お金があるなら全部欲しい…。高額ボードゲームTOP21

たまに値段が高〜いボードゲームってありますよね。絶版とか品薄でプレミアがついてるとか、オークションで値が釣り上がったとかじゃなく、最初から定価が結構お高めのボードゲームです。

あれって何円くらいのボードゲームがあるんでしょうか?きっと上には上があるはずさ。もしかしたら漏れがあるかも知れないけど、BROAD調べの日本語版ボードゲーム高額ランキングTOP21です。

心を落ち着かせてお読み下さい……。

 

サイズ–大鎌戦役– 完全日本語版【11550円】

この記事の中で最も安いボードゲームが「サイズ」です。1万円越えなので十分高いんですけどね。ゲームの面白さは当然だけど、とにかくコマと言うかフィギュアがカッコいい!そんなフィギュアは25体入っています。

 

オーディンの祝祭 日本語版【12100円】

ワーカープレイスメントにパズル要素が加わった作者ウヴェ・ローゼンベルクの集大成みたいなボードゲーム。このゲームは役職カードやコイン、そして資源コマや物品タイルが大量に入ってます。ボードも大きくて場所も取るし、この値段になるのは当然と思える内容物です。

 

タペストリー〜文明の錦の御旗〜【13200円】

科学や軍事などを進歩させて文明を発展させるボードゲーム。このゲームは何と言っても世界遺産ミニチュアの出来の良さ!一見の価値ありです。世界遺産ミニチュアは18個だけなんだけど、他にも前哨ミニチュアや収入拠点ミニチュアが計150個。「サイズ」もそうだけど、ここのメーカーどうかしてるよ!

 

クトゥルフ〜死もまた死すべし〜完全日本語版【13200円】

探索者となって古のものたちを倒す最大5人で遊べる協力ゲームです。フィギュアの数は45体。しかも細かいところまで造形が凝ってて、怪物達がデカイ!エピソードは6つあるのでやり応えも十分です。

 

ゾンビサイド ブラック・プレイグ完全日本語版【13750円】

パーティを組んでゾンビの大群を倒す最大6人で遊べる協力ゲームです。個人が持つステータスボードが立派な出来栄えなんだけど、このゲームもフィギュアが凄い。ゾンビのフィギュアは71体も収録されているんです。ちなみにシリーズの「ゾンビサイド グリーン・ホード」はちょっとだけ安くて13200円となっています。

 

ライジングサン【14080円】

架空の戦国時代を舞台に鬼や妖狐を引き連れて日本全土を奪うエリアマジョリティゲーム。ゲーム内容はさておき、このゲームも特筆すべきはフィギュアです。数としては58体なんだけどクオリティが高過ぎ!公式が『精巧なミニチュアコマ』と記載するほど。

 

ユグドラサス【14080円】

植物怪獣のユグドラサスを倒す日本生まれのボードゲーム。クラウドファンディングではボードゲームの日本国内最高支援額である2500万円が集まりました。立派なダイスタワーも目を惹くし、タイルやチップの数も多くてコンポートが凄い。タイルとチップとマーカー合わせて500枚以上入っています。

 

チケット・トゥ・ライド:ヨーロッパ15周年記念版【14300円】

列車で自分の線路を長く敷いて得点を競うボードゲーム。全世界で100万以上売れているそうで「カタン」に並ぶボードゲームの定番と言えるでしょう。2021年に発売された15周年記念版はボードと列車カードが描き下ろしで、特製の駅コマと列車コマ、そして列車コマを収納する金属ケース付き。

 

マンション・オブ・マッドネス第2版 完全日本語版【14800円】

クトゥルフ神話を題材にした最大5人まで遊べる協力ゲーム。第2版はゲームマスターの代わりにアプリを使うのでソロプレイも可能になっています。しかも、そのアプリに従って遊ぶので同じシナリオでも展開が違って何度でも遊べます。気になるフィギュアは32体。数より質を見て欲しくて、クトゥルフの落とし子ってフィギュアが超デカイ!

 

マッシヴ・ダークネス 完全日本語版【15620円】

ダンジョンを探索する1〜6人まで遊べる協力ゲームです。シナリオは10本あるし、キャラクターとクラスの組み合わせで能力もバラエティーに富んでて自由度の高さも魅力の一つ。気になるフィギュアは75体!あとプラスチック製のプレイヤーボードも立派です。

 

ドラゴンギアス【16500円】

竜と巨大ロボの人類に分かれて戦う1〜4人まで遊べる対戦ボードゲーム。「ユグドラサス」と同じくクラウドファンディングではかなり話題となり1500万円くらい支援金が集まってます。フィギュアはプラモデルのように自分で組み立てる必要があって、ホントに細かい!あるブログには竜1体で組み立てに30分掛かったとの記載が…。この記事の中で最も精巧なフィギュアかも。ちなみに上の写真は組み立てずに遊べる衝立です。

