2023年12月8日~9日に開催された「ゲームマーケット2023秋」取材記事第3弾は、皆さんお待ちかね一般ブースの取材をお届けする。第1弾、第2弾の記事は以下のとおり。
■【ゲムマ2023秋】注目作が目白押しで完売ラッシュ! ゲームマーケット2023秋レポート【エリアブース編】
■【ゲムマ2023秋】バトルフィールド再び燃ゆ!『デュエルボーイポケット』登場でさらに熱い戦いが展開! デザイナー上杉真人氏かく語りき【特別企画編】
第3弾となる一般ブースまとめ記事は、2日間合計で8時間以上会場を歩き回り、写真は1500点以上にのぼり、これらを整理して原稿にしたらテキスト量は1万文字以上……と大ボリュームな記事に。ゲムマ2023秋で初出展タイトルがあるブースを中心に、約100ブースほど紹介しているので、じっくりとチェックしてほしい。
以下、一般ブースとチャック横丁を合わせて、サークル名の数字順→アルファベット順→五十音順で掲載している(ゲームマーケット公式サイトの表記に準拠)。
サークル名 記号~数字
【+Spice】
『quatre des fruits』は、フルーツがたくさん書かれた透明なカードを配置し、うまくフルーツを並べてポイントを稼いでいく。2016年版からパワーアップした新版。
【77spiele】
『天下鳴動』を作った与儀新一氏の新作は、エジプト壁画を作るバースト系ゲーム『ナイルの壁画』。恋歌試作品(800円)として販売。
サークル名 A~G
【BrainBrainGames】
『麻雀拡張カード』や『トリックと怪人』のBrainBrainGamesは、「8」が特別な意味を持つゴーアウト系ゲーム『LOOP』を出展。
【BUNGU GAMES】
実際に使える文房具でゲームができる、というスグレモノシリーズを展開中のBUNGU GAMESの新作は、定規を使った『おさわりじんろう』。2014年にポストカードゲームとしてリリースされた『おさわり人狼』(うずまきスイッチ)のリメイク作。
【conception】
『乗換衰弱』は地下鉄駅名での神経衰弱。地下鉄のカラーや乗換の知識があったりすると当てやすい。
【EMPLAY GAMES】
『罪ボドゲ』は、購入したボードゲームをできるだけたくさん遊ぶことを目指す、という積みゲーを題材にしたカードゲーム。
【game lab nicota (ゲームラボニコタ)】
二匹のクマが登場する2人用ゲーム『ポーラとコディ』を出展。戦略性の高い「氷ボード」と、すごろく感覚の「森ボード」の2種類遊べる。
【Game to Life】
ゲムマ初出展タイトル『全部売れるまで帰ってくるな。』は、時空商事の営業社員となり商品を客に販売していくすることを目指すパーティーゲーム。うっかりゾーニングエリアに出展していたようだが、中身は健全なゲーム。
【GrowRoots】
GrowRootsは音楽を題材にしたゴーアウト系カードゲーム『Trill(トリル)』を出展。カードの裏表が逆転、さらには強さも逆転する。
サークル名 H~N
【HQ Games】
『Improvement of the POLIS』を生み出した慶應義塾大学公認ゲームサークルHQによる新作が、この『CHRONO BIBLIOTHECA(クロノ ビブリオティア)』。時間移動しながら事件を解決していくワーカープレイスメントゲーム。
【JUGAME STUDIO】
JUGAME STUDIOのポケットシリーズ(ポケットサイズの箱で1~2人用、20分程度)の新作『月からの脱出(ESCAPE FROM THE MOON)』を出展。酸素が無くなる前に月面からロケットで脱出するデッキビルディングゲーム。1人用。
【KASATTE(LIGHT-MAC)】
同じ色を重ねていくカードゲーム『KASATTE』。2種類のワイルドカードをどう使うかがキモ。
【kitchen games】
『GRAM GRAM』はバターのコマを持ち上げて同じ重さのバターを当てる神経衰弱。重量は5段階で(裏に重さが書かれている)、必ず赤と青のセットで持ち上げていく。ゲムマ2023春からデザインを変更したリニューアル版。
【konno.】
2人用トリックテイキング『SUMO』は、相撲の取り組みを題材にしている。アレンジの「番付モード」では、黒星が3つ付くまでにどれだけ勝てるかというもので、勝利数によって番付が決まる。
【MOGURA GAMES】
2023年の流行語にもなった「蛙化現象」を題材にした『カエルカアリナーシ』は、「蛙化アリナシ判断」を当てるトークテーマ系ゲーム。
