【新作プレイレポート】ジーピー『HITSTER』~「これ、何て曲だっけ!?」実際に曲を聞いて時系列順に並べる! 記憶の扉が開きまくる超エモいゲームをプレイしてみた!!

ジーピーから11月14日に発売された『HITSTER』は、スマホアプリと連動して実際に曲を聞いて楽しむゲームです。すでに世界で累計300万個越えの販売を記録している人気作で、日本語版は音楽配信サービス“Spotify(スポティファイ)”の協力で日本国内でヒットした300曲を超える楽曲を収録。ジャンルは歌謡曲、演歌、J-POPやロック、ニューミュージック、海外曲など多岐に渡り、年代も古くは1940年代から、令和の最新ナンバーまでさまざま。各年を代表するヒット曲をピックアップしているため、どれも聞き覚えがある、誰もが耳に覚えがある曲ばかりです。

ゲームの基本ルールは、聞いた曲のカードをリリース年順に並べていくというシンプルなもの。ただこれだけなのですが、概要を聞いただけでも「面白そう!」と興味をそそられた人も多いのではないでしょうか。初回出荷分はすでに予約だけでほぼ完売しているとのことで、新定番のパーティゲームになる気配をひしひしと感じます……!

今回は、ジーピー様の協力を得て『HITSTER』をプレイすることができたので、そのプレイレポートをお届けしましょう(※リプレイに使用したゲームはサンプル品です。製品版とは異なる部分があることにご注意ください)。

スマホで曲を聴いてリリース年順に並べる!

まず、スマホに専用アプリをダウンロードして起動。DJ役のプレイヤーは、ミュージックカードの裏側にあるQRコードをスマホに読み込み、スマホを伏せて置きます。すると、約30秒間ほど曲のサビの部分が再生されます(Spotify Premium会員であれば、フルトラック再生も選択可能)。

DJ役の左隣のプレイヤーが回答者になります。回答者は、その曲が何年にリリースされたか予想し、カードを裏向きのまま自分の前に並べます。このとき、すでにミュージックカードが並んでいる場合は、年代順になるように予想しなければなりません。

置いた位置の年代が正しければミュージックカードを獲得します。間違っていた場合はカードを捨て札にします。先に10曲ぶんのミュージックカードを並べた“タイムライン”を作った人が勝利です。

ゲームは個人戦、チーム対戦、そして協力型の3種で楽しむことができます。個人戦とチーム戦は、先に10曲ぶんのカードを並べてタイムラインを作ることができた人、もしくはチームが勝利。協力型は全員で答えを出し合い、間違いを少なく抑えながら10曲ぶんのカードを並べることができれば成功です。

選択ルールとして、さまざまな効果を持つトークンをゲームに加えることもできます。トークンは回答時に“アーティスト名”と“曲名”を答え、どちらも正しかった場合に1枚獲得。最大5枚まで所持でき、以下の使い方ができます。

【トークンの効果】

1.スキップ:トークン1枚を消費し、知らない曲を飛ばす(自分の手番中のみ)。
2. 奪う!:トークン1枚消費。手番プレイヤーの答えが間違っていると思ったときに、「HITSTER!」と宣言して正しい位置を指摘する。的中すればそのカードをもらって自分のタイムラインに加える。
3.ゲット!:トークン3枚を消費し、山札のカードを1枚獲得して自分のタイムラインに加える(予想しなくて良い)。

また、ゲームが簡単と感じるようであれば、難度を上げた上級ルールも用意されていますよ。

【上級ルール】

・プロルール:曲名+アーティスト名を正確に答える
・エキスパートルール:さらに発売年も答える

実際にプレイ! 思い出の曲を聴いて記憶の扉が開く……。

では、実際にプレイしてみましょう! 参加プレイヤーは2名、基本ルールの対戦で遊んでみます。まずは1枚ずつ、ミュージックカードを取って自分の前に並べます(※写真では便宜上、ふたりのカードを同じ向きで並べます)

続いてプレイヤーAの2曲目。ここからスマホアプリを使用します。山札のいちばん上のミュージックカード裏面にあるQRコードをスマホで読み込み、スマホを伏せて置くとミュージックスタート!

