ボードゲーム通販ショップ「JELLY JELLY STORE」は過去1週間分の人気ランキングを毎日更新で公開している。2025年9月30日~10月6日のランキングは以下のとおり(10月6日13時時点)。
JELLY JELLY STORE 週間人気ランキング(9/30~10/6)
1位:これから私たちは、(Xaquinel/サグイネル)
2位:YUBIBO(ユビボー)(JELLY JELLY GAMES)
3位:ノコスダイス(Engames)
4位:ボツワナ(ニューゲームズオーダー)
5位:チーズは誰が食べた?(JELLY JELLY GAMES)
6位:SETI:地球外知的生命体探査(ホビージャパン)
7位:クリプティッド(JELLY JELLY GAMES)
8位:UKIYO-E ウキヨエ(さとーふぁみりあ)
9位:インフェルノ(テンデイズゲームズ版)(テンデイズゲームズ)
10位:ゴブレットゴブラーズ(すごろくや)
11位:音速飯店(すごろくや)
12位:ラミー17(テンデイズゲームズ)
人気第1位は『これから私たちは、』(Xaquinel)。“次になにをするか、みんなで決める”新感覚のコミュニケーション系協力ゲームで、ゲームマーケット2024秋にAnagumaよりリリースされた。最大8人までプレイ可能で、パーティーゲームとしても適している。

※画像はXaquinelのXポストから引用
第2位はJELLY JELLY GAMESのパーティーゲーム『YUBIBO(ユビボー)』が獲得。何度もランキングに登場している人気タイトルで、カードの指示にあわせてプレイヤー同士の指を棒で繋いでいく協力ゲーム。発売は2024年。このタイトルも8人までプレイ可能となっている。

トリックテイキング『ノコスダイス』(Engames)が第3位。カード配布後に勝利数を予想し、対応する目のダイスを場から獲得。ダイスの目と獲得したトリック数が一致すると高得点を獲得できる。オリジナル版は2016年にQuoth Gameからリリース、2019年にEngamesが商業版を発売。さらに2023年に新版が登場しており、今回再販されたのはこの新版となる。

ライナー・クニツィアのデザインしたタイトルが一挙3作ランクイン。4位『ボツワナ』(ニューゲームズオーダー)はカードを出して動物のコマを集めていくゲームで、9月22日のランキングでも2位に入っていた。9位『インフェルノ』と12位『ラミー17』はいずれもテンデイズゲームズより2016年に発売されたカードゲーム。



6位にランクインしたのが3月の発売時に話題を呼んだ重量級『SETI:地球外知的生命体探査』(ホビージャパン)。技術を開発して惑星を探索し、異星生命体との接触をはかる宇宙へのロマン溢れるタイトルで、これまで品薄状態が続いていたが、待望の再販となった。

8位の『UKIYO-E ウキヨエ』(さとーふぁみりあ)は、ミハエル・シャハトの『クレイジーチキン』をリメイクしたカードゲーム。同じ絵柄の浮世絵のカードを集めていくマジョリティ勝負のゴーアウトで、実在する浮世絵をあしらったカードが美麗な一作。ゲームマーケット2025春で先行発売された。

すごろくやの定番タイトルが2作ランクインした。10位『ゴブレットゴブラーズ』はシンプルなルールでファミリー向けの2人用ゲームとして人気が高いアブストラクト。11位『音速飯店』は“ラー”“メン”や“チャー”“シュー”“メン”など単音節の言葉のカードを出し合って中華料理の名前を作っていくスピード勝負のパーティーゲームだ。


今週も再販タイトルがランキングをにぎわせた。1位『これから私たちは、』と2位『YUBIBO』はゲーム内容こそまったく違うものの、どちらも協力型のパーティーゲーム。また、ライナー・クニツィアのタイトルが3つランクインしたのも興味深いところで、これらもすべて再販された作品となっている。
以下のランキングも、12位までそのほとんどが再販タイトル。安定した人気を持つ定番作品から、再販が待ち望まれていたスマッシュヒットまでが並んだ。
来週以降も再販タイトルが強いのか、穴を開ける新作のランクインはあるのか。ランキングの変動に注目していきたい。