 

カンバンEV【17600円】

電気自動車メーカーの社員になって工場に貢献するワーカープレイスメントゲーム。2014年に発売されたゲームのリメイクで豪華版です。とにかく木製コマが多い!そしてどれも可愛い!コマとかタイルとか合わせて400個以上入ってますから。ホントどうかしてるぞ…。ちなみにタイトルにもなってるカンバン方式はトヨタ自動車が開発した生産手法の1つです。

 

ストラグル・オブ・エンパアイア リニュアル豪華版 完全日本語版【17600円】

18世紀のヨーロッパを舞台にした国家経営ボードゲーム。オリジナルは2004年のボードゲームで、ルールを美しく整備して2021年に生まれ変わりました。コンポーネントの豪華さはもちろんなんだけど、ちょっと煩わしかったルールを遊びやすくしているのはファンは嬉しいでしょうね。

 

ロココの仕立屋 リニュアル豪華版グランデ 完全日本語版【19800円】

ロココ時代を背景に、ドレスの仕立て屋になって舞踏会を盛り上げるのが目的のボードゲーム。元々は紙製だった駒がリニュアル豪華版では全て木駒になっています。タイルも厚くてしっかりしたものになり、それらを収める内箱がピッタリ綺麗に入るんです。他のゲームと違ってフィギュアではないところに力を入れるという方向性。

 

ネメシス【20350円】

遂に2万円超え!

エイリアンが現れた宇宙船の中で勝利を目指す半協力型ボードゲーム。各々がこっそり勝利条件に向かって動いてるというのが面白いゲームです。そして注目のフィギュアは26体。少なっ!その代わりと言うかエイリアンのフィギュアの素晴らしさ。もはや芸術品…。うっとりします。

 

トワイライト・インペリウム第4版 完全日本語版【21450円】

宇宙を舞台に異なる種族を率いて覇権を争う超重量級のボードゲーム。プレイ時間は8時間なので遊ぶと半日が潰れます。なんと言ってもプラスチック駒の数が驚きで、354個封入!さらにトークンも600個以上ありますからね。重さ5kgだそうです。これぞ重ゲー。

 

オン・マーズ 完全日本語版【22000円】

火星開発会社の宇宙飛行士となって、会社の目標と宇宙計画のミッション達成を目指すボードゲーム。「カンバンEV」などを作った超重量級の作者ヴィタル・ラセルダの作品です。宇宙飛行士のコマなど見るだけでテンション上がっちゃうのが60個以上入ってて、タイルも厚くて豪華。このイーグル・グリフォンゲームズのコンポーネントが全体的に凄いんです。

 

テインテッド・グレイル 完全日本語版【22000円】

ファンタジーの世界観で1〜4人まで遊べる協力型アドベンチャーゲーム。ゲームブックの様なシナリオに沿ってゲームを進めて、キャラクターを成長させていくのでRPG要素が強め。そしてフィギュアはまさかの9体だけ!逆にビックリ。そのうち3つは超デカイですけどね。Kickstarterでは日本円にして7億円が集まったそうです。ケタ違いのボードゲームだ……。

 

グルーム・ヘイブン 完全日本語版【33000円】

な、なんと3万円突破!!

モンスターと戦って各自の目標を達成する協力ゲーム。シナリオは100本、フィギュアは35体、カードは1600枚以上、コマやトークンも1000個近くあって、総重量は約10キロ!!ボードゲームの歴史に残る超大作なのです。中身から考えるとむしろ3万円は超安い。

 

クトゥルフ・ウォーズ新版 完全日本語版【33000円】

クトゥルフ神話TRPGの作者であるサンディ・ピーターセンがゲームデザインを担当。ミニチュアには単色ではあるけど最初から色が着いていて64体入り。精巧過ぎて触手とか気持ち悪い(笑)

 

カタン3D版【40700円】

最後は4万円台の新世界に!

あの「カタン」のタイルが一つ一つ立体的になっているんです。ゲームを始める為にタイルを組み合わせると立体的なカタン島が完成するので、物凄い没入感を得られます。驚くのが、この一つ一つは作者のトイバーが彫刻で作った物が元になっているそうです。

実は2005年にも3D版のカタンが発売されてるんだけど、それとは違って全て手塗りでアンティーク調の仕上がりになっています。ちなみにこの記事執筆時ではまだ発売してなくて、2021年9月17日発売予定。現在予約(抽選?)受付中!

 

高額なボードゲームは全てコンポーネントが凝ってましたね。立派なフィギュアとかコマやタイルの触り心地って、意外とゲームの良し悪しに影響を与えるものかも知れませんね。

それにしても高いボドゲを見せられると、買おうか迷ってるゲームが安く感じるから恐ろしい…。