フランス年間ゲーム大賞2021(AS D’OR 2021)ノミネート作12作品発表!!

フランス年間ゲーム大賞2021(AS D’OR 2021)のノミネート作品12作が発表された。大賞の発表は2/25に行われる。

「大賞部門」「キッズゲーム部門」「エキスパート部門」の3部門が用意されており、それぞれ4ゲームずつがノミネートされた。

フランス年間ゲーム大賞2021:大賞部門 ノミネート作

支離滅裂(Carro combo)

自分の手札のカードを全て出し切ることを目指すカードゲーム。一度配られたカードは並びかえをしてはいけないのが特徴。

日本では「支離滅裂」というタイトルでメビウスゲームズから日本語版も出版されている。

スピニングアドベンチャー(Ghost Adventure)

高速回転するコマを回して、段差ボードにあるコースのゴールを目指す協力ゲーム。

日本では「スピニングアドベンチャー」というタイトルで、すごろくやから日本語版が出版されている。

ミクロマクロ〜クライムシティ〜(Micro Macro Crime City)

「ミクロマクロ〜クライムシティ〜」は、巨大なマップに描き込まれたイラストを見ながら、ストーリーを解き進めて事件の解決を目指すゲーム。

Spiel.digitalの人気投票「スカウトアクション」で1位を獲得した話題作。ホビージャパンから日本語版が発売されている。

Top Ten

Top Tenは、全5ラウンドを脱落しないようにプレイする協力型のコミュニケーションゲームだ。

各プレイヤーに「1」〜「10」までの数字カードが配られ、お題カードのお題の回答として、1〜10段階のうち適切な程度の回答をすることで全プレイヤーが数字順に並ぶことを目指す。

フランス年間ゲーム大賞2021:キッズゲーム部門 ノミネート作

DRAGOMINO

プレイヤーはドラゴンハンターとなり、ある島を探索する。「Dragomino」は「キングドミノ」のキッズ版で、オリジナル版と同様、タイルを接続する。本作では自分の王国を構築するのではなく、小さなドラゴンの卵を探すことを目指す。

La Maison des Souris

立体的な家の小さな窓から中を覗き込み、泥棒に盗まれた品々を見つけ出すことを目指す協力ゲーム。

部屋を照らす光の助けなどを借りて、限られた時間の中で、すべての盗まれた品を見つけ出すことを目指す。

Détective Charlie

探偵チャーリーの足跡にしたがって、誰がビーチをピンク色に塗ったのかの犯人を探し出す協力ゲームだ。

目撃者を見つけて事情聴取し、容疑者の可能性を排除して捜査を解決することを目指す。

Kraken Attack


襲いくるクラーケンの触手を撃退する立体的な海賊船を使った協力ゲーム。

フランス年間ゲーム大賞2021:エキスパート部門 ノミネート作

キングスジレンマ(Le Dilemme du Roi)


『キングスジレンマ』は、アンキスト王国の政治を司っている様々な貴族家となり、王を補佐する立場として国政の決定にかかわり、王国の歴史を作り上げていく、複数回のゲームを繰り返してプレイする、レガシー要素のある、相互作用のある物語体験のゲーム。

ドイツ年間エキスパート大賞2020にノミネートされたゲームで、日本ではホビージャパンから日本語版が販売されている。

パレオ〜人類の黎明〜 (Paléo)

パレオ〜人類の黎明〜」は、原始時代を舞台に生き残ることを目指す協力ゲームだ。

日本ではアークライトから日本語版の発売が予定されている。詳細については、「旧石器時代の狩猟採集社会を仲間と協力して生き残れ!『パレオ ~人類の黎明~ 完全日本語版』3月4日発売!!」の紹介記事参照。

テインテッド・グレイル (Tainted Grail : La chute d’Avalon)

「テインテッド・グレイル」は、ソロまたは協力プレイのアドベンチャーゲームだ。

アーサー王伝説とケルト神話を融合させ、分岐するストーリーにより、さまざまな方法でミッション解決に取り組む。

ザ・クルー:第九惑星の探索(The Crew)

50の宇宙ミッションをクリアすることを目指す協力型トリックテイキングゲーム。

2020年にドイツ年間ゲーム大賞のエキスパート大賞とドイツゲーム賞の2つを受賞した人気ゲーム。日本では、ジーピーから日本語版が販売されている。

参考 【ゲーム紹介】ザ・クルー:第九惑星の探索 (The Crew) ニコボド