こんなのあったの?!なかなか珍しいボードゲームの拡張10選

ボードゲームの人気のバロメーターとして拡張があります。通常ゲームでも十分面白いのに、加えるとさらに面白くなってしまうアノ拡張です。ま、中には入れない方が良いんじゃないかと思う拡張もありますが(笑)人気があれば拡張の需要もある訳で拡張がシリーズ化してるボードゲームもありますよね。そんな拡張の中で、期間限定やプロモーションとして配布された追加カードなど珍しいものも結構あるんですよ。

 

って事で、数多ある拡張の中からレア系を中心に10個ピックアップしました。好きで遊んでたボードゲームにも「そんなのあったの?」なんていう意外な拡張があるかもしれませんよ。

1.チケット・トゥ・ライド

2.ピッチカー

3.レジスタンス

4.ワードバスケット

5.クー

6.カルカソンヌ スターウォーズ

7.ナンバーナイン

8.アズール

9.ハイブ

10.パンデミック

 

チケット・トゥ・ライド

アメリカ大陸を舞台に線路をひいていく超有名な傑作ボードゲーム。人気シリーズなので、オランダ・アジア・スイスなどなど拡張マップが沢山発売されています。

そんな様々な地域のマップがあるチケライの拡張の中で変化球な拡張がダイス拡張セット。これは通常ゲームで使用する列車カードと置き換えて使うサイコロです。線路を敷く時にカードを出すんじゃなくて、サイコロを振るというゲームになります。線路の出目はチップに替えて貯める事が出来るので、貯め込んで一気に長い距離の線路を敷くという本来のゲーム性と変わらないプレイが楽しめます。サイコロなのでサクサクとゲームが進行するのもオススメなところ。

 

ピッチカー

ボードを繋いでコースを作ったら、車コマを指で弾いてゴールを目指すおはじきレースゲーム。このゲームは様々なボードが拡張として発売されてます。とにかく種類が多いんですよ。10種類くらい存在します。

紹介するのは拡張第7弾の「THE LOOP」です。平面のボードの上でおはじきをやるゲームだったのに絶叫ジェットコースターのような1回転の立体ループが登場です!派手!遊んだ事ないけど、相当な強さでコマを弾かないとグルっと1回転しないよねぇ。これは楽しそうだ。

 

レジスタンス

レジスタンス陣営とスパイ陣営に分かれて勝利を目指す正体隠匿ゲーム。人狼と違って途中離脱が無く、途中で陣営がバレてもゲームに参加出来て、ウソをつかなくても成立するので遊びやすいですよね。

拡張はいくつかあるんだけど、紹介するのは「狼と犬」です。販売元のホビージャパンのイベント会場限定販売となっています。レジスタンスでもスパイでもない第3陣営の一匹狼という役職、それと内部調査をする官憲の犬という役職を加えて遊ぶ事が出来ます。

 

ワードバスケット

ひらがな1文字が書かれたカードを使ってしりとりをする日本生まれの傑作カードゲーム。文字数とかハンデをつければ大人と子供が対等に戦えるのも良いですよね。

拡張は1つだけ存在していて「濁音半濁音拡張カード」という商品。その名の通り濁点と半濁点が付いたひらがなカードの拡張です。それだけなんだけど、通常ルールなら「は」カードを「ば」としても「ぱ」としても使えたけど拡張を入れると「は」だけ。何故なら拡張カードに「ば」も「ぱ」もあるからです。だからメチャクチャ難しくなります。こう見えて上級者向け。

 

クー

イタリアの都市国家の長となり、様々な人物の能力を駆使して他人を国外追放していくブラフゲーム。正体隠匿の要素もあるし、ポーカーのようなカードの読み合い要素もあってよく出来たカードゲームです。バレなきゃどんなアクションも可能でウソつき放題ってのも楽しいんですよ。

拡張のタイトルは「改革」です。宗教の派閥という要素が加わって、キリスト教のカトリック系とプロテスタント系のどちらかに所属することになります。基本的なルールは一緒なんだけど、同じ宗派の人には攻撃出来ません。攻撃するには通常アクションの代わりに宗派の変更をしなきゃいけないんです。これがなかなかもどかしい!ちなみに拡張を入れてクーをもう1セット用意すれば10人プレイが可能です。

