TBSテレビ「ラヴィット!」の2024年1月第2週に遊ばれたボードゲーム『なにが?どうした?ゲーム』『ザ・マインド』など5つのゲームを紹介!

8時からTBSテレビで放送しているバラエティ番組「ラヴィット!」では、毎朝いろんなテレビゲームやボードゲームが遊ばれています。生放送でこんなに毎週ボードゲームを扱っている番組って過去にあったでしょうか。

では、実際に遊ばれたゲームの中から2024年1月第2週に取り上げられたボードゲームを紹介します。

1月8日  月曜日

なにが?どうした?ゲーム

なにが?どうした?ゲーム/3〜8人/10歳〜/5分〉

マジメンバーと遅刻メンバーに分かれ、お題について話し合う正体隠匿ゲーム。

役割カードを全員に配り、カードを確認してマジメンバーと遅刻メンバーのどちらかを担当します。次に「なにが?」カード1枚を裏向きにして場に置き、「どうした?」カード1枚も裏向きにして場に置きます。全員目をつぶった状態で、1人ずつ目を開けて「なにが?」カードと「どうした?」カードをめくって何が書かれているか確認します。この時、遅刻メンバーはどちらか1枚のカードしかめくることが出来ません。全員がカードを確認したら、全員で「なにが?」「どうした?」カードに書かれたことを話し合い、遅刻メンバーを見つけていくというゲームです。

「なにが?」カードには「アイドルグループが」とか「野球部が」などが書かれていて、「どうした?」カードには「世界を救った」や「たこ焼きパーティーをした」などが書かれていて、様々な組み合わせのお題が出来上がります。お題について具体的にハッキリ喋ると遅刻メンバーにお題がバレてしまうので曖昧なトークになったり、お題を知らない遅刻メンバーがトンチンカンなことを言い出したりするのが可笑しいゲームです。じっくり推理する人狼ゲームとは違って、楽しくお喋りしながら気軽に短時間で遊べる正体隠匿ゲームとしてオススメ。

ザ・マインド

ザ・マインド/2〜4人/8歳〜/15分〉

配られた数字カードを全員で昇順に出していく協力ゲーム。

1〜100までの数字が書かれた100枚のカードから全員に1枚ずつ配り、小さい数字のカードから順番に場に出す全員協力型のカードゲームです。このゲームの特徴は、お喋り禁止。なので「私は27のカードを持っています」など他の人に数字を伝えることは出来ません。会話だけでなくジェスチャーも禁止で、相手の顔色を伺い他人のマインドを読んで目配せだけで数字を察してカードを場に出していくという静かなゲームです。成功した時は大盛り上がりするわけですが。何度か遊ぶと不思議とみんなが上達して成功率が高くなりますね。

1月9日 火曜日

ツイスター

〈ツイスター/2〜4人/6歳〜/10分〉

指定された体の部位を指定されたマスに置くアクションバランスゲーム。

大きなシートを広げ、ルーレットを回して止まった所に書かれた指示に従い体を動かします。指示は両手足を何色のマスに置くかという内容になっています。これを繰り返して、手のひら・足裏以外の体の一部が床についたら負けという体幹の良さや柔軟性を競うバランスゲームです。実際に他のプレイヤーとの体の接触が伴うので、結構アダルトなゲームになります。

ツイスターは、1966年にアメリカの(人生ゲームなどで知られる)ミルトン・ブラッドリー社から発売された半世紀以上の歴史があるゲームです。日本では1967年に任天堂から輸入販売されました。その後はトミー、タカラトミーと販売元がコロコロ変わっていましたが、2024年現在はハズブロジャパンが取り扱っています。

1月10日 水曜日

スライドクエスト

スライドクエスト/1〜4人/7歳〜/15分〉

レバーを上げ下げして騎士を転がし、ゴールを目指す協力型アクションゲーム。

ゲームの箱のふちに引っ掛けるようにレバーを置いて、その上にボードを置いて、ボードが宙に浮いている状態にしてからゲームスタートです。底に球が入って転がる騎士コマを、レバーでボードを傾けることでコントロールしてゴールを目指します。途中に穴がいくつか空いていたり、障害物が設置してあるので避ける必要がありますが、全員のレバーの上下が上手く連動しないと騎士は思った通りに動いてくれません。

マップは20種類あって、難易度もさまざま。一応1人でもプレイ可能ですが、4人専用ゲームと言っても過言じゃないくらい4人プレイが盛り上がりますね。

Eカード

〈Eカード/2人〉

配られた5枚のカードからお互いが1枚選んで、勝敗を決める2人専用対戦カードゲーム。

「皇帝」「市民」「奴隷」の3種類のカードから1枚カードを出して、勝ち負けを決めます。皇帝は市民に勝って、市民は奴隷に勝って、奴隷は皇帝に勝つというジャンケンのような三すくみの関係になっています。このゲーム最大の特徴は2人のカード構成が違うことです。お互いが市民カードを4枚持って、片方は皇帝を1枚、もう片方は奴隷を1枚を持つという不公平な手札になっています。皇帝カードを持ってる人が圧倒的に有利ですが、これをカードを替えて6回ゲームを行って先に4回勝ったほうが勝者となります。

Eカードは、漫画『賭博黙示録カイジ』の中でカイジと利根川が戦った対戦ゲームです。2009年公開の映画『カイジ 人生逆転ゲーム』のDVD豪華版の付録に付いてきたり、ドン・キホーテ限定で販売されたり、アタッシュケース付きの豪華版が発売されたり、何度か商品化されているゲームです。ハッキリ断言してしまうと、Eカードは漫画のストーリーとしては最高に面白いのですが、ゲーム自体は単なる運ゲーなのでそこまで面白くはないかなと。

番組では、ビリビリ焼き土下座の罰ゲームを賭けて遊ばれていました。

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