リコーダーの音を1番長く出しつづけられた賞を受賞したことがあります、やぎのです。
賞といえば、ドイツ年間ゲーム大賞2018の大賞が発表されましたね!
『アズール』がドイツ年間ゲーム大賞2018の大賞を受賞!|BROAD|ボードゲームマガジン https://t.co/6WoMut2jFm
— BROAD (@broadmagazine) July 23, 2018
大賞は「アズール」! 私も、日本語版が出る前に思わず海外から輸入してしまったくらいハマった、お気に入りのゲームです。
さて、ボードゲームの賞の中で一番有名なのがこの「ドイツ年間ゲーム大賞」です。では、それ以外のボードゲームの賞、みなさんどれくらいご存知ですか? まとめてみました!
ドイツ年間ボードゲーム大賞
今話題に上がっているのがこれですね。
1979年より始まった歴史が長い賞。選考には、ゲーム評論家、ゲーム祭の主催者などの専門家が集まった選考委員会によって選ばれます。
毎年5月ごろにノミネート作品が発表され、6〜7月に大賞が決定します。大賞の他に、子ども向けのゲームが選ばれる子供ゲーム賞(2001年〜)、ヘビーユーザー向けのゲームが選ばれるエキスパート賞(2011年〜)があります。
受賞・ノミネートした作品は、賞のロゴをゲームパッケージに表示することができます。
過去の受賞作:キングドミノ、コードネーム、ドミニオン、カタン他(大賞)
ストーンエイジジュニア、猫とネズミの大レース他(子供ゲーム賞)
世界の七不思議、イスタンブール、アイルオブスカイ他(エキスパート賞)
ドイツゲーム大賞
上記と混同されがちですが、こちらの賞は一般のゲームファンの投票で大賞が決まります。
1990年から始まり、ドイツのボードゲームの祭典、エッセンシュピールで受賞作品が発表されます。
過去の受賞作:マルコポーロの足跡、テラミスティカ、村の人生、アグリコラ他
プフェファークーヘル(Pfefferkuchel)
2004年から始まった、ドイツの復活祭の休日を利用して約300名の参加者がホテルに集まり、1週間ゲームを遊び、週末に参加者全員で投票をした結果を集計して発表しています。
賞ではないですが、ランクインしたゲームは次のドイツゲーム賞を受賞することが多く、予想投票として注目されています。
上記賞とあわせて、ドイツ国内での人気ゲームの計る1つの指針となっています。1週間ボードゲーム漬けなんて羨ましすぎる…。
フランス年間ゲーム大賞
1988年から始まり、カンヌ国際フェスティバルの前夜祭で発表されます。なんと今年の大賞は、ドイツ年間ボードゲーム大賞を受賞した「アズール」。
デザイン、見た目が芸術的で綺麗なゲームが多い気がします。
メンサセレクト、ドイツメンサ賞
IQテストで上位2%の成績優秀者のみが入会できる国際団体「メンサ」の方々が選ぶボードゲームの賞です。ドイツメンサ賞は、運だけのゲーム、知識だけを問うゲーム、キッズゲームは対象になりません。
頭が抜群に良い人が選ぶゲームを知りたいときは、この賞のノミネート作品をみるといいかもしれません。
過去の受賞作:ノイシュヴァンシュタイン城、宝石の煌き、おばけキャッチ名人技他
ゴールデンギーク賞
世界最大のボードゲームサイト「ボードゲームギーク(Boardgamegeek)」のユーザー投票によって選ばれる年間ゲーム賞です。ヘビーユーザー向けのゲームが多めですね。
過去の受賞作:パンデミックレガシー、グルームヘイブン、サイズ-大鎌戦役-他
日本ボードゲーム大賞
日本にボードゲームの楽しさを広めるために活動する「ゆうもあ」が運営しています。
投票によって投票部門大賞と、ボードゲームの普及に貢献できる、初心者や子どもにお薦めのゲームをゆうもあの選考委員会で決定される「ゆうもあ賞」の2部門があります。
日本人が選ぶ賞なので、日本人好みのゲームが選ばれているように感じます。
過去の受賞作:ラブレター、ウミガメの島、チャオチャオ、キャットアンドチョコレート他
ゲームマーケット大賞
日本国内最大規模のアナログゲームイベント、ゲームマーケットで販売されたゲームの中から選ばれる賞です。ゲームマーケットの後に行われる、新作評価アンケートを参考にしつつボードゲーム業界に精通している審査員が優秀作品、大賞を選出します。
国産のボードゲームで面白いものが知りたいという時の参考になると思います。
知っているものはありましたか?
王道と呼ばれるゲームはやっぱり面白そうなものが多いですね! 私も順番に遊んでいきたいと思います! みなさんも、面白いゲームを知りたいときに、賞をとっているゲームから探すのはオススメですので、ぜひ参考にしてみてくださいね!