【NakagawaHands】
新作『Just 3 Folds』は、特殊な図案が描かれた紙を3回折ってお題と同じ模様を作るというパズルゲーム。鏡を90度に立てかけた鏡の角に合わせてその模様を作る、というのがポイント(写真参照)。
【natriumlamp games】
『ガイアクロック』はシーソーのようなボードの上で球をマンカラのように操作し、相手のターンでシーソーを反対側に傾かせるよう仕向けていく、というバランスゲーム。手作りゆえに生産数は少なく、予約だけで完売したとか。
サークル名 O~Z
【off-box】
『チェーリズ・ウラル〜ウラルを越えて〜』はB2サイズのボードを使うワーカープレイスメントゲーム(2~4人でプレイ時間人数×30分)。商家として部下(ワーカー)を使ってシベリアを探険し、商品を売ってお金を稼いでいく。
【OKAZU Brand】
『横濱紳商伝』や『メトロックス』でお馴染みのOKAZU Brandは2本の新作を出展。『さらサーチ』は、10種類あるお皿のうち1枚だけ描かれていない皿があるのでそれを見つけ出すというもの、『グミトリック』はマストフォローのトリックテイキングでありながら勝者がスートごとに決まるという新感覚のトリテ。
【ONTAMA GAMES】
『#こんなやつおるん?』は、お題カード2枚を同時にめくり、その2つが同時に写っている写真を誰よりも早くInstagramから探し出す、というもの。意外な組み合わせでも案外見つかる楽しさがある、とのこと。
【Paix GUILD -ピースギルド-】
ピースギルドは新作を2タイトル出展。『Trick of Fixer』は正体隠匿+トリックテイキング、『ぼくのくつしたどこいった』は神経衰弱アレンジ。
【RAMBLE ODD POTATO】
派手なパッケージにコンポーネントが目立っていた『BRICOLAGE HEADS』は、ストリートアートとなる巨大なキカイを作って、ファンを獲得していく2人専用ゲーム。
【SAKURA-GO-ROUND】
『じゅもんじ』は、「ことば」の呪文を唱えて他プレイヤーが持っている 「もじ」が何なのかを当てるゲーム。カードは中央で折り曲がっており、手札を立たせて遊ぶ。
【Studio GG】
ゲームマーケット2023春のタイミングでリリースした『マイトロッコタウン』を再販。その他、『開拓王』など過去作も。
【SzpiLAB】
『プラネピタ』でアークライト・ゲーム賞2022優秀賞を獲得したSzpiLABの新作は、巨大な花をモチーフにしたゲーム『ラフレシアン』。花の形をしたボードに向かって円形のカードを投げて、自分の色を3枚並べらたら得点になるアクションゲーム。
【Tablegame Dinosaur】
『MAGICAL CRYSTALIA 魔法戦争』はクリスタル風の美しいコマが特徴で、魔術を駆使して盤上に魔法陣を完成させていくゲーム。
【TaiMEN GAMES】
『AIまいアリーナ』は、アリーナの闘士をいろんな言葉で強化し、勝敗はAIが決める!というカードゲーム。
【TGGA】
カードは位置ゲーム『サル・オ・ペッ』。同じ植物や同じ動物を近くに置くことどで、さらなる勝利点獲得が狙える。カードは北海道の自然をテーマにしている。
【The Queen’s New Capital】
Kickstarterで500%(総額912万円)達成したデッキ構築型都市開発ゲーム。展示のみだったが、かなりの注目を集めていた。
【Vic Village】
『Zoostock』は、希少動物を動物園に招き入れるというテーマのトリックテイキング。獲得した動物カードが得点源となっていく。得点源が他プレイヤーに移動したりとかなりユニークなトリテ。
サークル名 あ行
【あーきっと.ゲームズ】
あーきっと.ゲームズは、都道府県でトリックテイキングする『Trip Taking』、トレンドによって強弱が変化する『ぷらねトリック』、競りにバーストを加えた『50個の採掘』の3作を出展。
【アクサン・シルコンフレックス】
『焚書欠算』は本を燃やして宗教や学問を弾圧する、4人専用の推理・投資ゲーム。カードは本のように折り曲げられており、立てて並べると隣のプレイヤーが本の半分だけのぞき見できる、という仕組みになっている。
【遊ぼーど!】
ウンチを題材にしたブラフゲーム。ニオイや形のヒントを元に、ウンチ(と思われる宝箱)を押しつけ合う、という内容。
【アナログコレクション】
親の目をかいくぐって、二度寝する時間を確保していくカードゲーム。ブースには布団と枕が!
