今年も面白いゲームばかり!! アークライト・ゲーム賞2026の最優秀賞は『ドミドミバーガー』が受賞!

アークライト・ゲーム賞2026が発表されました。

アークライト・ゲーム賞とは、その年にゲームマーケットなどで発表された同人ゲームの中から、ゲームメーカーのアークライトが商品化したいというゲームを選出する賞です。2020年から毎年発表されて、選ばれたほとんどがアークライトからリメイクされて発売されています。同人ゲームは作られた数が少ないのもあって、凄い面白くても遊び逃してることがあるんですよね。こうしてピックアップしてくれるのはありがたい。

では今年受賞した14作品を紹介します。

ドミドミバーガー

〈ドミドミバーガー/2〜4人/6歳〜/15分〉

今回の最優秀賞です。

具材が6つ描かれたカード3枚を高額になるように並べてハンバーガーのセットを作り、お金を稼ぐパズルゲームです。徐々に成長していくデッキ構築の要素、店舗がレベルアップしていく成長要素もあって繰り返し遊びたくなる作りになってます。拡大再生産の楽しさがギュッと詰まった作品です。「三ツ星まかろん」というサークルから発表されたカードゲームで、デザイナーはyuyaさんになります。

32LDK

〈32LDK/3〜6人/7歳〜/15分〉

以下、3作品が優秀賞。

ゲーム終了時に手札をなくすハンドマネージメント。カードは1〜32までで、直前に出された数字より大きい数を出すのが目的。小さい数を出したら貯まったカードを引き取るだけ。緊張感のあるゲームが楽しめます。「ロクジゾー」というサークルから発表されたカードゲームで、デザイナーもロクジゾーさんです。

STORM IN A TEACUP

〈STORM IN A TEACUP/3〜5人/10歳〜/30分〉

いち早く手札をなくす大富豪系のカードゲーム。カードは細長く、数字も書いてなくて、ティー・レモン・ミルクの3種類しかないのが特徴。隣あったカードをレモンティー、ミルクティーとして出します。手札を入れ替えられないという縛りはありますが、これだけで悩ましいゲームに仕上がってるのが見事。「ごみ国際」というサークルから発表されたカードゲームで、デザイナーはきゃしさんです。

ピタッコカルタ

ピタッコカルタ/2〜8/8歳〜/5分〉

ひらがなタイルを広げ、お題に合った言葉を1文字ずつ抑える協力ゲーム。相談や合図は禁止で、作ろうとしてる言葉を想像するのが力を合わせている感覚になります。あまりボードゲームをやらない人に向けた定番ゲームになりそう。「イブインク」というサークルから発表されたゲームで、デザイナーもイブインクさんです。

オバケなんです

〈オバケなんです/3〜7人/6歳〜/20分〉

以下、10作品は佳作。

スマホカメラを使った正体隠匿ゲーム。人間とオバケに分かれて、オバケだけが違うテーマに沿った顔で集合写真を撮り、写真を見てオバケを当てるという内容。正体隠匿はいろんなタイプのゲームがありますが、まだ新しいアイデアが出て来るとは。ゲーム後も思い出として写真が残るのもいいですね。

ぎりぎりラビリンス

〈ぎりぎりラビリンス/2〜5人/10歳〜/15分〉

敵を倒してコインを稼ぎ、迷宮から脱出するチキンレース。自分の手番では手札から最小のカードを出すか、迷宮から脱出するだけ。これだけなのに、迷宮探索をしてるような体験が出来て、他人のカードをひいて出すことも出来るのでドキドキする読み合いも楽しめます。

クイズ!ブブンカツスイッチ

〈クイズ!ブブンブンカツスイッチ/3〜8人/10歳〜/15分〉

1人が出題者になって、残りの人でクイズに答えるクイズゲーム。問題文が4つに分割してあって、その4つに対応したボタンを押したら対応した問題文を出題者に読み上げてもらい、頭の中で問題文を組み替えて正解を答えます。YouTubeやテレビで広く遊ばれる未来が見えますね。「トキキル」というサークルから「Q.●▲★■」のタイトルでリメイクされてます。

