9/5 Asmodee Digital社は、PC向けゲームプラットフォームSteam上にて『SCYTHE -大鎌戦役-』デジタル版を正式リリースしました。
CPUとの対戦はもちろん、ネット対戦もすることができます。正式リリースでは、日本語対応の他MacOSのサポートも追加されています。価格は2,050円。
The Factory never looked so close, Scythe has now left Early Access and the official release has now arrived on @Steam_Games! https://t.co/k3awk9nxWd
Which faction do you want to play first? pic.twitter.com/1DiBI7GQX4— Asmodee Digital (@AsmodeeDigital) 2018年9月5日
『SCYTHE -大鎌戦役-』について
1920年代の架空のヨーロッパが舞台の4Xゲームです。各国のリーダーとなり、自国の影響力を拡大することを目指します。
リーダーやメックとよばれるメカの立体フィギュアが特徴的で、ボードゲーム版は各ボードゲームショップで品切れが相次ぐ人気作です。
デジタル版では、特徴的な立体フィギュアも精密に表現されており本物の盤面に非常に近いクオリティとなっています。
数年前に勃発した第一次世界大戦の灰が未だに降り注ぐ1920年代の架空のヨーロッパでは、戦争が新局面に突入しています。
最初の戦闘ではメックと呼ばれる驚異的な兵器が登場しました。雪に覆われたヨーロッパの大地を徘徊する重装甲の機械兵器メックを供給したのは、その門を閉ざし、周辺諸国の注目を集めている資本主義都市国家「ファクトリー」。
ザクセン帝国、クリミア汗国、ロスヴィエト連邦、ポラニア共和国、ノルディック王国の5つの勢力いずれかの英雄となり、暗黒の時代に資源獲得や領土の拡大などを通して影響力のある派閥にすることを目指しましょう。
自勢力を勝利に導くためには、領地の探索・支配、徴兵、労働者の雇用、資源の生産、建造物の建設、強力なメックの配備などを行う必要があります。過去にタイムスリップして、機械兵器とテクノロジーがふんだんに登場する架空の歴史を追体験しましょう。
ひとつひとつの決定には責任が伴います。Scytheでは、勝利は協力し合って勝ち取るもので、人々のためのものです。戦いは慎重に進めましょう。
ゲームプレイ
- 非対称性: 各プレイヤーはゲーム開始時に持つ資源と資産(エネルギー、コイン、戦力、民心など)、スタート地点となる本拠地、秘密の目的が異なります。こうした初期条件は各勢力それぞれ独自のもので、非対称ゲームとしての性格を強めます。
- 戦略: Scytheにおいて、プレイヤーは己の運命は己で決めることができます。秘密の目的カードを除けば、各プレイヤーにとっての運任せの要素は遭遇カードだけです。これはプレイヤーが新しい領地で住民と遭遇するために引くカードです。戦闘もプレイヤーが選択するもので、運や偶然の要素はありません。
- エンジンの構築: 建設能力を向上させて効率を上げたり、建物を建設して地理的優位性を確保したり、補充兵を徴兵して勢力を強化したり、メックを配備して敵の侵入を防いだり、領地を拡張してより多くの資源(タイプ・量)を獲得することができます。この側面はゲーム全体に弾みをつけ、エネルギーを生み出します。経済や技術の発展の順序が毎回異なるので、同じ勢力を選んでも毎回違うプレイ体験が楽しめます。
特徴
- 数々の受賞歴を誇るボードゲームの公式デジタル版
- 4Xストラテジゲーム(eXplore-探索、eXpand-拡大、eXploit-開発、eXterminate-根絶)
- マットをカスタマイズして戦略上の優位性を確保しましょう
- 農業・工業・エンジニア・愛国心・機械から得意分野を選ぶことでゲームに独自性が生み出されます
- プレイモードには1人でAIと対戦するシングルモード、友達と対戦するホットシートモード、世界中のプレイヤーと対決するオンラインモードが用意されています
- Jakub Rozalskiのレトロフューチャーな雰囲気が抜群のアートワークをご堪能ください!
おわりに
今回は、正式版リリースにあたり日本語化されて遊びやすくなったSteam版『SCYTHE -大鎌戦役-』をご紹介しました。
様々な陣営で遊びたくなるゲームなので、CPUと対戦することで経験値を積むことができるのは良いですね。