ゲームマーケット2022春で最も売れたボードゲームはアレだった!勝手に調査したゲムマの売り上げランキングBEST40

2022年4月23日〜24日にゲームマーケット2022春が開催されました。企業ブースにしか試遊卓が無いのは物足りなかったですけど、多くの人が訪れて盛り上がっていたんじゃないでしょうか。今回も様々な新作が世に放たれましたね。

ゲームマーケットが終わると、購入したボードゲームをSNSにアップする人も少なくありません。それらを1つずつ数えれば今回のゲームマーケットでどんなゲームが売れたのかが分かるはずですよね?……と言う訳で、ツイッターで「ゲームマーケット  戦利品」と「ゲムマ 戦利品」で検索をし、アップされている写真に写っているゲームを1つずつチェックして、どのゲームが売れたのかを勝手に調査しました!超〜面倒臭かったけど、細かく数えて漏れなく調べましたよー。ホント疲れた……。

せっかく写真がアップされていてもパッケージが重なってタイトルが見えないゲームもあれば、「戦利品」と書かずにアップしてる人もいるだろうし、購入したけどSNSには上げてない人も沢山いますよね。あとは製作したゲームの数が元々少ないサークルは完売してもこの調査には関係ないというハンデもある訳で、ある程度のランキングだと思って頂ければ幸いです。売れてるボードゲームだから優れてるとか偉いって訳でもないし。

※2022年4月23日〜5月6日までのツイートで写真に写っているボードゲーム1つを1票として集計しました

ゲームの作者とジャンル、プレイ人数も表記したので購入や遊戯の際の参考にどうぞ。それでは40位から順に発表していきます!!

 

40位(30票) いやどす

3〜5人/作、ましかまる/ビット式トリックティキング。

配られた手札の順番を変えず、手札を左右に二分するというかなり変わったタイプのトリックテイキングになっています。しかもカードの出し方によっては途中脱落もあるゲーム性。

40位(30票) the ONE

2〜4人/作、小川哲也/ワード三目並べ。

OとNとEをONEに並べるシンプルで軽いゲームです。Oだけはどの向きからでもOと読めるのがポイントですかね。300円という低価格も衝撃的。

40位(30票) ビストライド

2〜10人/作、コタツ/異種騎馬戦ゲーム。

カードを透明なスリーブに入れて、実際に机の上でカードを動かすというルールが見事なアイデアですね。幼い頃に熱中して遊んだ何かのようで、時間を忘れてプレイしちゃいそう。

37位(31票) アニマナイズ

3〜4人/作、無界/トリックテイキング。

得点の上限が決まっているので、それ以上の点数を相手に取らせてマイナス点にしようという読み合いがアツいトリックテイキングです。個人的にはプレイした今回のゲムマ新作の中で最も面白かったかな。

37位(31票) モンスターコロシアム

2〜4人/作、無界/ダイスアクションゲーム。

六角形の箱の中にサイコロを投げ入れて、相手のサイコロを穴に落としたり出目の合計数を比べたりするアクションゲームです。このゲームと「アニマナイズ」無界さんの2作品が偶然にも同数でランクイン。

37位(31票) 狼禽戦線➖文明を持った動物たち➖

2人/作、福タ郎/対戦型トリックテイキング。

前衛・後衛・援軍という陣形に配置したカードと事前プロットの組み合わせが上手く作用してるカードバトルです。トリックテイキングとは言い難いほどの変態トリテで、お互いの手札が見えているので詰将棋のようなガチ勝負感。

36位(32票) カナリアは歌わない

4人/作、グループSNE/マーダーミステリー。

テロ組織を内偵していたCIAの潜入工作員の女性「カナリア」がホテル・ニャオウーから転落死し、なぜ彼女は死んだのか?という死の真相を追及するストーリーです。

33位(33票) カラスウリ

3〜6人/作、リトルエイト/正体隠匿。

世界を闇に染める陰陣営、世界平和を祈る儀式をする陽陣営、互いの陣営の数値を同じにする調停者。協力したり欺いたりして自陣の勝利を目指すという内容です。

33位(33票) ギャラクシーねこのばし

2〜6人/作、ライナー・クニツィア/セットコレクション。

UFOにさらわれないように注意しながら、より長くより多くのネコを伸ばすのが目的。クニツィアの全作品の中で最もシュールな設定なのでは…。

33位(33票) ゴジラ

2〜5人/作、川崎晋/怪獣vs人類の怪獣災害戦略ゲーム。

1954年公開の映画『ゴジラ』を再現した「Kaiju on the Earth LEGENDS」第1弾となるボードゲームです。ゴジラ側はより多くの名所を破壊すれば勝ちで、人間側は人をたくさん避難させれば勝ちとなります。

