月〜金曜日の朝8時からTBSテレビ系列で生放送のバラエティ番組「ラヴィット!」では、最新のテレビゲームや古典的な伝統ゲーム、オリジナルのリズムゲームなどが遊ばれています。市販のボードゲームや同人ゲームが紹介されることも多いので、ボードゲームファンとしては見逃せない番組なのです。
では、2025年3月第2週に取り上げられたボードゲームを紹介します。
3月12日 水曜日
てへ。
〈てへ。/2人〜/6歳〜/5分〉
言われて最も嬉しい褒め言葉を当てるゲーム。
1人が褒められる人、残りの人が褒める人になります。褒める人に、褒め言葉が書かれたカード5枚を配ります。配られたカードの中から褒められる人に当てはまるカードを1枚選んで表向きで出し、砂時計をひっくり返して砂が落ち切るまで褒められる人を褒めます。全員順に褒め終わったら、褒められる人が一番嬉しかったのがどのカードだったかを予想し、全員同時にカードを指差します。褒められる人が正解を発表して、当たった人はカード1枚を獲得します。全員が褒められる人をやって、獲得したカード枚数が多い人の勝ちです。
とにかく人を褒めるゆる〜いパーティーゲーム。面と向かって人を褒めるのは恥ずかしいものですが、ルールに乗っかれば照れもなくなって人を褒めることが可能になります。褒められた人は当然気持ち良くて、褒めてる方も気持ち良くなって、みんな仲良しになれるゲームです。カードは100種類あり、配られたカードによって相手の良いところに気付いたりします。
番組では、配られたカードの中から使えないカードを捨てて新たなカードと交換してもOKという特別ルールを加えていて、褒められる人には合わない褒め言葉を捨てることで笑いが生まれていました。
ジェンガ
〈ジェンガ/1〜8人/6歳〜/20分〉
積み上げた直方体の木製ブロックを崩さずに抜き取るバランスゲーム。
女性ゲームデザイナーのレスリー・スコットが考案し、1983年に発売されたバランスゲームの代名詞的な名作です。ゲームタイトルは、スワヒリ語の「組み立てる」という意味の単語から付けられました。54本の細長い木製ブロックを一段3本で綺麗に積み上げてからゲームスタートです。順番にブロックを1本引き抜いて、最上部に乗せます。これを繰り返してブロックを崩した人が負けです。崩れる瞬間は思わず「わー」と声が出てしまう大盛り上がり必至のパーティーゲームになっています。
番組では、バスケットボールをドリブルしながら崩さないようにジェンガを遊んでいました。
3月14日 金曜日
はぁって言うゲーム
〈はぁって言うゲーム/3〜8人/15分〉
指定されたセリフをどの状況で言ったのかを当てるコミュニケーションゲーム。
セリフと8つのシチュエーションが書かれたお題カードを1枚選んで、全員で内容を確認します。次にA〜Hが書かれたアクトカードを全員にウラ向きで配り、他の人には見せずに自分だけでアクトカードを確認します。スタートプレイヤーから順番に、アクトカードで指定されたシチュエーションでセリフを発します。全員がセリフを言い終えたところで、誰がどのシチュエーションでセリフを言ったのかを投票します。当たった人は1点獲得で、当ててもらった人は正解者の数だけ点数が貰えます。最終的に得点の高い人が勝ちです。
番組では、漫才コンビダイアンの津田篤宏さんのギャグである「ゴイゴイスー」をどのシチュエーションで言ったのかを推測する『ゴイゴイスー!って言うゲーム』として、アレンジしたゲームで遊んでいました。