ボードゲームのデジタル版はいろいろなものが発売されていますが、そのなかでもNintendo Switchで遊べるものをまとめて2022年・2023年にご紹介しました。
その記事内でも触れていますが、デジタル版ボードゲームならではのメリットは準備や得点計算が自動化されるということや、オンラインプレイで集まらなくても遊べること、ルールの間違いがなくなることなどいくつかあります。また、1人プレイでCOM相手に練習することも可能。アナログ版の持つ手触りのコンポーネントや、対面で行うコミュニケーションとはまた違った良さがあるのです。
今回は、2024年版として上記記事の公開・更新後に新しくNintendo Switch版が発売されたタイトルを6点をご紹介ましょう。
※五十音順に紹介しています。
菓子道
※画像は菓子道 | ソフト | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より
美しい和菓子のタイルを並べ替えて得点ゲット! 見て楽しい、遊んで楽しいパズルゲーム
和菓子をテーマにしたボードゲーム。プレイヤーは4色の和菓子を模したタイルを並べ替えて縦横斜めに揃え、得点チップを獲得していきます。得点チップには特殊効果を持つものが含まれており、この効果をいつ発動させるかが重要です。
デザイナーは、『タイムボム』などで知られる佐藤雄介氏。パズル的なひらめきと視覚的な美しさ、駆け引きの楽しさを味わえるゲームです。
※画像は菓子道 | ソフト | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より
【菓子道 概要】
メーカー:KADOKAWA
プレイ人数:1~4人(インターネット通信プレイ1~4人)
価格:1,320円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000072827
配信日:2024年2月29日
人生ゲーム for Nintendo Switch
※画像は人生ゲーム | ソフト | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より
ボードゲームの代名詞的存在 おなじみ『人生ゲーム』の進化形!
ルーレットを回して自分のコマを進め、止まったマスでイベントが発生。ゲームを通じて人生を体験する、おなじみ『人生ゲーム』のNintendo Switch版です。
自分のアバターを作成してプレイに使用したり、パラメータの成長により大人になった際に就職できる職業が変わったりするなど、デジタル版ならではの新要素も盛りだくさん。職業ごとにさまざまなイベントが用意されており、何度でも楽しめるはずです。
ボードゲーム版からさらに多様化した、人それぞれの人生が送れるようになっています。
※画像は人生ゲーム | ソフト | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より
【人生ゲーム 概要】
メーカー:タカラトミー
プレイ人数:1~4人(ローカル通信プレイ2~4人、インターネット通信プレイ2~4人)
価格:6,600円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000052256
配信日:2023年10月6日
「スチーム:富へのレール」公式版 (Steam Rails to Riches: Complete Edition)
※画像はスチーム:富へのレール | ソフト | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より
よりプレイしやすくなった名作鉄道ゲームのリメイク版をデジタル化
マーティン・ワレスによるタイル配置の鉄道ゲーム『蒸気の時代』をリデザインしたタイトルのデジタル版。プレイヤーは鉄道会社を運営し、線路を拡張しながら荷物を運んで収入を増やしていきます。
厳しいキャッシュフローの概念やルート構築の妙、アクションの早取りと輸送物品の取り合いによる高いインタラクション性といった『蒸気の時代』の特徴的なシステムを受け継ぎつつも、システムをシェイプしてプレイ時間を圧縮。より遊びやすくなりました。オンラインプレイも含め、最大6人までプレイできる点も魅力です。
※画像はスチーム:富へのレール | ソフト | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より
【スチーム:富へのレール 概要】
メーカー:Acram Digital
プレイ人数:1~6人(インターネット通信プレイ2~6人)
価格:2,899円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000060643
配信日:2023年3月16日
ストーンエイジ:デジタルエディション (Stone Age: Digital Edition)
※画像はストーンエイジ:デジタルエディション | ソフト | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より
戦え原始人! 一族を繁栄させ、厳しい石器時代を生き抜こう
石器時代の人々の暮らしと発展を描いたダイスロール&ワーカープレイスメント。
プレイヤーは自らの一族を率い、ワーカー(働き手)の配置によって資源を集めたり、建物を建設したり、さらには狩猟や農耕によって食料を確保したりしつつ、文明を発展させていきます。
