ボードゲームパブリッシャー紹介シリーズ第2弾【オスプレイゲームズ】

1回だけで終わるかと思われたボードゲームのパブリッシャー紹介企画の2回目が実現しましたー!好評だったという事でしょうか?ボードゲームパブリッシャー好きの皆さんのおかげです。

会社にスポットを当て、その会社が作ったボードゲームを並べたら何かが見えてくるのではないかという試みです。さぁ、第2回はオスプレイゲームズです。

 

 

公式サイトによると、1968年に設立した出版社なんですね。どうやら軍事モノや戦争に関する書籍や写真集が支持された会社みたいです。

会社が事業を広げていく中、2008年にゲーム事業を開始。ミニチュアを使ったウォーゲームから始まって、いわゆるボードゲームも扱うようになったというのが簡単な会社の歴史になります。

 

 

それではオスプレイゲームズのボードゲームを紹介します。

 

クリプティッド

プレイヤーは未確認生物の学者になって、いち早く未確認生物を発見したら勝ちというボードゲームです。

全員が各々の未確認生物のヒントを1つ持っていて、それらのヒントが一致する場所を見つけるのが目的。ボードに六角形のヘクスが沢山描かれているので難しそうな印象を受けるけど、内容はそこそこライト。でも相当頭を悩ませます。

日本語版も発売されて遊びやすくなったんじゃないでしょうか。

 

 

ライナークニツィアのSAKURA

プレイヤーは絵師になって、帝に近付き過ぎないようにして絵を描くのが目的のボードゲーム。

全員同時にカードを出して、小さい番号のカードからコマを進めていくバッティング要素のあるすごろくです。他人のカード効果で思わぬ進み方をしたり、逆に美味しい思いをしたりして、カードを出す度に一喜一憂する作りになってますね。クニツィアの安定感。

味気ない数字だけのカードでも遊べるのに、絵柄がいい感じ。

 

 

スターカルテル

宇宙での貿易をテーマにしたカードゲーム。

輸送船で密売品を運ぶと高かった物は安くなり、安かった物は高くなるという感じで価格が変動するので、価値の高くなりそうな密売品を着服して得点を稼ぐという流れになっています。株式のゲームっぽい感じ。

アートデザインがなかなか秀逸ですね。

 

 

ロンドン

ロンドンを舞台に、1666年に起きた大火災から復興するというゲーム。

建物を建てるためには土地が必要で、土地を購入する為には借金しなきゃいけないので借金しまくり。マーティン・ワレスらしい借金必須のゲームですね。

オスプレイ版は第二版らしくて、オリジナルよりシックなデザインとなってます。

 

 

 

ハイソサエティ

贅沢品をオークションで競り落として高得点を目指すカードゲーム。

このゲームの最大の特徴は、最終的に最もお金を使ってしまった人は脱落というルール。出来るだけお金を使わずに沢山落札したいというジレンマがうまく機能してますね。

何度もリメイクされてる名作だけど、オスプレイ版が一番ゴージャスかと。

 

 

ロストエクスペディション

3人の探検家が助け合ってエルドラドを目指す協力カードゲーム。

カードに書かれた効果を受けながら冒険をしていくんだけど、難易度はなかなかの高さ。なので体力や食料が減っていく中、誰を先に犠牲にするかという残酷な話し合いが持たれる奇妙な協力ゲームですね。

イラストのタッチは好き嫌い分かれそう。クセが強い!

 

 

 

ケーキを食べればいいじゃない

フランス革命をテーマにした、死なないようにしてケーキを集める交渉ゲーム。

投票によって様々な職業に就いてそれぞれをアクションを実行するというのを繰り返し。そのアクションでケーキを獲得の邪魔をしたり、他人をギロチン台に送ったり。それを回避する為に自由に交渉出来るのでドロドロとするやつです。ゲーム後もいがみあったりする事も…。

紙製タイルでギロチン台を作るとは!なんというセンス。

 

 

 

三千世界の鴉

Manifest Destinyが作った日本の2人専用協力ゲーム。

ゲーム内容の詳細は分からなかったんだけど、2016年にリメイクされたようです。

 

こうして並べてみるとリメイク作品が多めですかね。そして、アートデザインが凝ってる!派手で豪華で一風変わった物が目立ってますよね。リメイクが多いから、オリジナルとの差別化のためにそういう方向性になるのかも知れませんね。

どうせ同じボードゲームをやるならオスプレイゲームズ版に触れてみるのはいかがでしょう。