これならスマホで気軽に遊べる。日本語対応している超面白い名作ボードゲームのアプリ20選

アプリ化されているボードゲームは沢山あります。スマホやタブレットでどこでも遊べるし、遠く離れた人と対戦出来るし、コマやカードをなくしたり汚したりしないし、準備も片付けも早いし、実物よりも安価で遊べるし、持ち運びも便利で良い事づくし!

でも、日本語対応してないからルールや操作方法が分からない…とか、公式なのか非公式なのか似てるだけのゲームだ…とか、沢山あり過ぎてどれを遊んだらいいのやら…という人も少なくないでしょう。

そこでです!日本語に対応してて、ちゃんと公式で、是非とも遊んでほしいボードゲームアプリを一気に20個紹介します。2021年8月時点の価格、日本語で検索しても引っ掛からないゲームや紛らわしいゲームは英語タイトルも記載しました。参考までに。

気になったボードゲームは迷わずに今すぐダウンロードして遊べ〜!

 

カタン(Catan Clasic)

無人島を他人よりもいち早く開拓するボードゲーム。説明不要のボードゲームの代名詞的作品です。価格は610円。

最大4人で遊べて、オンライン上で対戦可能。相手がいなければAIと戦う事も出来ます。そして追加で拡張パックを購入すれば10以上のシナリオとキャンペーンが遊べます。ちなみにサイコロの出目は100%ランダムだそうです。出目の偏りについての問い合わせが多いのかな?

 

パンデミック(Pandemic:The Board Game)

病原体管理メンバーとなって、世界中に拡散してる4つのウイルスの治療薬を作り、人類を救う協力型戦略ゲーム。価格は610円。

初めての人にも優しいトレーニングモードが搭載。それだけじゃなく難易度は5種類もあって、さらにソロモードもあるので繰り返し遊べそうです。課金で猛毒株など2種類の拡張も楽しめます。

 

インスタブール(Istanblu:The Dgital Edition)

イスタンブールのバザーを周って、他人より早く5つのルビーを集めるのが目的のゲーム。価格は860円。

オンライン上で対戦が可能。人間相手だけでなくAIと戦うことも出来ます。ボード上にチップやコマが沢山置かれるゲームだけど、アプリだと片付けが無くていいですね。2014年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞したボードゲームなので面白いのは言うまでもなく。

 

アイルオブスカイ(Isle of Skye)

スコットランドに実在するアイル島を舞台に、島の王になる為に島を発展させるタイル配置ゲーム。価格は490円。

AIと対戦するシングルプレイモード、近くにいる人と対戦出来るローカル通信モード、世界中の人と遊べるオンラインモードと3つの遊び方があります。こちらも「イスタンブール」に引き続き、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞(2016)に輝いたボードゲームです。

 

ルート(Root Board Game)

ウッドランドの森の中で4つの部族が覇権争いをする非対称型対戦ゲーム。価格は1220円。

このゲームは部族によって初期配置も得点の獲得方法も全く違うというのが最大の特徴。全ての部族のチュートリアルもあるし、チャレンジという1人モードもあるし、多少ややこしいゲームなのに遊びやすくなってるようです。実際のボードゲームは常に品薄でプレミア価格になっちゃってるのでお買い得。

 

テイクイットイージー(Take It Easy)

六角形のタイルを自分のボードに並べて高得点を目指すパズルの様なビンゴの様なゲーム。1983年に作られた結構古めのゲームなんですね。価格は150円。

誰かが代表で六角形タイルを引いたら全員が同じタイルをボードに置くだけ。同じタイルを置いたはずなのにみんな違う配置、みんな違う得点になるのが面白いですね。みんな違ってみんな良い。パズルモードとプログレッシブモードという1人で遊べる工夫もあるし、スマホ1台で最大4人で遊べるのも魅力。

 

コテージガーデン(Cotterge   Garden)

園芸家となって庭の花壇を植物で埋め尽くして高得点を目指すパズル的タイル配置ゲーム。価格は610円。

ウヴェ・ローゼンベルクのEdition Spielwieseから発売のタイル配置ゲーム3部作の第一弾。オンライン対戦が可能で2〜4人まで遊べます。スキマを埋めてくれるネコが鳴くらしいですね。これはアプリならでは。

 

インディアンサマー(Indian Summer Game)

林のボードを紅葉タイルで埋め尽くすのが目的のパズル的タイル配置ゲーム。価格は610円。

これもウヴェ×Edition Spielwieseのタイル配置ゲーム3部作の第二弾。「コテージガーデン」よりは難易度がちょい高めだけど、穴が空いたタイルから木の実が見えるように配置したり、その上に動物がやって来たりして、とにかく可愛いしゲームが進むにつれ秋が深まっていくビジュアルも見事。

 

パッチワーク(Patchwork The Game)

時間とボタンと布を使って相手より立派なパッチワークを作る2人用対戦ゲーム。価格は490円。

2人用のオススメゲームとして必ず名前が挙がる名作で、これもウヴェの作品です。チュートリアルもあって、クロスプラットフォームで世界中の人たちと戦えます。AIの強さは3段階あって、対人はスマホ1台でも遊べるという作り。ゲーム内容だけでなくアプリとしても完成度高し!

