ボードゲーム通販ショップ「JELLY JELLY STORE」は過去1週間分の人気ランキングを毎日更新で公開している。2025年4月8~14日のランキングは以下のとおり(4月14日13時時点)。
JELLY JELLY STORE 週間人気ランキング(4/8~4/14)
1位:フィンスパン(アークライト)
2位:シランティア(プラス・ワン)
3位:SETI:地球外知的生命体探査(ホビージャパン)
4位:ひらがじゃん(NEXT/Edison Brain)
5位:タブリーズ(アークライト)
6位:修道院殺人事件(JELLY JELLY GAMES)
7位:クリプティッド(JELLY JELLY GAMES)
8位:【予約商品】ヴォイドフォール(4月24日発売予定)(Engames)
9位:イッツアワンダフルワールド(Engames)
10位:カスカディア(ケンビル)
人気第1位は『フィンスパン』(アークライト)。『ウイングスパン』姉妹作で、魚を集めるタブロービルドゲーム。2月以降に予約分だけで上位ランクインしていたが、発売後は3位以内を維持し、ついに1位に上がってきた。
第2位は『シランティア』(プラス・ワン)で、こちらも発売後3位以内に入っている人気作。共感系+人狼という新たな切り口のパーティーゲームだ。
第3位は、宇宙探査と異星人との邂逅を描いた『SETI』(ホビージャパン)が初登場。プレイ時間120分超えの重量級だが、魅力的なフレーバーと先鋭的なシステムがコアなゲーマーの人気を集め、現在SNS等で話題となっている。
第4位に入ったのは、ひらがなのカードを組み合わせて麻雀のように役を作る『ひらがじゃん』(NEXT/Edison Brain)。昨年夏にカードゲーム版として発売されたタイトルで、クラウドファンディングのMakuakeにて『ひらがな麻雀 ひらがじゃん 牌ばーじょん』がのプロジェクトを実施したところ、製造予定分があっと間に売り切れたことで話題となった。
第5位は『タブリーズ』(アークライト)。ペルシャの都市タブリーズを舞台に、職人としてペルシャ絨毯を作って販売するタイトル。デザイナーは第10位にランクインしている『カスカディア』のランディ・フリン。発売の発表は2022年で、今年2月21日に待望の発売となった。
第9位にもゲーマー向けのタイトルとして、予約商品のEngames『ヴォイドフォール』がランクイン。宇宙開発を扱った4X(eXplore探検、eXpand拡張、eXploit開発、eXterminate殲滅)タイプのゲームで、豪華コンポーネントの重量級としてゲーマーの期待を集めている。発売は4月24日予定。
JELLY JELLY GAMESのタイトルも2作がランクイン。名作のリメイクとなる『修道院殺人事件』が6位、推理系&論理パズル『クリプティッド』が7位に入った。


今週は3月から上位を維持している『フィンスパン』『シランティア』が堅調さを見せた一方で、『SETI』や『タブリーズ』、『ヴォイドフォール』といった重量級のゲーマー向けタイトルが顔を見せるランキングとなった。
5月に予定されているゲームマーケット2025春の出展タイトルも発表されはじめており、大きな順位の変動が予想される。来週以降のランキングも楽しみにしていたい。