VRSNSを活用したVRワールド構築・TRPGサポートツール「CatsUdon」の運営会社としてバーチャルパーティーが設立

TRPGをVRchat上で遊ぶためのサポートツール「CatsUdon」を運営する株式会社バーチャルパーティーは、同社が登記を完了して営業を開始したことを発表した。

「CatsUdon」は1000を超える様々なパーツをVRchat上でワールドに設置し、組み合わせて作成することでVR上でTRPGのプレイを可能とする新世代のツール。「クトゥルフ神話TRPG」「ダンジョンズ&ドラゴンズ」などのTRPG以外にも、マーダーミステリーの上演や、コンポーネントを再現してのボードゲームプレイなど、様々なアナログゲームに活用されている。

同社代表のアディン・ヨハネ氏が主宰するVRTRPGサークル「CatsUdon工房」にはすでに1000人近くのメンバーが参加し、新たなTRPG体験を楽しんでいるという。

株式会社バーチャルパーティー・ウェブサイト:https://virtualparty.jp/

<以下、プレスリリースを引用>

VR空間でのTRPGやボードゲームのプレイをサポートする会社「株式会社バーチャルパーティー」設立のお知らせ

VRSNSを活用したアナログゲームプレイを、VRワールド構築・TRPGサポートツール「CatsUdon(カツドン)」と、VRTRPGコミュニティの運営やイベントの開催を通じてサポートします。

VR空間でのアナログゲームプレイをサポートし、専門知識不要で3Dワールド構築が可能なツール「CatsUdon(カツドン)」の開発、および同サービスを用いたTRPG(テーブルトークRPG)やマーダーミステリー、ボードゲーム等を遊ぶDiscordコミュニティ「CatsUdon工房」を運営する「株式会社バーチャルパーティー」(以下、「当社」)は2023(令和5)年5月22日に登記を完了し、営業を開始したことをお知らせします。

※画像は株式会社バーチャルパーティー公式サイトより

VRChat内で手軽にTRPGと3Dワールドが作れるシステム「CatsUdon」

当社が提供するサービス「CatsUdon」はTRPGをVRchat上で遊ぶために作成されました。
あらかじめ用意された1000を超える様々なパーツをVRchat上でワールドに設置し、組み合わせて作成することで新時代のTRPG体験が可能です。

初期設定では会議室のような円卓と部屋が用意されたワールドとなっており、これだけでもTRPGが遊べます。

「クトゥルフ神話TRPG」「ダンジョンズ&ドラゴンズ」などのTRPG以外にも、カードや様々なコンポーネントの作成・利用に対応しており、マーダーミステリーの上演や、コンポーネントを再現してのボードゲームプレイなど、様々なアナログゲームに活用されています。

また「専門知識不要で簡単にワールドを作成できる」システムが注目され、VRChat上で行われる各種イベント会場や3Dモデルを用いたVtuberの配信セット、またVR演劇「マクベス」の舞台セットとしても活用されています。

「株式会社バーチャルパーティー」設立の想い

新型コロナウイルスの影響で時間を持て余している最中、とあるVTuberの動画の影響でVRの世界に旅立ってみました。
すると、そこにはさまざまな人々やコンテンツにあふれていて、まるで「終わらない放課後」のようでした。

VRの自分がまるで別世界に入っているような臨場感に感動し、学生時代にはまっていたTRPGをVRでできないかと考えました。
私がVRを本格的に始めた頃、VRChat等のVR空間上でTRPGを遊ぶ試みはすでに行われていましたが、当時はゲームマスター(GM)がセッションに使用する背景やNPC、情報やダイスをUnity(ゲーム制作ツール)を使用して作成する必要がありました。
「箱庭ゲームみたいに簡単に背景を作れて、しかもVRchat上でダイスを振ったりアイテムの管理ができるようなTRPGサポートツールがあれば、VRでTRPGを遊びやすくなるのでは?」
そんな想いから、2021年の暮れに汎用VRTRPGサポートツール「CatsUdon」を開発しました。

TRPGは基本的に複数人で遊ぶものです。しかし、「どこに行けば遊べるのかわからない」という人もいます。VRTRPGを普及させるには、VRTRPGで遊びたい人たちが集まれるコミュニティが必要と考え、翌2022年1月にVRTRPGサークル「CatsUdon工房」を開きました。
その後はひたすら色んな人にVRTRPGの楽しさを伝えてはコミュニティに招待し、定期的にTRPGが遊べるイベントを開き、また人を集めを繰り返してました。
やがて「CatsUdon工房」は、1000人近くのメンバーが毎日VRTRPGで遊ぶコミュニティに成長していました。
そこで、私はこの楽しい場所と遊びを自分の「生業(なりわい)」とし、より多くの人を巻き込んでもっと楽しいものにしたいと思いました。
VRには未来と可能性があり、無限の遊びがあります。
その可能性を信じて、進んでいきます。

皆さんも私と一緒にVRの世界で、終わらない放課後を楽しみませんか?

代表 アディン・ヨハネ

株式会社バーチャルパーティー・ウェブサイト:https://virtualparty.jp/