32位(34票) ウニコルヌスの騎士たち

2〜6人/作、カナイセイジ、kuro/協力型本格戦略級ボードゲーム。

国を追われた姫が祖国を取り戻そうとしているので、勇士となって姫の進軍を手助けする協力ゲームです。2016年に発表されたボードゲームですが、タイルが大きくなったりキャラクターの能力が調整してある第2版が販売されました。

31位(35票) そういうお前はどうなんだ?

3〜6人/作、黒田尚吾/ミステリー風言い訳ゲーム。

犯人だと疑われたらアドリブで言い訳を考え、なんとか他人になすりつけて投票で犯人に選ばれないようにするマーダーミステリー風のパーティーゲームです。今回のゲムマでは続編が発売されましたが、こちらの方だけがランクイン。

30位(36票) トラヤヌス

2〜4人/作、シュテファン・フェルト/ワーカープレイスメント。

トラヤヌス帝に統治されたローマ帝国で、有力一族となって政治・交易・建築・軍事など様々な分野に働きかけて権力争いをするという内容です。フェルトの作品だけあって要素がモリモリでやる事いっぱい、でも思い通りに動けないというのが味わえます。日本語版が今回のゲムマから発売開始。

28位(38票) コネクト37

2〜4人/作、川崎晋/タイル配置。

数字タイルを配置したら自分のチップを上に乗せて、数字が4つ以上連番で繋がったらそのタイルに乗ってるチップが得点になるというタイル配置ゲームです。1人で4つ以上繋げるのは難しいので、他の人と協力しながら進めていく変わったゲーム感を味わえます。川崎晋さんの作品は「ゴジラ」とこちらがランクインです。

28位(38票) ポストギルド

2〜4人/作、オカベニアス/ダイスゲーム。

サイコロを振って世界の手紙を獲得し、手紙が貯まったら配達して得点を稼ぐダイスロール&セットコレクションです。手紙には様々な能力もあるから楽しさもあって万人向け。このゲームを嫌いな人を探す方が難しいでしょうね。

26位(39票) ゾフィンズー

3〜7人/作、ドリス・マテーウス、フランク・ネステル/ゴーアウト。

数字の代わりに動物だけが描かれたカードを使った大富豪のようなカードゲームです。動物の強弱が単純な階段になってる訳じゃないのがユニーク。1999年のゲームをアーチゲームズが日本語版として今回のゲムマから発売開始。

26位(39票) ムジュンゴ

2〜6人/作、Azb.Studio/動物カードバトル。

順番に自分の山札をめくって、他の誰かと同じ動物が出てきたら相手の名前を先に叫ぶというジャングルスピードの様なゲームです。最大の特徴はカードに透明のスリーブを被せると、犬のイラストなのに「パンダ」って文字が書いてあって、パオーンって鳴いてたりして何のカードなのか混乱するようになってます。Azb.Studioは狙い通りにバスりを作れる天才集団ですよ。

24位(40票) イグゾースト

1〜5人/作、林尚志/魔法耐久カードゲーム。

配られたカードを3カード・ストレート・フラッシュなどの役を作って出していき、カードを出せなくなった人の負けというカードゲームです。俗に言う洗面器ゲームってヤツ。カードを出す条件がだんだん厳しくなるので誰かが脱落するのを願ってしまいますね。

24位(40票) ダンジョンインメモリー

1〜5人/作、locogame/メモリーゲーム。

道が描かれたタイルをめくって1枚ずつ重ね、頭の中で道を繋げて行き止まりになったと思ったら脱出するのが目的。記憶力を競うゲームは多々あれど頭の中で道をイメージするという短期記憶のありそうでなかったタイプのゲーム。ダンジョン版「マンマミーア」と言ったところか。これは今後の定番ゲームになりそう。

