学校が休みなら子供とコレを遊ぼう!小学生低学年から遊べるオススメ超定番ボードゲーム9選

今年の3月は学校が丸ごと1ヶ月間お休みのようです。小学生のお子さんがいらっしゃる家庭はいろいろ頭を悩ませている事でしょうね。

休校は強制ではないものの99%の学校が休校にしているのが現状。しかも自宅待機をお願いしてる学校がほとんど。そうなると、子供が家にいるけど親は仕事でいないってシチュエーションもあるでしょうし、専業主婦の方なら子供と一緒にいる時間が増えることにもなるでしょう。その期間、ずっとスマホゲームや動画サイトってのもねぇ…と思ってる方も多いはず。

 

 

そんな生活習慣や環境がガラッと変わる1ヶ月、新しい時間の使い方の1つとしてボードゲームを提案させて頂きます。

 

コロナウィルスで戦々恐々としてる中のんきな話だけど、この機会にいかがでしょうか。今こそボードゲームですよ。「ボードゲームやってみたいけど何を買えばいいのやら?」という親御さんの為に、子供だけでも遊べるし大人も一緒に遊べる面白いボードゲームを9つ紹介します!

 

 

ネット通販など比較的入手しやすい中から名作だけをピックアップしました。

 

ワードバスケット

カンタンに説明すると、しりとりゲーム。2~8人用。

ひらがなが書かれたカードを5枚ずつ配り、箱の中のカード(上の写真なら“さ”)で始まって自分の持ってるカードで終わる言葉を思いついたら、それを言いながらカードを出す。これを繰り返してカードを早くなくした人の勝ちというルール。

単なるしりとりなんだけど、カードに書かれた文字という条件があるだけで一気に面白くなります。子供は2文字以上で、大人は4文字以上など文字数にハンデをつければ年齢関係なく遊べます。多分、語学力がアップするはず。

 

ナンジャモンジャ

カンタンに説明すると、あだ名記憶ゲーム。2~6人用。

裏向きのカードを1つの山にして、カードを1枚めくります。めくった人はカードに描かれたキャラクターにあだ名をつけます。次の人はカード1枚めくって、あだ名をつけます。これを繰り返して、一度あだ名を付けたキャラクターがめくられた時に素早く名前を言えた人が今までに貯まったカードを獲得。カードを沢山持ってる人が勝ちというルール。

ニックネームを付ける時に人のセンスが見えるし、ずっとめくられず久し振りに出てきたキャラクターの名前が思い出せなくて悩んだり、いろいろ楽しい場面が多いゲームです。それにしても記憶力を競うゲームに関しては大人より子供の方が強いので手加減して欲しいと毎度思いますね。

ホントに面白いのは2回目以降なんだけど、それは遊んでからのお楽しみで。多分、記憶力が良くなるはず。

 

ラミィキューブ

持ってる数字タイルを全て出し切るのが目的のゲーム。2~4人用。

タイルに書かれている数字は1~13で、色は4色、全て2枚ずつ。そしてジョーカーが2枚あるので全部で106枚のタイルを使います。タイルを出すには、同じ数字で色の違う「グループ」、連続した数字で色が同じ「ラン」というどちらかの組み合わせを作る必要があります。グループかランが出来たら、みんなの前にタイルを出す事が出来て、いち早く手元にあるタイルを出し切ったら勝ちです。

麻雀でもやってるのかと思われて難しいと勘違いされがちだけど、対象年齢は8才以上で意外とカンタン。しかも何度も何度もずーっと遊べてしまう中毒性のあるゲームなのです。ここで紹介するゲームの中では3000円弱で最も高価なんだけど、個人的には最もオススメ。多分、数字に強くなるはず。

 

ドブル

カンタンに説明するなら、図形探しスピードゲーム。2~8人用。

カードには8つのイラストが描いてあります。適当にカード2枚を取り出して見比べると、どちらのカードにも1つだけ同じイラストが描いてあるんです。どのカードと組み合わせても必ず1組同じイラストがあるという不思議な構成のカードなんです。

このカードを使って様々なゲームを楽しむことが出来ます。同じイラストを見つけてカードを沢山集めたら勝ちとか、逆に配られたカードをなくしたら勝ちとか。いろんな遊び方もあるのてお得な気分にもなりますね。多分、瞬間的に違いを見つける力が養われるはず。