【操られ人形館】
14年前にリリースした『Mine Out』の新版を出展。協力者カードをうまく使って鉱物を発掘して市場で売っていく本格派ゲーム(90~120分)。完全に間違えてゾーニングエリアに出展してしまった模様。
【ウェーブルーズ】
お題から連想した回答が同じだった「人数」を使ってビンゴしていくのが、この『レンソービンゴ』。3~6人で遊べる。
【エービック ゲームズ(A-Vipc Games)】
3Dプリンタで戦車などのコマを作り、1個ずつ丁寧に塗装されたウォーゲームをリリースしており、今回は『サラクサク峠攻防戦』と『厳冬の虎は震えた』を出展。
【おーがにっく】
手作りの試作品『10Letters』を出展。出題されたお題をより少ない文字数でパートナーに伝えていく。
【押入れの森】
動物と一緒に料理を獲得する『ビストロアニモ』は、獲得した料理でフルコースを作り、高得点を目指すバッティング+セットコレクションゲーム。
【推し事会議】
『わたしたちの推し事会議』は、さまざまなセリフやシチュエーションのカードを組み合わせて、「キュン!」とくるシーンを作る。
【オニギリゲームズ】
養鶏場経営をテーマにした『クックドゥードゥルシミュレーター』は、なるべく多くニワトリやヒヨコを生きているうちに目的地へ届ける、という中量級ワーカープレイスメント。
【思い出会議】
『2年A組の席替え!』は、席替えという学校生活最大のイベント(!?)をテーマにしたカード配置ゲーム。生徒たちの「おもわく」が達成できるように席替えをしてく。
サークル名 か行
【過酷神経衰弱】
『過酷神経衰弱BAN』は、カードを取れば取るほど禁止ルールが追加されて厳しくなっていく、その名の通り「過酷」な「神経衰弱」。
【かくざとう】
エリアマジョリティとセットコレクションを組み合わせた『CAT & TOKYO』は、その可愛らしいコンポーネントが話題に。午前中にはほぼなくなっていた。
【角刈書店】
『ガムトーク』でお馴染みの角刈書店から出展されたのは、トーク系ゲームの『何故か盛り上がるMC ライブハウスイェーイェー』。観客のみが知る「盛り上がるワード」をMCが発したら観客は「ウェーイ!」と盛り上がるので、そこから「盛り上がるワード」が何なのかをMCが当てる、というもの。
【カワウソゲームズ】
ゴーアウト系の『カメレオンチェンジ』は、カメレオンのように途中でルールがコロコロ変わるカードゲーム。
【楠 Games】
『Sewing Art』は2色の毛糸を使って個人ボード(フェルト)にお題を完成させて当ててもらう、というもの。ゲムマ前から話題となっていたゲームのひとつで、早い時間に売り切れていた模様。
【ゲーム工房カコムタク】
『偏見プロフィール』は、人を見かけて判断(!?)するゲーム。子プレイヤーがお題のプロフィールに適した顔写真(AI生成)を選び、それを親プレイヤーが当てる、というもの。
【ゲームNOWA】
縦横の合計を10にすることで得点を集めていく紙ペンゲーム『ビンゴテン』、クラウドファンディングを実施した第2版『死神プリスクール』などを出展。
【クラブヒル】
数字とマークだけでなく、おつまみも描かれたカードで遊ぶ『居酒屋ポーカー』は、ポーカー役とおつまみ役の2つを合計して得点とする。
【ごらく趣造】
ゴーアウト系カードゲーム『Don’t Match(ドントマッチ)』は、前のプレイヤーが出したカードと一致しなければ出せる、というもの。「色」「数字」「背景」「枠線」「絵柄」と5つの条件があり、ラウンドが進むに連れて出せるカードの条件が増えていく。
サークル名 さ行
【サークル713】
船のレースを題材にした『風神レース』は、空気ポンプを使ってリアルに風を起こして船を動かす。思うように操作できないもどかしさが楽しそう。
【さいころ結社】
さいころ結社による『姫と人狼』は、2~10人で遊べる正体隠匿ゲーム。途中脱落者ナシの人狼タイプとなっている。