 

ボーナンザ対決(Bohnanza The Duel)

豆を植え、収穫してお金を稼ぐ「ボーナンザ」の2人専用の対戦カードゲーム。価格は370円。

元の「ボーナンザ」は誰も損しないwin-winの交渉ゲームだったけど、2人用はプレゼントという名の押し付け合いが熱いゲームになってます。ちょっとわずらわしい部分があるのでアプリでやった方が間違いがないかもしれませんね。ちなみにこれもウヴェ作てす。

 

アグリコラ:牧場の動物たち

牧場作りのワーカープレイスメントゲーム「アグリコラ」の2人専用対決ゲーム。またもやウヴェ作。何故か日本語対応アプリが多いんですよ、ウヴェのは。価格は490円。

通称「フタリコラ」と呼ばれるこのアプリの方は日本語対応しています。本家と比較すると動物を増やすことに特化したゲーム性なので物足りなさを感じるけどかなり面白い。拡張を加えると更に得点方法が増えて楽しくなるんだけど、課金すればその拡張も遊べるようです。

 

ノッカノッカ

2人専用ゲームが続いている流れで、日本生まれの2人専用アブストラクトゲームを。価格は無料で、広告を消すなどの課金あり。

交互に自分のコマを1マス動かして向こう側に到着するか、全ての相手コマの上に乗っかれば勝ち。シンプルで分かりやすくてサクサク遊べる面白いゲームです。見た目のスタイリッシュさを体感して欲しいので是非とも1回は実物で遊んで欲しいですけど。オンラインで対戦も可能です。

 

シェフィ–Shephy–

日本生まれゲームの繋がりで、ヒツジを増やす1人専用カードゲームを。価格は無料で、課金で1日5ゲームの制限を解除出来ます。

ヒツジを1000匹に増やすという突拍子もない設定だけど、可愛いらしいイラストもあって成功するまで繰り返し遊びたくなりますね。不思議な中毒性。マイナスのカードを如何にして捨てるかを覚えてからがこのゲームの本当のスタートライン。

 

スモールワールド(Small World–The Board Game)

ここからは中量級〜重量級ボードゲームを紹介します。まずは、自分の部族を率いて領土を増やしていくエリアマジョリティゲーム。価格は610円。

ファンタジーな世界観が好きな人なら絶対に触っておくべきゲームです。しかも、本来ならチップも細かくて1時間以上掛かるけどアプリならサクサクですからね。実際のボードゲームも拡張が沢山発売されてるけど、課金で5つの拡張が楽しめます。

 

ワイナリーの四季(Viticulture)

ブドウを収穫し、醸造して出荷するワイン農園を経営するワーカープレイスメントゲーム。価格は1100円。何故か日本語で検索しても引っ掛からないので気付いてない人も多いかも。アプリの評価とレビューも書き込み少ないし。

春夏秋冬と時間の流れを感じつつ、やっとブドウやワインが出来た時の感動が味わえるゲーム。実際に遊ぶ時は大きなメインボードとそれなりに大きい個人ボードを置くので結構場所取るんですよね。そこはアプリが便利。オンラインで世界中の人と対戦も可能です。

 

ウイングスパン(WINGSPAN)

野生動物保護区に鳥を沢山集めるエンジンビルドゲーム。価格は1220円。

2021年7月にアプリ化されたばかりなので出来の程は分かりませんが、すでにsteam版とNintendo Switch版があるのできっと大丈夫でしょう。ゲームは2019年のドイツ年間エキスパートゲーム賞に選ばれているし、特に鳥好きであればオススメ。

 

テラミスティカ(Terra Mystica)

ファンタジー世界で種族の能力を駆使して世界を支配する陣取りゲーム。価格は1220円。このゲームも日本語で検索しても引っ掛からないのでご注意を。

得点方法が沢山あって細かいルールも多くてとっつきにくいけど、これぞユーロゲームの集大成と言えるボードゲーム。2013年ドイツゲーム賞に輝いています。キャラクターも多いから繰り返し遊びたいけど、ゲームの長さと準備を考えると腰が重くなっちゃいますよね。そこは是非ともアプリで。マルチプレイで世界中の人と対戦可能。

 

ブルゴーニュの城(The Castles of Burgundy)

中世フランスのブルゴーニュ地方の領主となり、領内を発展させるタイル配置ゲーム。価格は1100円。このゲームも日本語検索では見つかりません。

「ノートルダム」「倉庫の街」「マーリン」などを作ったシュテファン・フェルトの最高傑作とも呼ばれるボードゲームです。クロスプラットフォームで対戦可能で、AIの強さも3段階あります。実物はチップが細かくて数も多いのでアプリで遊べばストレスフリーですね。

 

サイズ(Scythe:Digital Editon)

100年前の東ヨーロッパを舞台に、5つの派閥となって影響力のある派閥を目指すボードゲーム。価格は1100円。日本語では引っ掛からないので綴りを間違えないように探して下さい。

作者は「ワイナリーの四季」と同じジェイミー・ステグマイアー。オンラインでもオフラインでも対戦可能で、端末一台を回しながら複数人で遊ぶ事も出来ます。というかサイズのあのセットアップと片付けの必要がないってだけで相当魅力的。

 

ウボンゴ(ウボンゴ–ダス・ワイルド・レゲスピエル)

最後に紹介するのはパズルゲームの代名詞「ウボンゴ」です。価格は370円。

対戦は無く、1人専用にアレンジされています。黙々とパズルに挑戦するアプリで問題は330問。タイムアタックもあります。気になるのは、自動翻訳なのか日本語が頼りないんです。まぁ、言語依存が無いボードゲームなので良しとしましょう。

 

ボードゲームは実物を触ってこそ……という考え方を否定はしないけど、アプリの方がより面白いって事もありますからね。

気になったゲームは今すぐやってみましょう。