シチズンTICは、対局時計「ザ・名人戦」を2022年12月1日に再販します。値段はオープン価格。将棋などの持ち時間がある対戦ゲームで、交互にボタンを押すことで残り時間を表示するアレです。
「ザ・名人戦」は新型コロナウイルスの影響で部品供給の遅れにより2020年5月に販売を中止していた商品。シチズンTICのサイトによると、
若手棋士の活躍で囲碁・将棋の関心が高まっており、多くの将棋・囲碁ファンから「将棋ブームの最中、とても人気商品なのでぜひとも購入したい」「子供がプロ棋士を目指し、日々将棋に取り組んでおりぜひ購入したい」といった再販の要望をいただき、供給体制を整えて再販を決定しました
とのこと。多くの人が2年半待ち望んだ時計なのです。
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— 日本棋院【公式】 (@Nihonkiin_pr) November 25, 2022
基本的には前機種と同じですが、単なる再販ではなくいろいろと進化しているようです。
様々なボードゲームのルールに対応
将棋、囲碁、連珠、チェス、象棋（シャンチー）、リバーシに対応しています。
7種類の競技モードを搭載
従来の切れ負け/秒読み1回、秒読み複数回、フィッシャー、カナダ式、シャンチー国際だけではなく、新たにテレビのトーナメント戦を体験可能な考慮時間モードとチェス国際モードが追加になりました。
従来比25％の小型化
液晶画面の大きさはそのままで全体が前機種の約80％の大きさになり、手に馴染む形状でボタン操作がやりやすくなりました。軽くなったので持ち運びにも便利。
音声による読み上げ機能
秒読みは日本語、英語、ブザー音の3種類。音の大きさは3段階と無音が選べます。
手数確認が可能に
対局の手数と経過時間が確認できるようになりました。
設定したルールを記憶
電源を切っても最後のルールを記憶しているので、設定を変えなければいつでもすぐに同じルールでプレイ可能となっています。
中断中の修正が可能に
中断中に分単位の修正が可能になったので、ペナルティ対応や時間調整ができます。
将棋界はもちろん、時間を計る対戦ボードゲームに欠かせない対局時計が遂に再販です。対局時計がひとつあるだけでゲームの真剣さが違ってきますからね。
