2024年2月4日放送のテレビ番組「有吉ジャポンⅡ ジロジロ有吉」(TBSテレビ系列、毎週日曜日0:58〜)で、昨年12月に行われたゲームマーケット2023秋の模様が放送されました。
「ジロジロ有吉」は流行しているカルチャーや趣味の世界などにタレントが潜入をして、そのVTRをスタジオで有吉弘行さんたちが鑑賞するというバラエティー番組です。
この日の放送では、お笑いコンビのぽんぽこの高木ひとみ◯さんがゲームマーケット2023秋に潜入して取材を敢行。様々なブースを回って、同人ゲームを遊ぶVTRが流されました。スタジオにいたSnowManの佐久間大介さんは普段からボードゲームをよく遊ぶということでゲームマーケットの規模の大きさに驚いていたり、ゲームデザイナーのカナイセイジさんがインタビューに答えていたり、スタジオでは実際にみんなでボードゲームで遊んだり、見どころの多い番組になっていました。
2/3(土)の #ジロジロ有吉 は🐼👹
日本最大規模❗️
アナログゲームの祭典🎲#ゲームマーケット ✨🃏✨🎴✨#高木ひとみ〇が潜入🐭🔎負けたら恥ずかしい⁉️
罰ゲームが😱 pic.twitter.com/Bj0w58k17F— ジロジロ有吉【公式】 (@AriyoshiJapon) February 2, 2024
では、番組で紹介されたボードゲームを全て紹介します。
箸でCUBEs
〈箸でCUBEs/1〜2人/6歳〜/20分〉
木製ブロックを積み上げる対戦型バランスゲーム。
自分の手番では、カード1枚をめくって描いてある形のブロックを箸でつかみます。そのブロックを自分のボードの上に置きます。ブロックが横一列に並ぶと、邪魔になるブロックを相手のボードに配置することが出来ます。これを繰り返して、先にブロックを崩した方が負けとなります。どちらも崩さずにカードがなくなれば、高く積んだ方が負けです。
箸を使ったアナログなテトリスって感じのゲームですね。今年の新作ではなく2019年の作品ですが、見た目的にも分かりやすくてテレビ向きだったので取り上げられたのかと思われます。スタジオで実際にプレイされ、盛り上がっていました。
カミオール
〈カミオール/1〜8人/6歳〜/5分〉
折り紙でお題通りの柄を作るパズルゲーム。
4×4の柄の紙を折って、お題カードに書かれた2×2の柄をいち早く作った人がお題カードを獲得。最終的にお題カードに書かれた点数の合計を競います。頭を使うのはもちろん、手指の運動にもなるゲームです。紙さえあれば、大人数で同時に遊べます。
この手の直感的パズルゲームは正解の折り方が思いつくか否かで、人によって得意不得意がありそうですね。このゲームもスタジオで取り上げられ、出演者全員でプレイしていました。
AIまいアリーナ
〈AIまいアリーナ/2〜5人/15分〉
ChatGPTで勝敗を決めるバトルゲーム。
アリーナにいる闘士に様々な形容詞のカードを出して強化して、そのキャラクターをChat GPTに打ち込んで誰が勝つかを予想します。勝てばコインが貰えて、最終的なコインを競います。勝ち負けをChat GPT任せにしたいうアナログゲームとデジタルの融合が新しいですね。
愛どる!
〈愛どる!/3〜5人/6歳〜/30分〉
ファンを集めてアイドルグループのセンターを目指すボードゲーム。
袋の中に入ってるミープルを引いてファンを増やし、増やしたファンをライブハウスに呼び込んで徐々にファンを増やしていきます。このゲームはとにかくコンポーネントが豪華で、ファン駒のミープルは200個も入っています。さらにゲームの中で活躍するアイドル5人のアクリルスタンドも付いています。
きびしすぎるスパルタのひびせいかつ
体をより鍛えた人が勝ちのバッティングゲーム。
「筋トレ」「買い物」「昼寝」など5枚のカードから1枚選び、全員同時にカードを出します。出したカードが誰とも被らなければ、カード効果を発動してステータスを上げます。また、「組手」だけは他の人と被ったら効果発動となります。
作った数が少ないのか、検索しても詳しい情報が少ないゲームです。
沈黙ノ艦長
〈沈黙ノ艦長/3〜6人/12歳〜/5分〉
船員の報告を聞いた艦長が正しい決断を下すのが目的の協力ゲーム。
船員役は配られたセリフカードを次々と読み上げ、それを聞いた艦長役が敵の少ない方向と多い方向を予想します。セリフカードを全て確認して、艦長の決断が正しかったのかを確認します。船員役が同時にセリフカードを読み上げるので、全て聞き取れずに混乱してしまうのが面白いところです。
ゲームマーケット2023春で新作評価アンケート1位に選ばれた『沈黙ノ艦長』をアソビジョンが製品化したバージョンです。
テノリマドリ
〈テノリマドリ/3〜5人/12歳〜/20分〉
賃貸物件のオーナーになり、点数の高い物件を作る間取り設計ゲーム。
間取りが描かれたカードを引いたら、自分の手のひらの上に乗せます。部屋が重ならないように並べて、10秒数えたらカードに書かれた数だけ得点獲得です。数えている途中でカードが手のひらから落ちてしまったら失敗です。最終的に点数の高い人が勝ちとなります。
テレビ放送では取り上げられませんでしたが、TVer限定で未公開映像として紹介されていました。
テレビでゲームマーケットが紹介されるのはちょくちょく見ますが、番組のワンコーナーではなく30分の番組で丸々30分間ゲムマの話題というのはなかなかのことです。そして、こんなに多くの同人ゲームがスポットライトを浴びるというのはかなり珍しいかなと。
番組を見逃した方や放送地域外の方は、2月11日までTVerで視聴可能となっていますのでご覧ください。