GROUND SOFT

〈GROUND SOFT/2〜3人/9歳〜〉

進みたい数を選んで進むすごろくゲーム。全員同時に進みたい数のカードを出して、最大数を出せば自分のコマを進めることが出来ます。さらにコマが止まったマスの効果が明らかになり、コマごとに特殊能力を発動するので、派手。気にするところの多い、ゲームが進むにつれ駆け引きが複雑になっていくすごろくです。

CRYPTID SPOT

〈CRYPTID SPOT/3〜5人/6歳〜/20分〉

未確認生物のアイコンをたくさん集めるバッティングゲーム。未確認生物が潜んでいる4ヶ所から1つを選んで、全員同時に出します。誰とも被らなければ未確認生物がもらえて、被ったらアイコンの価値を上げ下げ出来ます。1人だけバッティングすれば得点獲得になる目的が違う人が混じっているという正体隠匿要素もあって、ゲームバランスがいいです。

ちょろぎ

〈ちょろぎ/3〜5人/12歳〜/25分〉

配られた手札をいち早くなくす大富豪をベースにしたゴーアウトゲーム。パスをしたらカードを1枚捨てることが出来るけど、パスで手札が無くなったら脱落。捨て札置き場からカードを貰ってより強いカードを出すことが出来たり、1枚で2枚扱いのダブルカードや枚数は多いけど最弱のちょろぎカードもあって、ゲームにアクセントを加えてあるのも見事。古いドイツゲームみたいな雰囲気のある、定番になりうるゴーアウトです。

ぬすっとキャット

ぬすっとキャット/3〜6人/6歳〜/15分〉

宝石を集めるバッティングゲーム。カードに書かれた数だけ中央に宝石を置いて、そこから奪いたい数のカードをウラ向きで出して親から順番に表向きにします。カードに書かれた数だけ宝石を取って、もし足りなければその数だけマイナスとなる石ころを貰います。前の人と同じ数なら今回取った宝石を全て奪います。シンプルで誰でも楽しめるバッティングゲームです。イブインクは2つ目の選出になります。

ハッタリ配送センター

〈ハッタリ配送センター/2〜4人/10歳〜/15分〉

荷物をたくさん集めて得点を稼ぐブラフゲーム。荷物には偽物があって、規定枚数の偽物がトラックに乗ってると全て没収になります。自分の手番では山札から自分だけが荷物カードを見て、トラックにウラ向きで荷物カードを乗せます。もしくは荷物カードが乗ったトラックを選んで荷物カードを全て表向きにします。偽物が規定枚数乗ってなければ荷物カード獲得です。名作『コロレット』にブラフ要素が加えられたようなゲーム性です。

ヒントボム

〈ヒントボム/2~6人/6歳〜/20分〉

出題者と回答者に分かれてクイズを出すワードゲーム。出題者は最大4つまでのヒントを出して、回答者は全員同時に答えます。1人だけハズレれば出題者の得点です。全員不正解か全員正解なら回答者の得点になるので、1人だけ分からないくらいのあいまいなヒントを出すのが楽しいですね。ありそうで無かったゲーム感。また、答えの文字数だけは分かっているので少ないヒントでも正解しやすいのもポイント。

ボルドーの丘

〈ボルドーの丘/1〜5人/12歳〜/30分〉

五角形のタイルを置いて自分の丘を広げて得点を稼ぐタイル配置ゲーム。タイルによって頂点の角度が違うので、組み合わせに頭を悩ませることになります。また「あれ?これ置けない」なんてことも。タイルの頂点を隙間なく埋めると得点となるワインカードが貰えます。1人で遊んでも楽しい、人を選ばないパズルゲームです。


2026年を代表するような同人ゲームの数々。遊んでない物や知らないゲームもあったのではないでしょうか。この中のいくつが商品化されるかは分かりませんが、遊ぶ機会があったら是非!