ボードゲーム通販ショップ「JELLY JELLY STORE」は過去1週間分の人気ランキングを毎日更新で公開している。2025年1月14~20日の週間人気ランキングは以下のとおり(1月20日13時時点)。
JELLY JELLY STORE 週間人気ランキング(1/14~1/20)
1位:フィッシェン(サニーバード)
2位:トゥエルブリバーズ(12 Rivers)(BGNations)
3位:砂漠を超えて:allplay多言語版(allplay)
4位:ピニャ・コラーダイス(ホビージャパン)
5位:クイズすごろく かぶーる(ボードゲームショップあそびば)
6位:ケザオ(GEO GAMES)
7位:ラプトル(グループSNE)
8位:itoレインボー(アークライト)
9位:アクロバットタワー(ニキティキ)
10位:ラッキージャック(Laboludic)
人気1位となったのは、フリードマン・フリーゼの新作『フィッシェン』(サニーバード)。全8ラウンドで行われるトリックテイキングで、各ラウンドの終了時に手札の枚数が少ない(トリックが取れなかった)プレイヤーが強力なカードを入手。そのなかからラウンドごとに決まった枚数をドローして次の勝負を始める。勝ち続けると相対的に手札が弱くなっていくというデッキ構築の要素を含んだ新感覚のトリックテイキングで、手軽ながらも抜群のゲーム性を持つ一作が人気を集めた。
【BROAD編集部日記】年末年始に遊んだボドゲ(4)。Fフリーゼ氏の『フィッシェン』をプレイ。デッキ構築+トリテって?と思ってたけど……なるほど、これは面白い! これも思わず連続プレイして、2回目はちょっと戦略を考えて勝利! やった!(ム)#ボードゲーム #ボドゲhttps://t.co/hFUjEtp4JK pic.twitter.com/T5jPRmqLuD
— BROAD🎲ボードゲームマガジン (@broad_tokyo) January 6, 2025
2位は『トゥエルブリバーズ(12 Rivers)』(BGNations)。川の流れを模した傾斜ボードの上からボール状のパールを落とし、ワーカーを配置したダムでせき止めて流れをコントロールしながら集めていくゲーム。大型立体ボードの存在感は圧倒的で、コロコロとボールが転がっていくギミックが楽しく、抜群の“映え”を誇るタイトルとなっている。
3位は『砂漠を越えて:allplay多言語版』(allplay)。オアシスが点在する砂漠を舞台にラクダの隊商を進めていくゲームで、2010年に発売されたライナー・クニツィアの同名作品の新版となる。allplay社はゲームマーケット2024秋に先行発売されたタイトルを順次発売しており、昨年末から新作が継続してランクインしている。
ランキング下位に目を向けると、相変わらずパーティゲームの人気が目立つ。年末からランクインを続けている5位『クイズすごろく かぶーる』(ボードゲームショップあそびば)をはじめ、8位『itoレインボー』(アークライト)、9位『アクロバットタワー』(ニキティキ)、10位『ラッキージャック』(Laboludic)はいずれも簡単なルールで多人数で楽しむことができるタイトルだ。


注目作は6位の『ケザオ』(GEO GAMES)。ダイスを振って出た色に従い、手札から該当するカードを出していく、色彩に注目したカードゲーム。色とりどりのイラストが描かれたカードが楽しく、直感的に理解できるルールで、知育ゲームを得意とするGEO GAMESらしく子どもから大人まで楽しめる一作となっている。
昨年の年末はゲームマーケット2024秋の出展作の正式リリースが続き、現在も人気上位をにぎわせている。来週以降のランキングがどのように推移していくか興味深いところだ。