 

カルカソンヌ スターウォーズ

タイル配置ゲームの代名詞的名作「カルカソンヌ」には宇宙を舞台にしたスターウォーズエディションが存在します。このバージョンすら知らない人も多いでしょうけど、拡張が出てるんです。コラボだけでも驚きなのに拡張まで出るとは双方の人気を証明してますね。

タイトルは「拡張1」。そのうち2、3と続編が発売される予定なんでしょうか?内容は6人でも遊べるように新たなコマ、それと新たなタイルが18枚入っています。タイルを配置した時に他人と同じエリアにミープルがいるとサイコロを振って出目の大小を比較するバトルが発生するのがスターウォーズ版なんです。運要素が強いので賛否分かれるところだけど、拡張はサイコロの出目を+1にするライトセイバーなどバトル要素が強化されています。

 

ナンバーナイン  

めくられたカードに書かれた数字型タイルを全員同時に配置して、高得点を目指すパズル的タイル配置ゲーム。

拡張の追加タイルは、テトリスのような形をしたタイル4つ。そのタイルを1つ置いた状態からスタートなんだけど、タイルが4つとも形が違うので配置する数字型タイルは全員一緒なのに各々の展開が全然違ってくるんです。なんて事ないアイデアなんですけどね。もう一つの追加ルールは、L字型タイルを2つ持った状態でスタートして好きな時にL字タイルを配置してもいいというもの。スキマが埋まるから得点が伸びるし遊んでて気持ちいい!

 

アズール  

 

タイル職人となって壁をより美しく飾るのが目的のタイル配置ゲーム。カラフルで写真を撮りたくなるインスタ映えボードゲームです。麻雀牌みたいな触り心地の良さもプラスポイントですよね。

拡張は「ジョーカータイル」です。まず見た目が透明で綺麗ってのが良いじゃないですか。ゲームの中ではジョーカーと言うだけあって、どの色として扱う事も可能です。なのでサクサクとタイルが集まるんですよ。でも注意点があって、最後のボーナス点の計算の時にジョーカータイルが含まれてる色はボーナス点が無し。一長一短。使い方が難しいので取るべきか悩む…。

 

ハイブ

六角形の虫タイルを動かして相手の女王蜂を取り囲むのが目的の2人専用アブストラクトゲーム。ボードが無い虫将棋とでも言いましょうか。運要素が全く無いので好き嫌いハッキリ分かれるけど、かなりよく出来たゲームです。

基本セットは女王蜂、クワガタムシ、バッタ、クモ、兵隊蟻の5種類の虫コマ。拡張コマとして「テントウムシ」「蚊」「ダンゴムシ」の3種類が発売されています。テントウムシは、他のコマの上を2マス動いた後に1マスで下に降りるという3マス移動。蚊は、隣接してる虫の動きをコピー。ダンゴムシは1マスしか動けないけど、他の虫を上に乗せて通過させる事が可能。さらに戦略性が増すのでオススメです。

 

パンデミック  

ウィルスの蔓延を防いでワクチンを作り、世界を救う協力ボードゲームの大傑作。このゲームも拡張が非常に多いですね。拡張は何種類あるんだろう?ピッチカーより多いはず。ここで取り上げたボードゲームの中で最も多いんじゃないかな。

そんな数多ある拡張の中からピックアップするのは「Promo roles」です。通常の職業カードと入れ替えて遊ぶ追加カード。今いる都市にウィルスが置かれると体力が1つ減って、体力が0になると敗北になります。なんと敗北パターンが1つ増えるんですね。厳しそう…。職業カードに書かれた文字はよく読めないけど、体力が減るたびに何か悪い事が起こりそうな感じですよね。キャラクター毎になんかゴチャゴチャ書いてあるもん。この拡張は実物見た事ないけど遊んでみたいなぁ。

 

いかがでした?全て知ってましたか?元のゲームは遊んでるけど、触ってない拡張も多いでしょ?特にマニアックなものに絞って集めましたからね。

見掛けたら即入手した方がいいですよ。拡張はホント再販されないのでね。