8月31日は、野菜の日です。
日付が「8(や)3(さ)1(い)」という語呂合わせになるので、1983年に制定されました。野菜をもっと知って、食べて欲しいという願いが込められているそうです。
ということで、野菜をテーマにしたボードゲームを6タイトル紹介します。食べるだけではなく、遊んで野菜に触れてみましょう!
ハーベスト
〈ハーベスト/1〜6人/8歳〜/20分〉
野菜を収穫して得点を稼ぐタイル配置ゲーム。
2×2の4マスある自分の色の畑を全員分くっつけて並べ、全員に野菜カード4枚を配ったらゲームスタート。自分の手番では、野菜カード1枚を畑に置きます。同じ野菜カードが直線で3枚並んだら、並んだ野菜カードのうち自分の畑にある野菜カードを獲得します。野菜カードがなくなったらゲーム終了で、得点が高い人の勝ちです。
野菜カードには得点が書いてあるので、点数が高いカードを自分の畑に置いて、マイナス点のカードを他人の畑に置くという考え方で配置していきます。昔、JR東海のキオスクや新幹線の車内だけで販売されていたボードゲームが2023年にリメイクされて入手しやすくなりました。
野菜は、トマト・キャベツ・トウモロコシの3種類。
ポイントサラダ
〈ポイントサラダ/2〜6人/14歳〜/15分〉
野菜を集めてサラダを作り得点を稼ぐセットコレクションゲーム。
野菜カード6枚、目標カード3枚を場に並べたらゲームスタート。自分の手番では、場に並んだ野菜カードを2枚取るか目標カード1枚を取ります。これを全員でカードがなくなるまで繰り返し、得点の高い人の勝ちです。
点数の獲得方法が書かれた目標は108パターンあって、いろんな点数の稼ぎ方が存在します。。途中で何を狙っているのか忘れてしまうくらいのパターンの多さです。最近は、様々な加点パターンがあるボードゲームを「ポイントサラダ系」と言ったりしますね。
野菜は、トマト・ニンジン・オニオン・レタス・キャベツ・パプリカの6種類。
アーティチョークなんて大キライ!
〈アーティチョークなんて大キライ!/2〜4人/10歳〜/20分〉
手札にアーティチョークが1枚もない状態を目指すデッキ構築ゲーム。
全員にアーティチョークカード10枚を配って山札にしたらゲームスタート。自分の手番では、山札からカードを5枚引き、場から野菜カードを1枚獲得します。次に野菜カードを使ってアクションを行います。残った手札を捨てて、山札からカード5枚を引いたら時にアーティチョークカードが1枚もなかった人の勝ちです。
デッキ構築ゲームは強力なカードや便利なカードを加えて得点を稼ぐゲームが多いですが、『アーティチョークなんか大キライ!』は最初に配られた10枚のカードを徐々にデッキから取り除いていくのが目的です。それにしても日本ではあまり馴染みのない野菜が主役のゲームとは驚きです。
野菜は、アーティチョーク・ビーツ・ブロッコリー・ニンジン・コーン・ナス・長ネギ・タマネギ・エンドウ豆・ピーマン・ポテトの11種類。
サラダマスター
〈サラダマスター/2〜4人/8歳〜/15分〉
お題にあった食材を出すカードゲーム。
表面には野菜などの食材が描かれていて、ウラ面にはカロリーとタンパク質と炭水化物と食物繊維のg数が書いてある野菜カードを全員に3枚配ります。配られたカードは自分のウラ面が見えないようにカードスタンドに立ててからゲームスタート。お題カードを3枚並べて、その条件に合いそうな野菜カードを順番に出していきます。条件に合っていたお題カードを獲得して、先に3枚お題カードを獲得した人の勝ちです。
お題は「タンパク質が多いもの」「炭水化物が少ないもの」「カロリーが2番目に多いもの」など様々あります。自分は野菜の数値は見えなくて、逆に他の人の野菜の数値は全て見えているインディアンポーカーのスタイルでゲームは進行します。お互い見えてるものがちょっと違うので会話の細かい部分が駆け引きになります。遊びながら野菜の知識が身に付く、クイズゲームのような、ブラフゲームのようなカードゲームです。
野菜は、果物などを含め60種類。
ごきぶりサラダ
〈ごきぶりサラダ/2〜6人/6歳〜/10分〉
手札をいち早くなくすカードゲーム。
全員にカードを均等に配って各々が山札にしたらゲームスタート。自分の手番では、山札からカード1枚をめくって中央に出して、カードに描かれた野菜の名前を言います。言えたら成功です。ただし、前の人が言った野菜と出した野菜は言えないのがこのゲームのルール。前の人がトマトを出して、再びトマトが出たら「カリフラワー」など違う野菜を言わなければいけません。次の人がカリフラワーのカードを出した場合、前の人が言ったカリフラワーは言えないし、前の人がトマトを出したのでトマトも言えないし…と、混乱するゲームです。失敗したら、そこまで貯まったカードを受け取り、先にカードがなくなった人の勝ちです。
野菜は、トマト・カリフラワー・パプリカ・レタスの4種類。
マジで草。
〈マジで草。/1〜5人/7歳〜〉
20枚のカードを裏向きで並べて、同じ野菜をめくるメモリーゲーム。
同じ野菜カード2枚をめくる、いわゆる神経衰弱です。最もカードを獲得した人の勝ちです。このゲームの特徴は、カードに描かれた野菜が全て葉物野菜でパッと見では見分けがつきません。上級レベルでは、2枚めくって名前を当てるというルールなので知識も身につくはず。
野菜は、ほうれん草・みず菜・小松菜・モロヘイヤ・わさび菜・ちんげん菜・春菊・イタリアンパセリ・みつ葉・パクチーの10種類。
野菜は種類が多いので、カードやリソースでそれなりの種類が必要なボードゲームでよく使われているようです。身近な食べ物なので、頭にスッと入ってきて理解しやすいですね。楽しいゲームを遊んで、美味しい野菜を食べましょう。