テンデイズゲームズが10月26日に秋の新作5タイトル一挙発売! 『ムーン・リバー』『ドーフロマンティック:対決』など

※画像はテンデイズゲームズのサイトより引用

テンデイズゲームズは、10月26日に以下の5タイトルの新作を発売する(すべて日本語版)。

ムーン・リバー
ドーフロマンティック:対決
レス・アルカナ デュオ
メソス
マイシェルフィー ダイスゲーム

以下に上記5タイトルを紹介しよう。なお、これらの10月26日発売のタイトルの予約はテンデイズゲームズを含めた各ストアで10月15日から始まっている。

ムーン・リバー(Moon River)


https://tendaysgames.shop/?pid=183028712
価格:4,950円(税込)

2023年にBlue Orange社より発売され、同年のシュピールで発表されたタイトル。デザイナーはブルーノ・カタラ(『キングドミノ』『ドラゴミノ』)とヨハン・セルヴェ。

土地を拡げ、牛を集めて牧場を拡大していくタイル配置ゲーム。2×1マス分のタイルを配置していくというブルーノ・カタラの『キングドミノ』の派生作品になるが、今作は1マスのタイルを2つ獲得し、パズルのピースのように組み合わせて2×1にする。

『キングドミノ』のシステムを使った従来作より自由度の高いタイル構成が可能となり、得点要素となる牛の獲得や、牛泥棒からの保護などの要素も加わったことで、より戦略性が高まっている。

ドーフロマンティック:対決(Dorfromantik: The Duel)


https://tendaysgames.shop/?pid=183028547
価格:6,600円(税込)

2023年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞したPegasus Spiele社『ドーフロマンティック ボードゲーム』の2人用版。デザイナーはミヒャエル・パルムとルカス・ツァッハ。

前作が協力ゲームだったのに対して、『ドーフロマンティック:対決』は対戦型となっている。プレイヤーはタイルを獲得して配置し、各々の村を作り上げていくが、一方のプレイヤーが獲得したタイルと同じものをもう一方のプレイヤーも得るため、タイルの構成はお互い同じものとなる。

いくつかの追加タスクがあり、この要素を前作に入れてプレイすることも可能となっているため、『ドーフロマンティック ボードゲーム』のミニ拡張セットとしての要素もある。

レス・アルカナ デュオ(Res Arcana Duo)


https://tendaysgames.shop/?pid=183001242
価格:3,960円(税込)

ファンタジーの世界観とさまざまな要素が絡み合うシステムでゲーマーからの人気が高いデッキ構築ゲーム『レス・アルカナ』の2人対戦型。元版はSand Castle Games社から発売、デザイナーはトム・レーマン。

プレイヤーはドラフトで作ったデッキを用い、プレイを通じて強化しながら勝利点を獲得していく。やや複雑だが、プレイするたびに状況が変化する多様性と、強力なシナジー効果を作り上げたときの爽快感、ヤミツキになるリプレイ性の高さは健在だ。

なお、このタイトルも拡張セットとして『レス・アルカナ』と組み合わせることが可能となっている。

メソス(Mesos)


https://tendaysgames.shop/?pid=182770035
価格:4,950円(税込)

石器時代を舞台に、部族を率いて勢力を高めていくドラフト&タブロービルディング。デザイナーはヤニフ・カハナ(『海鳴りのドラゴン』『カウチャク』)とシモーネ・ルチアーニ(『グランドオーストリアホテル』『マルコポーロの旅路』)、元版発売はCranio Creations社。

ドラフトによって獲得したカードを場に出していくだけのシンプルなシステムながらも、早取りと取得枚数が反比例するジレンマとリソース獲得、セットコレクションの得点獲得要素が融合。1プレイが30分程度とライトなプレイ感だが、考えどころ満載の完成度が高い作品となっている。

マイシェルフィー ダイスゲーム(My Shelfie: The Dice Game)


https://tendaysgames.shop/?pid=182770386
価格:2,530円(税込)

本棚を模した縦置きの立体フレームにタイルを落とし込んでいく『マイシェルフィー』のロール&ライト版。元版発売はCranio Creations、デザイナーはシモーネ・ルチアーニ。ダイスゲームとなったことで立体フレームはなくなったが、ルールが簡素化され、20分程度のプレイ時間までスリム化されている。

プレイヤーは6個のダイスを振り、個人ボードの棚のマスをチェックして得点を獲得していく。ただし、誰かがひとつの列もしくは段の5マスをすべて埋めるとそこにはチェックを書き入れることができなくなってしまう。

シンプルなルール、可愛いアートワークのゲームながらも、早取りと妨害の要素があり、ゲーマーでも満足のいくタイトルとなっている。


なお、テンデイズゲームズは同日10月26日に以上5タイトルの他にも日本語版として『ドーフロマンティック ボードゲーム:ミニ拡張 大風車』『バラージ:追加重役パックE & 拡張 地質学的要因(セット販売)』の発売を予定している。