雨をテーマにしたボードゲームの共通点

梅雨入り。これから雨続きの日々ですよ。雨降りは嫌いな人が多いですよね。ちょっと高価な傘やカッパを買うと雨が待ち遠しくなる、なんて話も聞きますが。

 

雨の日は外に出ないでボードゲームで遊ぶのが一番。というか訳で、雨をテーマにしたボードゲームがどれくらいあるのか調べてみました。

 

まずは「ブクブク」

南の島に嵐が近付いてきて高潮で沈没しないよう手札を上手く出していくカードゲーム。2001年ドイツ年間ゲーム大賞のノミネート作品です。

全員でせーので手札を出して、2番目に大きい数字を出した人が失点を食らってしまうルール。カードを出す度に「わー!」「あ〜あ」と思わず声が出る名作です。

ゲームをやってる時に雨が降ってる感じはしないけど、もし外で大雨が降ってたとしてもゲームの中は大嵐ですからね。実際の天候が大した事ない気になれます。

 

次は「メンバーズオンリー」

会員制クラブに入会する為5つの賭け事に挑戦するというクニツィアの超名作。

用意されてる5つの賭けというのが「貴族のゴシップ記事は今月何度載るか」「首相が何回紅茶をこぼすか」といったもので、その中の1つが「ロンドンの街に今月何回雨が降るか」なんですね。これは雨ゲームでいいでしょ。

他人の賭け方でなんとなく手持ちのカードが予想出来て、あちらに賭ければこちらに賭けれずという苦しいジレンマがある、地味ながら良く出来たギャンブルゲーム。まるで秘密クラブで大金を掛けたギャンブルに参加してるかのようなヒリヒリ感。

 

次は「ナイアガラ」

カヌーで川下りをしながら宝石を集めるゲーム。2005年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作です。

透明の丸いタイルによって川の流れが再現されていたり、箱がまるごとボードになっていたり、とにかくギミックと見た目だけで充分に楽しい。そして、天気が悪化して雨が降ってくると川の流れが激しくなって滝つぼへとカヌーが沈みます。自分は滝つぼに落ちないように、そして他人を落とすように上手く天気を操作するのが楽しいんですよね。これは雨がキモとなるゲームですね。

 

こうして調べてみると、雨が関係するボードゲームって名作だらけですね。雨も嫌なことばかりじゃないって事ですよ。しとしと雨が降るこの季節、雨の中で雨のゲームでもやってみましょう。