要注意!ボードゲームの海賊版まとめとAmazonが開始した対策

ボードゲームがテレビや雑誌や新聞などのメディアに取り上げられる事も増え、いろんな場面でボードゲームを普通に目にするようになりました。今まで興味の無かった人が「ちょっと買ってみるか」と思ってポチることもあるでしょう。

そこで残念な話題ですが、去年くらいからAmazonなどのネットショップやオークションサイトを中心にボードゲームの海賊版が出回っているのです。

本来お金が入る人達の元にお金が渡らずに、海賊版というニセモノを作った人達がその利益を奪っていくというのは許される事ではありません。そして初めてボードゲームを購入した人が粗悪なニセモノを見て「ボードゲームってこの程度なのか」と勘違いしてそれ以上興味を示さなくなるかも知れません。

海賊版の撲滅には我々一人一人が購入しない事です。と言っても「これは海賊版です」なんて書いて販売してないですからねぇ。実物を触って買うならニセモノって気付くかも知れないけど、今時ネット通販も当たり前だしねぇ。

 

なので、ネット上で報告されてる海賊版のボードゲームを一気に。

 

「ラブレター」「タイムボム  」

 

「ハゲタカのえじき」

 

「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」

 

「ソクラテスラ」

 

「ごきぶりポーカー」

 

「はぁって言うゲーム」

 

「ワードバスケット」

 

「犯人は踊る」

 

「コヨーテ」

 

「ノイ」

 

「テストプレイなんてしてないよ黒、白」

 

「ナンジャモンジャ」

 

「ゴブレットゴブラーズ」

 

「究極のワンナイト人狼」

 

「マニラ」

ネットには様々な報告が上がってます。触ってすぐ分かる品質の悪い粗悪品もあれば、微妙な違いしかなくて気付かずに所持してる人もいるんじゃないかというレベルの物まで。

多少の例外はあるものの、ほとんどがAmazonマーケットプレイスから購入したもので本来の価格よりも安いというのが共通点。そして住所が東南アジアというのが多いようです。

かと言って、住所だけじゃ本物か偽物か分からないし、Amazonが定価より安く売ってる事も珍しくないし……。

 

そんな中、Amazonが10月9日付で偽造品撲滅プロジェクトを開始しました。その名は「Project Zero」です。

どうやらアメリカやヨーロッパでは今年の初めから開始しているようで、日本では試験的に始まってるらしい。ざっくり説明すると、Amazonが商品情報を自動的にスキャンし、怪しい商品を検知するシステムを導入して、本物を販売してる人が模造品を削除出来るというもの。

要するにボードゲーム以外の商品でも海賊版が横行してるから、遂にAmazonが動いたって感じでしょうか。なので、少しずつ被害は減るとは思うんですけどね。

 

とにかく海賊版のボードゲームには気を付けて下さい。