23位(41票) テウスフィア

1〜4人/作、雨崎レール/惑星調査ボードゲーム。

惑星を調査して技術習得や開発などをして勝利点を稼ぐ拡大再生産ゲームです。拡大再生産だからといって何でも出来る訳じゃなく、アクションには時間や酸素が必要なので母船も管理しなきゃいけなくて制限があるのもいいですね。個人的には今回のゲムマ後に最も好評の声を聞く気がします。

20位(43票) 4コマンガ

3〜6人/作、daipo/4コマ漫画作りカードゲーム。

漫画カードを4枚並べて最も面白い4コママンガが作るパーティゲームです。どんな展開にも繋がるような漫画カードも多く、180枚も入っているので飽きる事なく様々な4コママンガが出来るはず。すでにいろんなテレビ番組やYouTubeで取り上げられてる事で分かるように遊びやすい。ゲーム会で重宝しそうです。

20位(43票) ハムのサンドイッチ屋さん

2〜3人/作、大塚健吾/サンドイッチ作りボードゲーム。

シェフを動かして食材をパンの上に置き、シェフの目の前にある食材が挟んであるサンドイッチを見つけるというゲームです。見た目の可愛らしさに反してガチ勝負という意外性。コンポーネントの愛らしさは今回のゲムマで一番じゃないでしょうか?

20位(43票) ヤバ百合会の妹たち

2〜5人/作、伏黒しのぶ/お姉さま争奪百合競りカードゲーム。

全員1〜15まで書かれたのカードを持ち、全員同時にカードを出してライバルと被らないようにイベントを競り落とすゲームです。名作「ハゲタカのえじき」と同じシステムで、集めるカードがセットコレクションになっています。ゲーム内容はもちろん、イラストと世界観も含めウケが良さそう。

 

19位(45票) ポーションマーケット

2〜4人/作、須賀正樹/マンカラとワーカープレイスメントを組み合わせたパズルゲーム。

自分の大釜の1つのエリアから素材を全て取って、マンカラの様に1つずつ素材を置いてアクションを行い、効率良くポーションを作ってお金を稼ぐのが目的。能力がちょっとややこしいのもあるけど分かりやすくて遊びやすそう。しかも海外のゲームのようなアートワークが良い感じですね。

18位(46票) リトル・トリックテイカーズ

2〜5人/作、Hiroken/トリックテイキング。

得点計算が全く違うキャラクターを駆使して高得点を目指す「トリックテイカーズ」の拡張。この拡張では3ラウンドまでプレイする事になり、最終ラウンドでは1人で2キャラを使用するという派手な勝負になります。それにしても拡張がこれだけ売れてるって事はオリジナルはどれだけ売れてるのやら。

16位(48票) インサイドブルー

5人/作、Polaris/マーダーミステリー。

「田舎町に暮らす5人の高校生は、胸を高鳴らせていた。もうすぐ夏が来る。豊かな自然。にぎやかな町民。そして奇妙な噂話…。高校最後の夏。人生を変える『選択』が待っている。」というストーリーです。前作に続き箱の形が特徴的。

16位(48票) プラネピタ

2〜4人/作、藤縄英佑・堀和紀/アクションゲーム。

順番に自分のコマを弾いて惑星の中にどれだけ置けるかを競うカーリングのようなおはじき陣取りゲームです。コマの片面だけが磁石になっているのが最大の特徴。磁石の面を下にすれば押し出されにくいけど得点が低いというジレンマが効いてますね。動画を数秒見ればゲーム内容が大体理解出来るのも単純でイイ!

