月〜金の朝8時からTBSテレビで放送中のバラエティ番組「ラヴィット!」では、様々なテレビゲームやオリジナルゲームが遊ばれています。普通に市販されているボードゲームが紹介されることも多いので、ボードゲームファンとしては見逃せない番組なのです。
では、番組内で遊ばれたゲームの中から2024年2月第4週に取り上げられたボードゲームを紹介します。
2月19日 月曜日
ことば落とし
〈ことば落とし/2〜8人/8歳〜/5分〉
指定された言葉を紛れ込ませてお喋りするコミュニケーションゲーム。
1人が親プレイヤーになり、3分の間に指定のワードを言うのがゲームの目的。他の人は、指定のワードが何なのかを当てるのが目的です。親プレイヤーはワードカードをめくって、指定のワードを自分だけ確認します。次に砂時計をひっくり返し、全員でお喋りをします。親プレイヤーは、他の人に気付かれないように自然な流れで指定のワードを口にします。3分経って砂時計の砂が落ちきったら、親プレイヤーに指定のワードを言えたのかを確認します。もし言えなかったら、この時点で親プレイヤーの負けです。指定のワードを言えた場合は、全員で指定のワードを1つずつ予想して当たれば親プレイヤーの負け、全員ハズレなら親プレイヤーの勝ちです。
シンプルな会話型のゲームですが、親プレイヤーが不自然な方向に話を展開したり、唐突に指定のワードを言い出したり、ガチガチに緊張して指定のワードが変な言い方になったり、いろんな面白さがあるパーティーゲームです。自分で話を進めてる時に指定のワードを言うよりも、「まさに◯◯だ」「◯◯とかもあるよね」「◯◯じゃないんだから」と聞き手になった時にしれっと指定のワードを言うとバレにくい気がします。
公式ルールでは、指定のワードを親プレイヤーに言わせるサポート役と親プレイヤーの2人がチームになってゲームを進めることになっています。喋るテーマが書かれたテーマカードを使った方が喋りやすいですが、こちらは追加のヴァリアントルールです。
2月23日 金曜日
我流功夫極めロード〜王道の章〜
〈我流功夫極めロード〜王道の章〜/3〜5人/7歳〜/10分〉
漢字カードを並べてカッコいい必殺技を作る大喜利ゲーム。
全員が漢字カード3枚を持ってゲームスタート。カード交換を2度行ったら、漢字カードを出来るだけカッコいい必殺技になるように並べて読み上げます。全員が必殺技を発表したら、誰が最もカッコいいか投票します。投票された数×使った漢字カード枚数が得点になります。最終的な得点を競います。
勝ち負けよりも楽しさ重視のパーティーゲームです。大喜利ゲームは出来るだけ面白い答えを出すというのがゲームの根幹となりますが、このゲームの正解はカッコ良さ。とにかくカッコいい必殺技こそ勝利。言葉のセンスも問われますが、必殺技の読み上げ方もポイントになります。他の大喜利ゲームとはちょっと種類が違うものですね。
TBSテレビ「ラヴィット!」の2024年2月第3週に遊ばれたボードゲーム『リングトスゲーム』『ゼッタイギオンカン』を紹介