一般社団法人日本玩具協会よる東京おもちゃショー2022が、2021年6月16日~6月17日に東京ビッグサイトにて開催された。2019年以来3年振りとなったリアル会場のおもちゃショーだが、一般入場は見送り。業界関係者のみ&事前登録した人のみ来場できる形で行われた。
ゲームマーケットほどではないが、ボードゲームメーカーやボードゲームを販売しているメーカーも出展しているので、今回はそれらを紹介しよう。
カワダ
国内で『KLASK』の販売を行っているカワダは、年末に向けた新商品を展示。白黒反転させた絵を合わせる神経衰弱の『シロクロ』、シートを重ねてお題どおりに完成させる『オン・ザ・ドット』、デザインをリニューアルした『ジュアルハント』などがあった。
カワダ ゲームブランドサイト
https://www.kawada-toys.com/brand/game/
ジーピー
ジーピーでは定番の『カタン』を中心に、ゲームマーケット2022春でも出展していた『ゲームオブチップス』と、今回の東京おもちゃショーで初公開となった『キングダム BATTLE SHOGI』を展示。
『キングダム BATTLE SHOGI』は将棋をベースにしたジーピーオリジナルタイトルで、カードや駒の方向要素を取り入れた2人専用ゲームとなっている。今後は追加キットを発売して盤面を大きくできたり4人プレイができたりすることも視野に入れているそうだ。発売は8月を予定。
ジーピー公式サイト
http://www.gp-inc.jp/
ハナヤマ
TikTokで動画がバズりまくった『スリルボム』を販売するハナヤマは、大きく目立つブースで出展。
8月発売予定の『スリルタワー』は、昭和40年代に発売されたタイトルを今風にリメイク。1メートル越えのタワーバランスゲームとなっている。
ハナヤマ ボードゲームサイト
https://www.hanayamatoys.co.jp/games/
ビバリー
ビバリーからは、昨年10月に発売されて大ヒット中の『恐竜ボードゲーム ボルケーノ大噴火』と、7月発売予定の『妖怪ボードゲーム』を出展。今年の年末はとくにこの2商品を重点的にプッシュしていくという。
ちなみに今回、会場を見て回って思ったのは、恐竜に関するオモチャがとにかく多かったという点。このことをビバリーの方に聞いてみたところ、今年は映画『ジュラシック・ワールド』の最終作が公開されることもあって、おもちゃ業界では恐竜ブームがきている、とのこと。もちろん「恐竜」は子供(とくに男の子)向けとして定番商品ではあるが、今年はとくに恐竜商品が多くなりそう。
ビバリー公式サイト
https://www.be-en.co.jp/
ホビージャパン
ホビージャパンでは『ディクシット』や『チケット・トゥ・ライド』などの定番タイトルを並べながら新作をいくつか展示していた。
まずは、『甲虫相撲(カブトスモウ)』。コインプッシャーゲームのように円形タイルを押し込み、相手のコマを外に落としていく。
『甲虫相撲(カブトスモウ)』こんな感じで押し出しあいます。甲虫独自の能力も! pic.twitter.com/chQv7vRNBa
— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) June 16, 2022
そしてもうひとつは、おバカゲー(?)として名高い『なげなげブリトー』の日本語版が発表。ドッジボールとカードゲームをミックスした内容で、モノを投げ合うゲームゆえにボードゲームカフェではちょっとプレイしづらいかも?
いずれも価格発売日は未定だが、今後の発表が楽しみな2タイトルだ。
ホビージャパン ボードゲームサイト
https://hobbyjapan.games/
ラベンスバーガー
ボードゲームファンにとってお馴染みのラベンズバーガーが出展。プログラミング的思考を育むことができる『GraviTrax』とともに、ボードゲームも展示。新作として『マインクラフト:ポータル ダッシュ』と『マインクラフト:ヒーローズ』の2タイトルが来春発売として並んでいた。
ラベンスバーガー 公式サイト
https://www.ravensburger.org/jp/start/index.html