みなさん、ボードゲームって一度買えば何度も遊べると思っていませんか?
確かにほとんどのボードゲームはコンポーネントを無くしたり、壊したりしなければ何度でも遊ぶことができます。しかし、中には一度遊ぶと中身がわかってしまうので二度目は遊べない、または一度遊ぶときにコンポーネントを破壊してしまうので一度使えばもう遊べない、といったゲームがあるのです!
今回はそんな一度しか遊べないボードゲームたちをまとめてみました!
※これらのゲームの情報やシリーズ、拡張版などの情報は執筆時(2018年7月)のものです。遊ぶ際や購入する際はゲームタイトルにリンクされているHP等で最新の情報を手に入れることをおすすめします。
家で出来るリアル脱出ゲームと言っても過言ではない!友達や家族と気軽にできる脱出ゲームです!
部屋に閉じ込められた主人公となって部屋からの脱出を図ります。本やノートと共にデコーダー(解読用円盤)という暗号を解読するものを使って謎を解いていきます。全ての謎を解き明かして素早く脱出しましょう!
このゲームは遊ぶときにコンポーネントに文字を書き込んだり、折る、破るなどの行為をしなければならないので、基本的に消耗品となります!
もったいない!と思う方もいるかもしれませんが、1〜6人で、3000円以下で、脱出ゲームが楽しめると考えれば案外安いのではないでしょうか?消耗品ならではの謎解き要素が楽しめるのでとてもおすすめです!
現在このシリーズでは、「荒れ果てた小屋」「ファラオの玄室」「秘密の実験室」の3種類が販売されています!今後も増えるみたいなので、それまでに3種類やっておきたいですね!
こちらも謎解きゲームになります。ただし、このゲームシリーズはスマートフォンを利用します。
謎を解いていく際に答えをスマートフォンのアプリに入力したり、スマートフォンから流れる音声をヒントに謎解きを進めていくというギミックがあったりします。こちらのゲームはコンポーネントを壊すことはないので、何度も使うことはできますが、一度プレイした謎解きの内容は変わることがないので基本的には一度しか遊ぶことができません。
ただし、1つの箱に3種類のシナリオが入っているので、1つ買えば別々のシナリオを3回遊ぶことができます!
現在このシリーズでは「アンロック!」「アンロック!ミステリーアドベンチャー」「アンロック!シークレットアドベンチャー」の3種類が販売されています!それぞれに3つずつシナリオが入っているので合計で9回遊べることになりますね!!友達と手分けしながら謎を解いていくのがとても楽しいゲームなのでぜひ遊んでみてください!
こちらも謎解きゲーム。やっぱり謎解き系は一度遊んでしまうと謎がわかってしまうので二度はできないというものが多いですね。
こちらはその名の通り、制限時間が30分とされています。
【あなたの元に届いたのは、挑戦状という名の時限爆弾。】
ある日、あなたの元に届いたのは一つの小箱とメッセージカード。
「英知なるあなたへ。」とだけ書かれたメッセージカードを脇に置き、
ゆっくりと蓋を開けてみると、そこにはむき出しコードが張り巡らされた箱、
表面には禍々しく光る「30:00」の電子文字。「時限爆弾だ。」
そう認識した瞬間、突如カウントダウンが開始される。
29:59、58、57…どうやら考えている時間はないらしい。
残された時間は30分。すべての謎を解き明かし、時限爆弾を解除せよ!
まずこの箱を買った時点からもう物語は始まっています。いや、まぁ遊ぶ時までは爆発しません。というか本当に爆発するわけではないです。しかしこのゲーム、遊ぶときは通販などで注文して、家に届いたらスタート!とかにすると楽しそうですね!
「ワトソン&ホームズ」も謎解き系のゲームですが、このゲームと他のゲームとの違いとしては対戦ゲームとなっているところです。
名探偵シャーロック・ホームズと共に活動する探偵となり、集めた情報から事件の謎を解き明かしていきます。それぞれのプレイヤーが各自で調査を行い、情報を集めていき、最も早く事件の真相に辿り着いたプレイヤーだけが勝者となります!
また、一度事件の真相を知ってしまったら再びプレイすることはできませんが、このゲームを1つ買えば、1〜13章まで13種類の事件が入っているので、13回はプレイすることができます。
続いてまたまた謎解き系ゲームです。こちらのゲームではタイムリープをして時空崩壊の原因となる事件を解決していく謎解きゲームでは珍しい未来的なテーマの協力型ボードゲームです。
ようこそ、エージェント諸君!