技術の進歩や資源の獲得方法などの選択肢が多彩で、プレイするたびに展開が変化。ワーカープレイスメントとしてはルールが簡素なので、やったことがないという人にもオススメできるタイトルです。
なお、ボードゲームの元版は2011年に登場していますが、完全日本語版が2024年10月31日にメビウスゲームズより発売されています。
※画像はストーンエイジ:デジタルエディション | ソフト | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より
【ストーンエイジ:デジタルエディション 概要】
メーカー:Acram Digital
プレイ人数:1~4人(インターネット通信プレイ1~4人)
価格:2,260円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000075623
配信日:2024年4月18日
ボードゲーム版『ストーンエイジ』はコチラ
https://shop.jellyjellycafe.com/products/detail/80
みんなと街コロ
※画像はみんなと街コロ | ソフト | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より
拡大再生産の傑作タイトルをデジタル化! 『街コロ』『街コロ通』の2作がプレイできる
アナログゲーム版の『街コロ』は、2015年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた大ヒット作。ダイスを振って出目に対応する建物からコインを獲得し、コインを使って新しい建物を建設。さらに多くのコインを得て、大きな生産力を持つ建物を作っていく。建物ごとの特殊な能力を活かし、さらに生産力を高める組み合わせを作り上げることがとても楽しいです。
『みんなと街コロ』は、『街コロ』と、その姉妹作の『街コロ通』の2作をひとつのパッケージとしたセット。いずれも“拡大再生産”をシンプルなルールで楽しむことができるタイトルです。最大4人までプレイ可能で、オフラインであればひとりでも遊べます。
※画像はみんなと街コロ | ソフト | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より
【みんなと街コロ 概要】
メーカー:グランディング
プレイ人数:1~4人(ローカル通信プレイ2~4人、インターネット通信プレイ2~4人)
価格:3,000円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000054649
配信日:2024年7月5日
ボードゲーム版『街コロ通(ツー)』はコチラ
https://shop.jellyjellycafe.com/products/detail/2298
モノポリー
※画像はモノポリー | ソフト | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より
目指せ大富豪! デジタルならではの演出も楽しい、有名タイトルのSwitch版が登場
『モノポリー』は1930年代にアメリカで誕生し、定番のパーティーゲームとして長らく世界中で楽しまれてきた名作。プレイヤーはボード上のトラックを周りながら、物件を売買し、資金を増やしていきます。ただし、他のプレイヤーの持つ物件のマスに止まると、使用料を支払わなければなりません。さらに同じ色のマスの物件を独占することによる収入の増加や、他プレイヤーとの交渉で売買や交換が可能など、シンプルながらも勝敗を左右する要素があり、古くから戦略の研究がされてきました。バリエーションやコラボ作品も数多く発売され、2022年には日本を舞台にした『モノポリー日本版』(ハズブロ)が登場しています。
デジタル版ならではのポイントは、3Dで描かれたボード上の都市や建物の様子が見られること。さらにプレイ中は昼夜や天候が変化し、視覚的にも飽きさせません。また、ダイスのカスタマイズやトークンのイメージの変更も可能です。
最大6人までプレイ可能。世界中のプレイヤーと戦うオンライン対戦も楽しめます。
※画像はモノポリー | ソフト | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より
【モノポリー 概要】
メーカー:ユービーアイソフト
プレイ人数:1~6人(インターネット通信プレイ1~6人)
価格:4,180円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000069638
配信日:2024年9月26日
いかがだったでしょうか。今回ご紹介したタイトルは、『人生ゲーム』や『モノポリー』といったようにカジュアルなゲームが主でしたが、これらのタイトルはこれまであまりボードゲームに触れてこなかった人を誘うのに適しています。友達を誘って気に入ってもらえたら、少しステップアップして『みんなと街コロ』や、前回記事で紹介した『レッツプレイ!オインクゲームズ』などをプレイするもよし、さらに複雑な『ウイングスパン』『ROOT』といった本格派のゲームに挑戦するもよし。友達に同じゲームを買ってもらえれば、オンラインプレイも楽しめます。
ダウンロード販売であれば品切れはなく、いつでも入手可能。ちょくちょく割引セールが行われるので、うまく利用すればお得にゲームを購入することもできます。
Nintendo Switchをお持ちであれば、ぜひともデジタル版のボードゲームをプレイしてみてください。