【サイコロ塾】
クラウドファンディングで100%達成したパズル×リソースマネージメントの『BOUQUET』は、マーケットをうまく動かして客の注文通りに花束を作る、というもの。
【さとーふぁみりあ】
『8ビットモックアップ』や『ガニメデ戦記』でおなじみ、さとーふぁみりあの新作は、自分だけの鳥獣戯画を作るのが『ならんで!鳥獣戯画』。価値が高くなるようにカードを並べていく。
【三Pro】
三Proの新作は『カイゾクのワナ』。海賊船船長となって、どの船よりも早くお宝を持ち帰ることが目的。タイトルのとおり、他プレイヤーに対して罠を仕掛けることができる。
【社会課題ゲーミフィケーション】
『しあわせなまち』は、毎ターン発生する社会問題で市民の幸福が減少していくので、財源と政策を使って幸福点(勝利点)を獲得していくデッキ構築型ゲーム。限界都市の深刻さをゲームで伝える内容となっている。
【新ボードゲーム党】
『タイムボム』の作者・佐藤雄介氏の新作『Eleven』はゴーアウト系カードゲーム。いずれかのプレイヤーが11点以上になったらそのプレイヤーが勝者となってゲーム終了。
【数奇ゲームズ】
名作レースゲーム『アベカエサル』豪華復刻版が数奇ゲームズから登場。もう1つの新作『マッチオブザセンチュリー』は、チェスを題材にした2人用ゲーム。
【スタジオしまづ】
2人協力ゲーム『作ってダンジョン!』はダンジョンを構築し、そのダンジョンの奥にいる魔王を倒す、というスゴロク系ゲーム。
【セブンスライフ】
『アトダシホーダイ』はシンプルなジャンケンでありながら、あとからルールを変更して自分を勝利させることができる、というもの。
サークル名 た行
【ださいたまの全然ダサくないおもちゃコーナー】
現役高校生が作ったゲームが出展。環境問題をテーマにした『CO2をセイア2!』と、フェアトレードが学べる『MES!!』の2タイトル。
【駄々っ子も夢中になる(はずの)ゲームショップ】
手札4枚の数字カードを使って622になるように四則演算する『622』、30秒間に木玉をハリセンに乗せた回数を競い合う『ハリセンキャッチ』、鉛筆を弾いてうまく谷折り位置にはめる『 HOTDOG Put the Sausage!』の3タイトルを出展。
【たろえ工房】
たろえ工房は『Dragon’s Tail』と『Insider Market』の2タイトルをひっさげてゲムマ初出展。前者は駆け引きありのババ抜きパーティーゲーム、後者は資金を使ってお金を増やしていく投資ゲーム。
【タロ大・島研究室】
『マドリテ』はプレイヤーが建築デザイナーとなり、顧客の要望と予算に合った理想の家を提案するトリックテイキング。
【テープルゲームズ】
カセットテープケースのサイズにすっぽり収まるボードゲームを一挙に8作発表。『言葉にならない文字はいらないゲーム』(アサ・ザ・ゲームデザイナー)、『決戦前の書状』(Saashi)、『ZOMBIE SNIPER』(佐々木 隼)、『5つの宝石』(椎名隼也・中森源)、『cluck-peep!』(ドラ(福田直樹))、『MOMOJAN』(橋口貴志)、『Schafkopf 2023』(別府さい)、『SUNNY OR RAINY』(hotel tokyo)と人気クリエイターによる意欲作ばかりで、開幕と同時にすぐ行列ができた。
【ドヤゲームス】
オジサン構文で話題になった『オジサンメッセージ』の独立拡張『オジサンメッセージ2』を出展。配られたワードカードから女性役(親)プレイヤー宛のメッセージを作り、に一番キモいと思われたらブロックされる(勝利ポイント獲得)、というもの。
【トリッキーダイス】
メンタルダイブ型カードゲーム『Ruler(ルーラー)』は、企業買収をテーマにした心理戦が繰り広げられる内容となっている。
サークル名 な~は行
【ない本】
『ある化粧ポーチからの推測』は、父の葬儀後、会場に残された化粧ポーチの持ち主を調べていくうちに……という謎解きゲーム。