15位(49票) 注文の多すぎるゲーム カフェ

2〜6人/作、佐々木隼/注文を覚える協力ゲーム。

メニューが書かれたカードを規定枚手に取り、メニューを読み上げ、全員にカードを配って、何のメニューがあったかを答えるメモリー系のゲームです。全て記憶する必要はなく、全員で協力するのでなんとなくクリア出来るのが楽しいですね。このゲームはオインクゲームズからの発売ですが、別バージョンの「注文の多すぎるゲーム バーガー」が小学館から同日発売されています。

13位(51票) ミステリージャム

4人/作、JOLDEENO/マーダーミステリー。

4人の強盗団が宝石店をしたが警報音によって歯車が狂い始め…という「スラムドッグス」、獅子崎探偵学園の最終試験が無人島にたたずむ奇妙な館で行われることになり…という「探偵は踊る」の2つのシナリオが入っています。

13位(51票) ペンデュラムドールズ新章 WINTER WAR

1〜4人/作、オオタユウ/都市探索型ドール育成ゲーム。

ペンデュラム・ドールズ新装版の独立拡張版です。2つのゲームモードがあり、ペンデュラムドールと共に滅び去った地上を探索してエネミードールを撃破して世界の果てを目指す協力プレイ。それと、アルバトロスを筆頭に誰が夕飯当番になるかを決める献立戦争が勃発する対戦プレイです。

12位(52票) TATARI

2〜5人/作、ライナー・クニツィア/ダイスゲーム。

呪われた人形10体を無くしたら勝ちというゲーム。サイコロ6個を一気に降り、1種類の出目を選んで確保したら、残りのサイコロを一気に降り1種類の出目を…と繰り返して合計数の社に出た人形の数だけ呪われた人形を返します。表情が違う人形がいたりして怖い。

11位(54票) ガニメデ戦記ZERO

2人/作、佐藤敏樹/対戦カードゲーム。

右手・左手・バックパックが描かれた透明カード3枚を重ねてメックを装備して、敵のメックを全滅するのが目的の格闘ゲームです。透明カードを重ねる事でいろんなパターンが出来上がるのがワクワク!それだけで楽しいのに、袋からチップを引いたり、サイコロを転がしたり運要素も強いのでピリピリせずに遊べるのもいいですね。

9位(55票) 敗者の権利

3〜5人/作、すづき/トリックテイキングをベースにしたエリアマジョリティ。

大企業のオーナーになって島を開発し、建物の合計数を競うエリアマジョリティーゲームです。トリックテイキングで勝った人はそのカードを場に配置して、負けた人はそのカードの周りにチップを置く事が出来ます。カードが25枚置かれるとゲーム終了で、カードの周りにチップをたくさん置いてる人がカードを獲得します。

9位(55票) HacK ClaD世界設定資料+短編集

ゲームマーケット2021秋で販売された、荒廃した世界で怪物と戦い名声を競うデッキ構築型ストラテジーゲーム「ハッククラッド」の資料集です。ゲームじゃないのに第9位にランクインですよ!人気の高さが伺えますね。続編に収録予定の新スキルのホログラム仕様特別版プロモカードが入っています。

6位(56票) クリプトコレクター

2〜4人/作、ヤマグチタカナリ/セットコレクション。

デジタルアートのコレクターになって、誰よりも価値の高いアートを多く保有するのが目的のセットコレクションゲームです。競りでオーナーカードかアートカードを獲得して、同じ種類を集めると高得点。とにかくアートワークが見事!なんと、ゲームに登場するアートで5種類のパッケージが存在するので、このランキング調査のために画像チェックする時に「あれ?これもクリプトコレクター?」と何度も戸惑いました。

6位(56票) 皇継の書状

2〜4人/作、苻亀・中島チスミー/デッキ構築。

各地の名手に書状を送って力を借り、領地を発展させて優れた国を作るカードゲームです。コンボを決めたりカードを上下逆さにして能力を高めたり様々な動きは見せるけど手札は3枚だけなので分かりやすい。そして使ったカードをデッキから除外して得点化しながら進めるので、ドミニオンとハートオブクラウンの中間に位置するようなゲーム性です。苻亀とPolygonotesの両サークル10作品目記念として初の合作となっています。

6位(56票) タウン66

1〜4人/作、Chistoph Cantzier&Anja Wrede/タイル配置。

家が描かれたタイルを4枚受け取ったら、縦6枚×横6枚の36枚並べるまでに自分のタイルを無くすのが目的。タイルを置く条件は2つあって、同じ列に同じ色は置けない・同じ列に同じ形の屋根は置けない。これだけなのにシンプルで面白い!数字を使わないナンプレみたいなイメージですかね。