本作に収録されているのは、多くの人が知る大ヒット曲ばかり。ちょうどサビの部分から曲の再生が始まるので、知っている曲ならすぐに分かります。プレイヤーAはすぐに「スキマスイッチだ!」とピンと来た様子。年代についても「学生のときコンビニでバイトしてて、そのとき有線でよく聴いてたから、2005年ぐらい?」と自信を持って1曲目より後ろの位置に配置しました。カードを表にすると、大正解! 2枚目のカードを獲得します。

プレイヤーBの2曲目。QRコードを読んでスマホを伏せ、再生が始まった瞬間にふたりともニヤリ。あまりにも有名な曲だったので、つい笑ってしまったのです。プレイヤーBは「およげたいやきくん」と言ってカードを1曲目の前に配置。正解です。これは(我々の世代にとっては)サービス問題でしたね。

お互いプレイを進めていき、5曲目までノーミス。6曲目を聴いたプレイヤーAの眉間にシワが。「いきものがかりの『ありがとう』。曲は分かるんだけど、年代はいつごろだろう? 自分の仕事が忙しくて、記憶があいまいな時期の曲だな……」と悩んでいる様子。迷っているようでしたが、2005年と2009年のあいだと予想します。しかし判定は……ミス!

プレイヤーBの6曲目。曲名はすぐに「マツケンサンバだ!」と分かったのですが、年代がはっきりしません。勘を頼りに1994年と2001年のあいだと予想したものの、残念、こちらも不正解でした。

タイムラインのミュージックカードが増えてくると、それだけ年代の幅が狭くなり、予想が難しくなってきます。記憶があいまいだったりすると、どうしても間違いが増えてくるのです(選択ルールのトークンを使っているなら、知らなかったり、いまいち記憶が不確かだったりする曲はスキップしても良いでしょう)。

以後もプレイを続けます。お互い2ミスずつしながらも、ともに9枚正解までこぎつけましたが、プレイヤーAが10枚目を失敗。続くプレイヤーBが次の曲を聞くと、思わず腕組みして「ドラマの曲なのは分かってるんだけど、タイトル出てこない」と悩んでいる様子。「ドラマは家政婦のやつ。自分が大学生のときにやってた。当時友達がよくカラオケで歌ってて、あれは大学3年でお酒飲めるようになったころだから……」となんとか記憶を呼び覚まし、だいたい2010年ぐらいと予想します。カードを裏返すと……。

正解でした! これで10枚のタイムラインが完成、プレイヤーBの勝利となりました。

ふたりのプレイヤーは、これまで聞いてきた音楽と、リリース当時の出来事を結び付けて年代を予想していました。記憶の扉をこじあけると同時に、いろいろな思い出がよみがえる。ふたりとも、ただゲームをプレイしただけでなく、とても“エモい”体験をしたと感じたそうです。

音楽は、いつでも、どこでも、誰の身近にでもあるもの。そして、自分が聞いてきた楽曲はこれまで経験したことと結びついて記憶に残っています。『HITSTER』は、曲の年代当てゲームであると同時に、自分の過去の記憶を呼び覚まし、ついつい思い出を語りたくなってしまう──そんなコミュニケーションツールでもあるのです。

収録されている曲の年代が幅広いので、さまざまな世代で楽しむことができるのも良いところ。同じ時代を共有してきた同年代で遊べば共通の話題で大盛り上がりでしょうし、協力ルールで遊べば親子2世代、3世代でプレイして各々が強い年代の曲を答えることができる。幅広い世代の人が、参加人数を問わずに楽しめるのです。

『HITSTER』日本語版を発売したジーピーは、「普段からボードゲームをプレイしている皆さんはもちろんですが、そうでない層の方々にも遊んでもらいたいですし、絶対に楽しんでもらえると思っています」とのこと。

皆さんもぜひ『HITSTER』をプレイして記憶の扉を開き、エモーショナルな体験をしてみてください!


なお、2025年11月22日~23日に幕張メッセで開催されるゲームマーケット2025秋のジーピーブース(エリア23)では、『HITSTER』限定ノベルティとしてトートバッグを先着1500個無料配布予定。また、ミュージックカード10枚の試遊セットの配布も行われます。

さらに『HITSTER』本体と専用ポーチのセットを先着150名限定で販売予定とのことです(予価4,000円)。一般販売については初回出荷分は完売ということで、しばらくは入手難が予想されるため、欲しいという人はぜひこの機会にゲットしてほしいと思います。