T.I.M.E機関には君の力が必要だ。
我々の宇宙とその平行世界に、危機が迫っている。T.I.M.E(大規模事象タキオン介入)機関はエージェントを送り、この危険を排除するのを目的としている。ミッションの前に、時間の流れに傷をつけないよう、君は工作先での仮の姿を選ぶことになる。ミッションは可能な限り素早く終えよ。ただし、必要に応じて何回でも出動は可能だ。行動を決めるために、あらゆる現場に注意を払え。
プレイヤーはT.I.M.E機関の一員として時空崩壊の元となるほころびを修復し、危機を回避することになります。タイムリープをした先では仮の姿でミッションを進めていきます。時間は限られているので情報の共有などをうまく行えない場合もあります。
しかし、このゲームは他の謎解きゲームと違い、クリアするまで何度でも繰り返せます。ミッションに失敗したとしても、もう一度タイムリープすればいいだけ!某アニメのようにタイムリープを繰り返すことによるデメリットはありません!何度でもやり直しましょう!ただし、謎を解いてしまったら再び遊ぶことはできません。
このゲームは「T.I.M.Eストーリーズ」本体を買っておけば、その後に発売される拡張セットを買うことで他のシナリオを遊ぶことができます!「T.I.M.Eストーリーズ」本体自体にも1つシナリオが付いてきますが、他のシナリオを遊ぶ際に改めて基本的なものを買わなくていいのでコスパがいいです。現在では本体以外の追加シナリオで「マーシー事件」「龍の予言」「仮面の下」「エンデュアランス号の航海」「エストレラ・ドライブ」「サント・トマス・デ・アキノ」の6シナリオが販売されており、今後も追加予定です。「サント・トマス・デ・アキノ」のみ、デモシナリオとなっており、後日発売予定の追加シナリオ「海の兄弟」の前日譚、予告編にあたるミッションになっています。
ついにきました。謎解きじゃないゲームです。こちらはボードゲーム好きなら大抵の人は知っているであろう大人気協力ゲーム「パンデミック」のキャンペーンゲーム版となっています。つまり、「パンデミック」では一度遊べばクリア!または失敗!となってゲームが終わるところを、ストーリー形式のようにクリアや失敗という結果やその過程が次のゲームに引き継がれるようになっています。
「パンデミック:レガシー」ではゲーム内の1年間、12か月をプレイします。ゲーム内の1ヶ月にプレイできるのは最大で2回までです。最初の挑戦でクリアすることができたら、プレイヤーたちは「次の1ヶ月」に進むことができます。失敗した場合、もう1回だけ挑戦することができます。つまり、1年間をすべてクリアして進めたらプレイは12回、すべてのゲームで負け続けた場合、24回のプレイが必要となってしまいます。
ゲームの性質上あまり情報を書くことができませんが、普通の「パンデミック」を楽しめる人であれば確実に楽しめるものになると思います!プレイ時間は1ヶ月でだいたい1時間強、一気にプレイして1日で終わらせるには中々の時間と体力を使うので数回に分けてプレイするのがおすすめです。リアル1ヶ月にゲーム内1ヶ月を終わらせるのもアリだと思います!
このシリーズはシーズン1と2で完結していて、それぞれ12ヶ月分入っています。シーズン1が赤箱、青箱の2種類、シーズン2が黄箱、黒箱の2種類の合計4種類用意されていますが、シーズン1の赤と青、シーズン2の黄と黒はそれぞれ中身はまったく同じで、コレクター向けにパッケージが違うだけなので、それぞれのシーズンで1種ずつ遊べば大丈夫です!ちなみに4種類集めて並べると、上記の画像のように時計が現れます。お好きな方は集めてみてください!現在シーズン1は品薄ですが、8月31日に再び流通するみたいなのでまだ手に入れてない方はこの機会に買ってみてください!
以上、一度しか遊べないボードゲームのまとめでした!この他にも一度しか遊べないゲームもあると思います!「一度しか遊べないなんてコスパが悪い!」と考える方もいるかと思いますが是非一度遊んでみてください!一度しか遊べないからこその楽しさがあります!体験にお金を払ってみるのも、たまには悪くないですよー!