月〜金曜日の朝8時からTBSテレビ系列で生放送のバラエティ番組「ラヴィット!」では、最新のテレビゲームや古典的な伝統ゲーム、オリジナルのリズムゲームなどが遊ばれています。市販のボードゲームや同人ゲームが紹介されることも多いので、ボードゲームファンとしては見逃せない番組なのです。
では、2025年2月第2週に取り上げられたボードゲームを紹介します。
2月12日 水曜日
ito
〈ito/2〜10人/8歳〜/30分〉
数字カードをイメージで表現して意思疎通をするカードゲーム。
1〜100まである数字カードを全員に1枚ずつ配って各々が確認したらゲームスタート。テーマカードをめくって今回のテーマを決めます。スタートプレーヤーは配られた数字をテーマに沿って表現します。時計回りで全員表現したら、自分の数字と足して100になりそうな人を探します。相手がペアになる事を了承すればペア成立です。可能な限りペアが成立したら、全員カードを公開します。ペア同士で数字を足して、合計数が100に最も近いペアが2点獲得、次に100に近いペアが1点獲得、100を越えたペアとペアが出来なかった人は0点です。これを繰り返して、5点獲得した人が勝ちです。また、合計数がピッタリ100になった場合はそのペアが勝ちです。
配られたカードをテーマに沿って表現して小さい数から出していく協力ルールの「クモノイト」で遊ばれる事が多い『ito』ですが、番組では「アカイイト」ルールで遊んでいました。しかもカードをランダムで配るのではなく、正しい誰かとペアになれば合計数がピッタリ100になるようにカードが配られていました。大人数で『ito』を遊ぶ時に向いているルールです。
2月14日 金曜日
ラブフレーザー
〈ラブフレーザー/3〜6人/18歳〜/30分〉
お題に合ったラブフレーズを言う大喜利ゲーム。
1人が依頼者となり、シチュエーションカードをめくって今回のお題を読み上げます。他の人は依頼者に細かい設定などを質問して、依頼者が胸キュンするセリフをホワイトボードに書きます。順番にホワイトボードに書いたセリフを読み上げます。依頼者は最も胸キュンした答えを選びます。これを全員が依頼者を2回やるまで繰り返して、依頼者に選ばれた回数が最も多い人が勝ちです。
テーマを恋愛方面に振り切った大喜利ゲームです。大喜利は笑える答えが正解になりますが、『ラブフレーザー』はあくまでもキュンキュンさせるセリフを考えた人が正解。飲み会やパーティーで盛り上がるゲームです。ちなみにダメな答えを書く『ヤバフレーザー』という拡張も作られていて、こちらは笑える答えを狙う感じになります。