スモール出版は2024年2月25日、東京・高田馬場BSホールにて「中古ボードゲーム蚤の市」を開催した。個人や企業問わず、様々な出展者が中古ボードゲームを出品・販売するボードゲームのガレージセールで、当日は雨が降っていたにも関わらず開場前から80人ほどの行列ができるほどの大盛況。
高田馬場BSホールは、オールスタンディングなら180人程度入るイベントスペース。開場から1~2時間はずっと混雑している状態が続き、机に積まれたボードゲームがみるみる売れていく様は初期のゲームマーケットっぽい雰囲気すらあった。
大阪に移動する前に少し時間があったので高田馬場で開催されていた「中古ボードゲーム蚤の市」をちょっと覗く。人ぎっしりで、まともに歩けないほどの盛況でした。
出張中でそんなにデカい箱を買うわけにもいかず、本2冊とカードゲーム1つだけ買って会場を後に。 pic.twitter.com/qKGeX3td85— 石川淳一(エレメンツ) (@ele_jun) February 25, 2024
開場から1時間ほど経過したところで、出展していた企業の方に少し話を聞いたところ、「猛者がたくさん来ましたね」とのことで、中古ボードゲーム販売イベントの開催を欲していたユーザーが多かったように感じた。ネットのオークションサイトやフリマサイト等では手に入りにくく、その場で即入手できるという利点はやはり大きい。ここ数年のゲームマーケットではまた違う、噂の名作やまだ見ぬレアなボードゲームを求めて、まさに猛者たちが集うイベントとなったようだ。
おはようございます。本日は高田馬場(BSホール)にて中古ボードゲーム蚤の市に参加しております。オンラインショップでお出しできなかったダメージ品をメインに取り揃えております。
どうぞ雨☂️の中ではありますが、足元にお気をつけてお越しくださいませ。
11:30開場になります。 pic.twitter.com/KFenp48l5l
— ホヌゲームズ (@Honu_Games) February 25, 2024
ステージイベントとして、13時と15時30分の2回に分けて、ドロッセルマイヤーズの渡辺範明氏司会のもと、中古ボードゲーム トレード会(物々交換会)が実施。「このボードゲームとアナタのボードゲームを交換してください!」というもので、想定以上に多くの方が参加してさまざまなボードゲームが交換されていった。このトレード会に参加した方の中には「大箱を減らしたい」という方も多く、ボードゲームの価値に関係なく「お互いほしいと思ったもの」を交換するという催しになっていた。
第一回『中古ボードゲーム蚤の市』、雨でも大盛況でした!!
ドロッセルマイヤーズは珍企画「ゲーム詰め放題」にわりと戸惑われつつも、開始1時間で完売!
最後の3袋は福袋形式にしました。ステージの「中古ゲーム交換会」もお見合いイベント的な面白さがあったな〜
これは第二回もあるのでは!? pic.twitter.com/LbVM90pZIk
— ドロッセルマイヤーズ (@Drosselmeyers_) February 25, 2024
本日の中古ボードゲーム蚤の市にて、アレックス・ランドルフの超絶コレクターである先世見@Sakiyomi0920さんのご厚意で、シド・サクソンの超マイナー作(右のパズル)をお譲りいただきました。感謝しかありません。(交換というテイでしたが、釣り合わなすぎて実質タダで頂いたようなものです…) pic.twitter.com/2FyGwwCI5j
— kkd (@telefone529) February 25, 2024
ここまで盛り上がった中古ボードゲーム蚤の市、「第1回」と銘打っている以上、2回・3回と続いていくはず。レアものを見つけたい・出会いたい人は次回以降ぜひ参加してみてほしい。