本格タイトルの新作を発表。いずれも近日発売予定となっており、詳細は後日発表とのこと。
https://hobbyjapan.games/

4-12 (株)すごろくや


すごろくやの扱うタイトルのなかでも、『ゴブレットゴブラーズ』『音速飯店』、HABA社のタイトルなど、子どもでも楽しめるゲームを中心に出展。『ナンジャモンジャ』は、ぬいぐるみなどの各種グッズも含めて展示されていた。
https://sugorokuya.jp/

4-13 (株)アークライト


単独では初出展となるアークライト。『ドローンホーム』『くるりんパニックリターンズ』といった玩具寄りのタイトルに加え、『ito』をはじめとする同社の人気作品を展示。また、ブース内にはボードゲームのガチャガチャ『ボードゲームミニチュアコレクション』も設置されていた。
https://www.arclight.co.jp/

4-14 ジーピー


ジーピーはアプリゲーム“ディズニーツムツム”のキャラクターが登場する10月発売の新作『ウボンゴ ディズニーツムツム』を出展。また、年末発売の『いみとりかるた』はForGamesの『広辞苑かるた』をアレンジし、小学館・小学国語辞典の内容を使って子供向けとしたもの。


これまでも各所で展示されてきた『カタン エネルギー版』は、日本語版のボックスとドイツ版がサンプルとして出展されていた。同作の発売は、秋のゲームマーケットごろになるとのこと。
http://www.gp-inc.jp/

4-35 ブリオ ジャパン(株)


新作として“覚えられそうで覚えられない記憶ゲーム”『ザッツノットアハット』と、『マインクラフト エクスプローラーズ カードゲーム』を展示したブリオジャパン。ゲームマーケット春で発売が発表された『マイセリア 森のしずくとキノコたちの冒険』の展示もあった。いずれも9月中旬~9月末の発売が予定されている。
https://www.briojapan.com/ja-JP

4-44 オインクゲームズ


オインクゲームズは『ナインタイル ポケモンドコダ!』『ナインタイル ミッキー&フレンズ』『ナインタイル ベロー!ミニオンズ』の3作のコラボ作品を大きく押し出した出展。過去作も含め、一般日には販売も行う。
https://oinkgames.com/


今回のおもちゃショーは、ボードゲームのパブリッシャーやメーカーの出展が増えた。さらに、秋のゲームマーケットにさきがけて大型タイトルの新作発表が相次ぎ、いちボードゲームファンとしても楽しめるイベントになっていたと思う。

主役であるおもちゃも多種多様なものが出展されており、各種イベントも充実。子どもはもちろん、大人も思わず夢中になってしまうことうけあいだ。一般公開は8月31日(土)、9月1日(日)となっているので、ボードゲームとおもちゃに興味がある人は、ぜひともお子さんと連れ立って参加してみてほしい。