月〜金曜日の朝8時からTBSテレビ系列で生放送のバラエティ番組「ラヴィット!」では、最新のテレビゲームや古典的な伝統ゲーム、オリジナルのリズムゲームなどが遊ばれています。市販のボードゲームや同人ゲームが紹介されることも多いので、ボードゲームファンとしては見逃せない番組なのです。
では、2024年12月第4週に取り上げられたボードゲームを紹介します。
12月24日
トイレを汚したのは誰だ?
トイレを汚すチームと綺麗に使うチームに分かれ、自分のチームの勝利を目指す正体隠匿ゲーム。
全員に役割カードを配り、自分だけで確認して「トイレを汚す輩チーム」と「綺麗好きチーム」のどちらかの担当になります。トイレカードをテーブルから離れた場所に置いて、全員が目を閉じている間に「トイレを汚す輩チーム」は目を開けて仲間を確認したらゲームスタート。スタートプレイヤーがラウンドカードをめくり、書かれている人数だけトイレに行く人と行く順番を選びます。選ばれた人は、離れた場所に置いてあるトイレカードまで順番に移動して、「トイレを汚す輩チーム」ならカードを裏返して汚し、「綺麗好きチーム」なら綺麗か汚れているかを見るだけになります。選ばれた人がトイレを確認したら、トイレカードが綺麗か汚れているかを全員で確認します。これを繰り返して、先に3回汚したら「トイレを汚す輩チーム」の勝ち、先に3回綺麗なら「綺麗好きチーム」の勝ちです。
番組では、「ビリビリイスのスイッチを押したのは誰だ?」と大きくアレンジをして遊んでいました。トイレを汚した人を推理するのではなく、ビリビリイスのスイッチを押した人を推理します。オリジナルとはかけ離れたゲームに仕上がってましたが、オリジナルの方は正体隠匿なのにアクションラウンドがあるのが面白さの妙だと思うので、是非一度はそのままのルールで遊んでみてください。
12月27日
タブーコード
〈タブーコード/2〜8人/12歳〜/10分〉
各々が指定された言動を避ける会話型パーティーゲーム。
全員にカードを1枚ずつ配り、自分だけが見えないようにカードを立てて他の人にはカードの内容が見える状態にしたらゲームスタート。カードにはやってはいけないタブーコードが書いてあって、タブーコードをやった人はゲームから脱落します。最後まで残った人の勝利です。また、途中で自分のタブーコードを予想して正解した場合も勝利となります。
カードには「壁を触る」「腕を組む」「顔を触られる」「30秒笑わない」などの禁止行動が書かれていたり「食べ物の名前」「数字」「乗り物」など言ってはいけない言葉などが書かれています。みんなで喋りながら他の人をタブーコードに導こうとしたり、やりすぎてタブーコードがバレたり…。また、他人にタブーコードを言わせようとして自爆することもよくありますね。疑心暗鬼になりながら会話するのが楽しいゲームです。『タブーコード:レッド』という拡張も作られています。
番組では、食事をしながらタブーコードをやらないようにして食リポをするというルールに変更していました。何もしない人が勝ちやすいゲームなので、出された物を食べるというのは面白いアイデアですね。