 

ナインタイル

カンタンに説明するなら、タイル早並べアクションゲーム。2~4人用。

上の写真を見ればある程度分かるけど、手元には9枚のタイルがあって、カードに描かれた通りにタイルをいち早く並べた人の勝ち。単純でしょ。しかし、タイルは表と裏が違うマークが描かれているんです。だから、ひっくり返してると何の裏が何だったのか混乱してしまうんですよ。このアイデアがゲームをグッと面白くしてますね。

テレビ番組で東大生が息抜きとして遊んでると取り上げられて入手困難な時期もあったけど、今は安定して購入出来るはずです。多分、反射神経が鍛えられるはず。

 

犯人は踊る

カンタンに説明するなら、変則ババ抜きカードゲーム。3人~8人。

全員にカードを数枚配ります。1枚だけ「犯人」のカードがあって、ゲームの途中で「犯人」を持ってる人を当てたら勝ち。「犯人」を持ってる人はバレずに逃げ切れば勝ち。でも、ゲーム中に他人にカードを渡したり取られたりするので「犯人」がグルグルみんなの中で移動するんですね。タイトル通り、犯人が踊っているかのよう。

短時間でサクッと終わるゲームだけど、推理要素もあるし、幼い子供が何故かイラストに食いつきやすいのでオススメ。3人から8人で遊べるとは書いてあるけど、4人以上で是非。多分、洞察力が鋭くなるはず。

 

ハゲタカのえじき

他人の心を読んでハゲタカを奪い合うカードゲーム。2~6人用。

全員に1~15の数字カードが配られます。得点となるハゲタカカードが全員の前でめくられて、各々が数字カードをえらんだら「せーの!」で一斉にオープンします。一番大きい数字を出した人がハゲタカカード獲得というのがゲームの流れ。しかし一番大きい数字を出した人が複数いた場合は、2番目に大きい数字を出した人がハゲタカカード獲得になるので、他の人と数字が被らないように他人の考えや思惑を推測する必要があるんですね。バッティングゲームと呼ばれるジャンルの超名作。

シンプルなルールなのにこんなに面白いとは、というアナログゲーム代表ですね。多分、他人のココロが読める人間になるはず。

 

ブロックス

カンタンに説明するなら、ブロック配置ゲーム。2~4人用。

自分の色のブロックを沢山置くことが目的のゲームです。置き方には1つだけルールがあって、自分のブロックの角と角が接するように置く。ルールはこれだけ。辺と辺が接するようには配置出来ません。ただし、他人のブロックなら辺が接しても構わないので「もうブロック置けないか…」と思ったら、隙間を縫うように置けたりして最後まで勝敗は分からないのもいいですね。

ゲームが終わった瞬間「もう1回!」となりがちなクセになるゲームです。ただし、ほぼ4人専用って言い切ってもいいくらい4人で遊ぶのが面白いので人数を選ぶのが唯一の欠点かな。多分、空間認識力が大幅にアップするはず。

 

コヨーテ

最後に紹介するのは、疑心暗鬼の足し算ゲーム。2~10人用。

数字カードを全員1枚持って額の前に掲げます。自分のカードだけが見えない状況で、全員の数字の合計を予想するというゲームです。自分の番が来たらやる事は2つのうち1つです。1つは、全員の合計数を予想して言う。ちなみに前の人が予想した合計数よりも大きい数を言う必要があります。もう1つの選択肢は、前の人が予想した合計数が全員のカードの合計数より大きいなと思ったら「コヨーテ」と宣言する事です。コヨーテ宣言があったら、全員のカードを足してコヨーテが正しいか間違いかを確認するというのがゲームの流れ。

「みんな数字をガンガン吊り上げてるけど、私の数字って一体…」とか「なんでみんなニヤニヤしてるんだ?」など疑心暗鬼になること間違いなし。対象年齢は10才以上で、他に特殊なカード数枚もあるんだけど二桁の計算が出来れば小学生低学年の子も遊べます。多分、他人を疑うことを覚えるはず。

 

 

ボードゲームが好きな人にしてみたら「ベタなラインナップだなぁ」と思うでしょうけど、本当にド定番の一度は遊んで欲しいボードゲーム。この機会に触れてみるのはいかがでしょうか。

遊ぶ前と後は手洗いなどを忘れずに!