TBSテレビ「ラヴィット!」の2024年12月第1週に遊ばれたボードゲーム『人生ゲーム』を紹介!

月〜金曜日の朝8時からTBSテレビ系列で生放送のバラエティ番組「ラヴィット!」では、最新のテレビゲームや古典的な伝統ゲーム、オリジナルのリズムゲームなどが遊ばれています。市販のボードゲームや同人ゲームが紹介されることも多いので、ボードゲームファンとしては見逃せない番組なのです。

では、2024年12月第1週に取り上げられたボードゲームを紹介します。

12月2日 月曜日

人生ゲーム

〈人生ゲーム/2〜8人/8歳〜〉

ゴールした時の所持金を競うすごろくゲーム。

自分の手番では、ルーレットを回してその数だけ自分のコマを進め、止まったマスに書かれた指示に従います。全員がゴールをしたら、株券などを精算して資産を計算します。最もお金を持ってる人が勝ちです。

1860年、アメリカ・マサチューセッツの印刷業者だったミルトン・ブラッドリーさんがチェッカー盤のマスに良い事と悪い事を書いた人生をシミュレーション出来るすごろく『THE CHECKERD  GAME OF LIFE』を考案。大ヒットした事でミルトン・ブラッドリー社を設立しました。1960年、創業100周年を記念してルーベン・クレマーさんとビル・マークハムさんが『THE CHECKERD GAME OF LIFE』をベースにしたすごろくゲーム『THE GAME OF LIFE』を作りました。これが初代の『人生ゲーム』になります。1968年、タカラ社が『人生ゲーム』というタイトルで日本語版を発売して日本でもたくさんの人に遊ばれるようになりました。1983年、今までマスに書かれた指示が直訳だったものを日本オリジナルの内容に変えて独自の『人生ゲーム』を製作。現在も世相を反映した内容で新たなバージョンが毎年の様にタカラトミー社から製作・販売されている超ロングセラーボードゲームです。

ルーレットで出た数だけコマを進め、マスに書かれた金額が増減するというシンプルなゲーム性。もっと良く出来たシステムの面白いすごろくは他にたくさんありますが、ルーレットを回したり、ボードに置かれた立体物だけでも楽しい気分にさせてくれます。ボードゲームは「何を」遊ぶかよりも「誰と」遊ぶかが、その楽しさに大きく影響することを教えてくれるのが『人生ゲーム』ではないでしょうか。

番組では、実際にボードを広げて遊んだのではなくNintendo Switchで「人生ゲーム for Nintendo Switch」をプレイしていました。しかも、番組の進行とは関係なく、4人がスタジオの傍らでコントローラーを握ってモニターに向かって淡々と1時間ほどプレイ。ゲームの冒頭と結果だけが放送されていました。見て楽しいゲームではなく、やって楽しいゲームなので仕方ないですね。

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