ボードゲーム通販ショップ「JELLY JELLY STORE」は過去1週間分の人気ランキングを毎日更新で公開している。2025年10月28日~11月3日のランキングは以下のとおり(11月3日18時時点)。
JELLY JELLY STORE 週間人気ランキング(10/28~11/3)
1位:これから私たちは、(Xaquinel/サグイネル)
2位:コンパイル(Engames)
3位:ビス20 (BISS 20)(メビウスゲームズ)
4位:キャンプ場の殺人鬼(グループSNE)
5位:ダンジョンイグジット(ケンビル)
6位:【予約商品】やぎ崖っぷち(11月22日発売予定)(JELLY JELLY GAMES)
7位:クイズいいセン行きまSHOW!(アークライト)
8位:ポケット・ディテクティヴ(アークライト)
9位:キャンバス(Engames)
10位:アルナックの失われし遺跡:調査隊長(ホビージャパン)
11位:テンポフィッシュ(おさかなクン)(Ravensburger)
12位:クイズいいセン行きまSHOW! 恋愛編(アークライト)
人気第1位は、なんと5週連続となる『これから私たちは、』(Xaquinel)。次にみんなでやることを決めるコミュニケーション系協力ゲームで、場所や人数などのシチュエーションを選ばず、いつでも、どこでも、誰とでも楽しめる手軽さが人気を集めており、パーティゲームの新定番となりそうだ。

人気第2位は、デッキタイプの2人対戦型カードゲーム『コンパイル』(Engames)。12のプロトコル(タイプ)から3種を選んで自分の山札とするため、プロトコルの同士の組み合わせによって多種多様な戦略が取れるリプレイ性が高いゲームだ。発売は2025年2月。9月26日には初の拡張セット『コンパイル 補助ユニット01』がリリースされている。

『ビス20』(メビウスゲームズ)が第3位。数字のカードを出しながら次々と追加される「立ち上がる」「手を振る」といった指示を実行していく、記憶とアクションの要素が加わったカードゲームで、8人までプレイ可能。ファミリーゲームやパーティゲームとして人気の一作となっている。日本語版発売は2021年9月。

推理系の作品が2作ランクイン。第4位には、9月に発売されたグループSNEのマーダーミステリー『キャンプ場の殺人鬼』が入った。同作は幻冬舎から2021年12月に発売されたタイトルのリパッケージ版となっている。また、第8位にはアークライトの『ポケット・ディテクティヴ』も登場。情報を集めて事件の真相を推理し、真犯人を捕まえる協力型推理ゲームで、発売は2022年7月。


5位にランクインしてきたのが8月発売のパズルゲーム『ダンジョンイグジット』(ケンビル)。ダンジョンの入口から宝物を経由してゴールまでポリオミノタイルを配置し、ルートを作っていく。タイルが磁石になっているため、ずれにくく、屋外や移動中でもプレイできる。

11月22日発売の予約商品『やぎ崖っぷち』(JELLY JELLY GAMES)が2週連続でランクインした。ゲームのボックスから伸ばした足場の上でヤギを進めていくバランスゲームで、ゲームマーケット2025秋の新作。

アークライトの『クイズいいセン行きまSHOW!』が7位に登場。質問の回答の中央値を予想して答える共感系のパーティゲームで、発売は2014年11月。11位には同作の姉妹編である『クイズいいセン行きまSHOW! 恋愛編』がランクインしている。


『これから私たちは、』が圧倒的な強さで5週連続の第1位を獲得。2位以下は『コンパイル』をはじめ、再販作品が並ぶ結果となった。一方で、新作バランスゲーム『やぎ崖っぷち』が2週連続でランクインしており、期待の大きさがうかがえる。
11月22日~23日のゲームマーケットでは、ほかにも数多くの新作がリリースされる。続々と情報が出てきている新規タイトルがランキングにどのような変化をもたらすのか、楽しみにしていたい。



