月〜金曜日の朝8時からTBSテレビ系列で生放送のバラエティ番組「ラヴィット!」では、最新のテレビゲームや古典的な伝統ゲーム、オリジナルのリズムゲームなどが遊ばれています。市販のボードゲームや同人ゲームが紹介されることも多いので、ボードゲームファンとしては見逃せない番組なのです。
では、2025年1月第5週に取り上げられたボードゲームを紹介します。
1月27日 月曜日
ツイスター
〈ツイスター/2〜4人/6歳〜/10分〉
指定された体の部位を指定されたマスに置くアクションバランスゲーム。
大きなシートを広げ、ルーレットを回して止まった所に書かれた指示に従い体を動かします。指示は両手足を何色のマスに置くかという内容になっています。これを繰り返して、手のひら・足裏以外の体の一部が床についたら負けという体幹の良さや柔軟性を競うバランスゲームです。実際に他のプレイヤーとの体の接触が伴うので、結構アダルトなゲームになります。
ツイスターは、1966年にアメリカの(人生ゲームなどで知られる)ミルトン・ブラッドリー社から発売された半世紀以上の歴史があるボードゲームです。日本では1967年に任天堂から輸入販売されました。その後はトミー、タカラトミーと販売元がコロコロ変わっていましたが、2025年現在はハズブロジャパンが取り扱っています。
番組では、低周波治療器を装着してカミナリが描かれたマスに触れるとビリビリと低周波治療器が発動するというルールで遊んでいました。
ダイイングメッセージ
〈ダイイングメッセージ/2〜8人/12歳〜/20分〉
殺された人が残したダイイングメッセージをヒントに真犯人を見つける推理ゲーム。
1人が被害者役になり、残りの人は探偵役になります。6人の容疑者タイルを並べ、犯人を決めたらゲームスタート。探偵役は目を閉じて、被害者役は1分以内にメッセージカード15枚をテーブルに並べて、犯人が誰なのかを表すダイイングメッセージを作ります。1分経ったら探偵は目を開けて、全員でダイイングメッセージについて話し合って犯人を特定する協力ゲームです。他に対決ルールや早死にルールもあります。
ダイイングメッセージで犯人の特徴を伝えるという、無言のコミュニケーションゲームです。メッセージカードは抽象的な図形などが描かれた100種類ものカードがあるので、表現のパターンは無限。番組では、容疑者タイルの代わりに出演者を並べて、実在の人を容疑者として遊んでいました。タレントのイメージや情報があるからこそ可能な遊び方でしたが、かなり親しい人たち同士なら同じようなスタイルで遊べそうですね。