【ジェリスト池袋店 上半期ランキング】売り上げ第1位は無言の意思疎通が重要な2人用協力ゲーム! その他の上位タイトルは2人用&パーティーゲームが独占!

ボードゲームショップ「JELLY JELLY STORE 池袋店」は2023年7月9日、2023年上半期販売数ランキング(1月~6月)をTwitterにて発表した。

JELLY JELLY STORE 池袋店 週間販売数ランキング(2023年上半期)

1位:トゥールームス(JELLY JELLY GAMES)
2位:音速飯店(すごろくや
3位:はらぺこバハムート(JELLY JELLY GAMES)
4位:犯人は踊る(すごろくや)
5位:ito(アークライト)
6位:ito レインボー(アークライト)
7位:そういうお前はどうなんだ?(グループSNE)
8位:かさねっこ(JELLY JELLY GAMES)
9位:SCOUT(オインクゲームズ)
10位:ドロッセルマイヤーさんのさんぽ神(ドロッセルマイヤーズ)

半年間の売り上げ第1位は『トゥールームス』(JELLY JELLY GAMES)。2人用の協力ゲームで、相手のプレイ中は目を閉じるため、何をしているか分からない。相手の動きを予想し、理解することが勝利へのカギとなる。独特のプレイ感と何度でも遊びたくなるリプレイ性が人気を集め、ランキングの常連となった。

第2位はアクションパーティーゲーム『音速飯店』(すごろくや)。中華料理の商品名になるように、早い者勝ちでカードを出していくスピード型。インストほぼ不要の単純明快なルールで、誰でもすぐに楽しめる。昨年秋の発売から人気で、半年が経過した現在も売れ続け、定番パーティーゲームの仲間入りを果たしている。

第3位に入ったのは対戦型の2人用カードゲーム『はらぺこバハムート』(JELLY JELLY GAMES)。安価な小箱ゲームながらもしっかりとしたゲーム性があり、かわいいイラストも人気。23年上半期は『トゥールームス』とともにランキング上位に何度も顔を出し、2人用ゲームの人気の高さを印象づけた。

第4位には『犯人は踊る』(すごろくや)がランクイン。正体隠匿系ながらも、自分のカードが次々と入れ替わっていき、混乱がなんとも楽しいカードゲームだ。1プレイにかかる時間が短く、最大8人まで楽しめることからパーティーゲームとして長らく支持を集めている。

第5位はイラストレーター・ゲームデザイナーの326氏の手になるパーティーゲームの定番『ito』(アークライト)。根強い人気を誇るタイトルで、テレビや動画などでも取り上げられることが多く、知名度が高い。第6位にはその新作『ito レインボー』(アークライト)もランクインしている。

第7位以降は、多人数で遊べるパーティーゲームが目立つが、特に注目したいのが第10位の『ドロッセルマイヤーさんのさんぽ神』(ドロッセルマイヤーズ)。与えられたお題に沿った内容に従い実際に散歩をしていくという2020年5月に発売されたゲームで、人気VTuberが動画で取り上げたことから人気が急沸騰。6月に入ってからの1カ月間だけでこの順位に入ってきた。

ランキング全体を見ると、2人用ゲームと多人数でプレイするパーティーゲームに人気が集まった。『トゥールームス』や『はらぺこバハムート』、『音速飯店』、『ito』といったゲームをはじめ、トップ10内のゲームはランキングの上位にたびたび登場してきており、下半期も人気を維持することが予想される。ここに割って入ってくるタイトルが何なのか、注目していきたい。

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