「ない株式会社」は7月30日、『京都人狼』を発売した。いわゆる『人狼』タイプのゲームで、誰が「いけずな京都人」かを見破るというもの。拡張ルールで『人狼』でいう「占い師」的な役割の「滋賀人」を入れて遊ぶこともできる。
<以下、プレスリリースを引用>
京都人の「いけず」を見破るボードゲーム「京都人狼」販売開始
いけずに敏感な「滋賀人」を加えた応用編付き
「つまらない」「みっともない」など、あらゆる「ない」からコンテンツの企画・制作を行う「ない株式会社」(所在地:大阪市淀川区、代表:岡シャニカマ)と京都のデザイン会社「株式会社CHAHANG」(所在地:京都市中京区、代表:加納寛)は、7月30日に京都の「いけず文化」をたしなむためのボードゲーム「京都人狼」を京都府の各店舗やECサイトにて販売開始いたします。当商品では「いけず」を言う機会が少ない洛外の方でも、京都人になりきって「いけず」を言ってみることで、その面白さや奥深さを体感していただけます。
当商品は「村人」の中から「人狼」を見破る一般的な人狼ゲームと同様に、「素直な京都人」の中から「いけずな京都人」を見破るというのが基本的な遊び方になります。
京都人狼とは
当商品は「いけず」を遊びながら実践できるボードゲームです。参加者は京都人になりきって1人の「よそさん」を褒めますが、中には褒めているように見せかけて意地悪なことを言っている「いけずな京都人」が紛れています。
京都人は「〜どす」や「おおきに」など「京ことば」で話すことがルールになっているため、すべてが「いけず」に聞こえてしまう不穏な空気の中、よそさんは本心から褒めてくれた「素直な京都人」を探します。
遊び方
意地悪なことを言い合うゲームの特性上、遊んでも仲が悪くならないように「本音カード」というお題を用意しました。いけずな京都人役の人でも「お題を出されている」という前提があることで、プライベートの関係性を気にせず楽しめます。さらに初対面の方でも上手く褒められるよう、よそさんに質問をするパートを設けているのも当商品の特徴です。
また「いけず」の言い方がわからない方のために、X(旧:Twitter)で「いけず」をネタにした投稿が人気の京都系インフルエンサー「みえっぱりな京都人bot」氏が監修・協力した「いけず例一覧」を作成しました。こちらは説明書のQRコードから閲覧でき、A4サイズでのプリントアウトも可能です。
応用編「しがいり」
より高度なゲーム性を楽しみたい方のために「滋賀人」を1人いれる応用編も用意しています。「滋賀人は京都人のいけずに敏感」という設定のもと、滋賀人は京都人1人の役割を事前に確認することができます。
商品情報
商品名:京都人狼
価格:5,000円(税別)
発売日:2024年7月30日
本体サイズ:H38mm×W64mm×D100mm
内容物:「役割カード」いけずな京都人×4枚/素直な京都人×4枚/しが×1枚/「本音カード」×33枚/説明書
推奨人数:4~8人
想定時間:15分
対象年歴:京都在住15年以上
販売店舗
・大西常商店(〒600-8086 京都府京都市下京区本燈籠町23 松原 通 高倉西入)
・京みやげ uramatsu(〒604-8042 京都市中京区新京極通四条上ル中之町548-3)
・嵯峨嵐山文華館(〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11)
・おみやげ街道 JR京都駅中央口店(〒600-8215 京都府京都市下京区東塩小路町)
・セブンイレブンハートインJR京都駅東口改札内(〒600-8212 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町)
・然林房(〒603-8468 京都市北区鷹ヶ峯北鷹峯町40)
・HOTEL MUSO(〒600-8047 京都府京都市下京区石不動之町678)
・料理旅館 吉田山荘(〒606-8314 京都府京都市左京区吉田下大路町59-1)
・京土産自販機「wacocoro」(HOTEL MUSO、四季四季ぽんと、四季四季室町)
販売サイト
・「京都 昌幸堂」オンラインショップ(https://shop.shokodokyoto.com/)
・「吉田山荘」オンラインストア(https://shop.yoshidasanso.com/)
寄付可能なふるさと納税サイト
当商品は京都市の「ふるさと納税返礼品」として採用されているため、以下のサイトから寄付する形でもお買い求めいただけます。寄付金額は15,000円です。
・さとふる
・ふるさとチョイス
・楽天ふるさと納税
・ふるなび
・ANAのふるさと納税
・JRE MALLふるさと納税
製品のデザインにも「いけず文化」を踏襲
聞き手に高度な理解力を求める「変体仮名」で「いけず」のハイコンテクストな性質を表現
パッケージには、平安時代から使われていた「変体仮名」を採用。同じ「カ(ka)」という発音でも11種類の文字を使い分けるこの仮名は、読み手に高度な理解力を求めることから、本音と建前で表現を分ける「いけず」を表現するために最適だと考えました。書手は、書道家の家系を持ち、母の真似をして筆を持つ歴10年、老舗旅館「吉田山荘」女将・中村知古氏です。
京都人の二面性を表すためにカードは「裏面」にこだわった特製合紙
カードは高級紙を2枚貼り合わせた特製の合紙で製造。手札を広げた際に上品さが漂うよう、裏面には箔入りの伝統和紙を使用しています。また、ボードゲームとしては異例の「裏面が全て異なるデザイン」をあえて採用し、読めそうで読めない「いけず」の奥ゆかしさを表現しました。製造は京都で63年の歴史をもつ有限会社修美社が担当し、最高級の品質に仕上げています。