 

皆さんが購入したゲームや作ったゲームは登場しましたか?こうして売れたゲームを調査すると見逃してたゲーム、気になるゲームがたくさんありますね。なんとかして一度は遊んでみたいものです。

さて、ここからはベスト5の発表!実際に遊んだ人の声と共に紹介します。

 

5位(57票) 姫と騎士

2〜5人/作、香川俊宗。

名門貴族の一家を担当して、イタリア公国で行われる大公選で勝利を目指すボードゲームです。姫と騎士の2キャラクターを動かし、影響し合うアクションを行って名声を高めていきます。「桃色飲茶娘」「最後の巫女」「下町メイド物語」など遊び応えるある重ゲーでおなじみのラフステッチの最新作。ファンも多いからこその5位でしょう。

4位(58票) Blade Rondo 外伝 CROSS  LORDS

1〜2人/作、ポーン。

人の命を秤にかけて儀式を行う星占いをテーマにしたタロット風カードゲーム。人気カードゲーム「Blade Rondo」のスピンオフ的なゲームですが、内容は全くの別物。配られたカードの数を足して10にしたり連番で出したりして相手のダメージを削り、相手を倒すのが目的です。ソロゲーム制作の天才ポーンさんがゲームデザインをやってるだけあって1人プレイがかなり面白そう!

3位(62票) フロンティアウィズブラウニーズ

1〜4人/作、Shun&AYA。

ブラウニー達からの注文に応える為に土地を繋げて島を開拓し、一番の開拓者を目指すタイル配置ゲーム。注文内容によっては隣人と協力しながら土地を拡げたりする必要があるのも面白いところですね。このゲームはブラウニーズシリーズ第2弾。Studio GGがゲームマーケット2020秋で販売された「羊と花畑」のリメイク作品となっています。

2位(79票) 異世界アキンド

2〜4人/作、フェイ。

異世界の商人となり、特産品を仕入れたら市場価値を操作し、売って金を稼ぐのが目的のワーカープレイスメント。商品の価値が隠されているので他人の動きで推測したり、他人にバレないように価値を上げたりするのでブラフ要素がある疑心暗鬼になるゲーム性です。それにしてもウェーブルーズのアートワークの素晴らしさよ。

1位(98票) ガンナガンWSHOT

2人/作、Ken Rose。

2つのカードデッキを二丁銃に見立てて対戦する高速二丁銃バトルカードゲームが「ガンナガン」。説明不要の人気カードゲームです。本作は単独でも遊べる拡張第2弾になります。オーバークロックという新能力が登場し、新たに4人の銃士と6丁の機銃が収録されています。

2位の「異世界アキンド」が79票で「ガンナガンWSHOUT」は98票なので圧倒的大差での1位です。こりゃあ凄い!個人的にはノーチェックだったので驚きでした。いろんなゲームに触れないと面白い体験を逃してしまいますね。

 

ってな訳でこんなランキングとなりました。最初は上位20タイトルだけを発表しよう思ってたんですけど、調べるのも大変だったし、多くの作品を紹介出来るせっかくの機会なので倍の40位までにさせて頂きました。上位のボードゲームを見ると元々人気のあるサークルの新作ボードゲームだったり、ヒット作の拡張やシリーズ物が目立っていた印象を受けました。その辺は毎度の事でしょうけど、売れるためにはシステムだけじゃなくビジュアル面も大切なんだというのが如実に出たランキングとも言えそうです。基本的に試遊卓が無いゲームマーケットだったのでパッと見のアートワークで「面白そう!」と思わせる作品が強かったのかも知れませんね。もしくはルール説明が簡単で内容がイメージしやすいゲームとか。

このBEST40に入ってないゲームでも面白いのは沢山あるだろうし、この中に取り上げた物が必ずしも面白いとは限らない訳で。あくまでもBROADが独自に調べた購入報告をツイッターでしている回数が多いボードゲームの順位だと思って下さい。ホントにそれだけのランキング。ヒット=面白いとは限らないのがボードゲームですよ。

半年後、次のゲームマーケットではどんなゲームが飛び出してくるのか今から楽しみですね。