【ナゾのムラ】
『オサカナスイジャク』は見た目似たような魚の写真で行う神経衰弱。ヒレや模様の微妙な違いを見分けて覚えることに。
【なんでもあそびデザイン】
『月の塔 Tower to the Moon』は、月まで塔を建てるゲーム。タイルに空いた2つの穴の間隔が近い順に並べる、という基本システムがあり、ルールは4種類用意されている。
【認定NPO法人Switch】
『ココロンリーツナガール』は、対戦しながらストレス対処やセルフケアについて学ぶことができるカードゲーム。
【パラディゲームラボ】
『キョーソー特許』が知財業務のプロが考案したカードゲーム。たくさん発明品を作ることが目的で、特許を取得することで他プレイヤーの発明を阻止することができる。
【パンパス】
オインクゲームズ代表の佐々木 隼氏による個人出展。『ベネチアのおみやげ』『じゃんパニ』いずれも今回かぎりで再生産はしないという。
【ピース・クラフト】
『Mini Wild Blue』は海洋生物の生態系を築いていくカードゲーム。カードには魚類や甲殻類等が美しく描かれている。
【ビブリオゲームズ】
『パタパタ紙ペン』は、くるくるパタパタと用紙を動かしながら最適解を探っていく紙ペンゲーム。
【プライマルゲームズ】
タワーマンションのママ友コミュニティを題材にした『ボスママ人狼』は、タワマンのママ友格差を題材にした人狼ゲーム。不動産業経験者によるリアルなコミュニティを再現しているという。
【ペンギンかんぱに】
2021年にリリースされた『シキ』のパワーアップ版。タイルを交互に置いていき、矢印の向き2人戦用から4人までプレイ可能に。
【ボードゲームショップあそびば】
協力して星空を作る『SIGN』は、お題が何なのかを当ててもらう価値観×推理ゲーム。星同士を結ぶ線に不等号チップを使い、どちらのワードが回答に近いかを表現していく。
サークル名 ま~ら行
【ましうgames】
『ぎりぎりエナドリ』は、エナジードリンクをガブ飲みしてハッピーマークを集めていくカードゲーム。ただし飲み過ぎるとダウンするので注意。
【マッシュルームパンク】
ド派手なブースで目立ちまくりのマッシュルームパンク。新作は、自分がゴミ以上の価値であることを説明する『てめえらの価値はゴミ以下だ!』と、デザインカードに書かれているとおりに靴紐を結ぶ『シューレース』を出展。
【みすたーあんどみせすげーむず】
育成RPG×すごろく×バトルロワイヤルの『無法勇者』は、みんなで協力して魔王にダメージを与えつつ、最後の一撃を決めたプレイヤーが勝者となる。
【メビシック】
『ケモノハント』は魔物を討伐するチキンレース×ダイスロールゲーム。『DRIVE to LIKE』はインフルエンサーとなってクルマで旅行し、より多くの「いいね!」をもらうバッティング×セットコレクション。
【メロボド】
紙ペンゲームを出し続けているメロボドの新作はやはり紙ペン。『ダブルシーフ』は2人で協力して泥棒稼業をしつつ、最終的には相手を出し抜く協力型対戦ゲーム。
【ヤブウチリョウコ】
『オシャレ迷子の私が君の力で大勝利する #イメコンゲーム』は、ファンション診断のイメージコンサルタントになって、イイ感じのファッションタイプ診断をした人の勝利。
【ライデア】
『あざとカルタ』は、親による読み札(お題)に対して、もっとも適切だと思われる切り札(答え~)を子が取って読み上げる。いかにあざとく答えるかがポイント。
取材した筆者が気になったもので、新作を中心に紹介していったのだが、思っていた以上に大量となってしまった。気になるタイトルがあれば通販をしているタイトルもあるので、リンクから確認してほしい。
次回ゲームマーケット2024春は、ビッグサイトの東1~3ホールと現状の1.4倍程度の広さとなるため、さらに出展数が増えるかもしれず、一般ブース紹介記事はますます膨れ上がりそう。次回も隅々まで取材してまわりたいと思う。