Nintendo Switch版として発売されているボードゲームがあるのをご存知でしょうか。デジタル版のボードゲームはSteam版やBGA(BOARD GAME ARENA)でもリリースされていますが、Nintendo Switchをお持ちなら、これがいちばん遊びやすい環境だという方もたくさんいるかと思います。
デジタル版ならではのメリットといえば、セットアップや得点計算など、ボードゲームをプレイするうえで煩雑で面倒、間違いやすい部分がすべて自動で行われるということ。さらにほとんどのソフトはネットワークを使った多人数プレイに対応しているので、参加プレイヤー全員が自宅にいながらその場で遊べてしまうというのも大きな利点となります。
以前の記事で、「世界のアソビ大全51」というソフトをご紹介しました。これはさまざまな世界の“アソビ”を集めたもので、『マンカラ』や『ドット&ボックス』といったボードゲームも収録されています。
今回は、Nintendo Switch版が発売されているボードゲームのなかから、本格的なものを7本選んで紹介します。いずれも有名タイトルや名作揃いで、自信を持ってオススメできるものばかり。Nintendo Switchをお持ちの方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
ウイングスパン (WINGSPAN)
美しい鳥たちを集めるエンジンビルド
プレイヤーが管理する自然保護区の3つの生息地に、野鳥を集めていくボードゲーム。数百種の多種多彩な鳥たちが美麗なイラストでカード化され、眺めているだけでも楽しい一作となっています。他プレイヤーと厳しく競う場面が少ない優しいゲーム性も高い評価を受けており、ソロプレイにも向いています。
【ウイングスパン概要】
プレイ人数:1~5人(インターネット通信プレイ2~5人)
価格:2,050円(税込)※基本ゲームのみの価格。各種拡張あり
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000037019.html
ボードゲーム版『ウイングスパン』はコチラ
コンコルディア: デジタル版 (Concordia: Digital Edition)
貿易をテーマとした戦略的ボードゲーム
古代ローマ時代の地中海近郊を舞台に、貿易をしながら勢力圏を広げていくゲームです。的確なリソース管理が求められますが、プレイヤーの選択肢の多さ、戦略性の高さが特徴。セットアップやプレイ時の処理が大変なゲームでもあるので、その部分が自動化されるのはプレイヤーにとってもありがたいところ。豊富な拡張セットが発売されており、長く楽しめます。
【コンコルディア概要】
プレイ人数:1~5人(インターネット通信プレイ2~5人)
価格:3,060円(税込)※基本ゲームのみの価格。各種拡張あり
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000052355.html
ボードゲーム版『コンコルディア』はコチラ
イスタンブール: デジタル版(Istanbul: Digital Edition)
商人となってイスタンブールの町を駆け巡ろう
荷車を引いてイスタンブールのバザーを回る商人となり、助手をうまく使いながらルビーを集めるゲーム。16枚のタイルの配置によってマップが毎回変わるため、プレイするたび状況が変わります。実行するアクションと、助手(ワーカー)の使い方や配置の兼ね合い、ルートの選び方など考えどころがたくさんあるタイトルです。
【イスタンブール概要】
プレイ人数:1~5人(インターネット通信プレイ2~5人)
価格:2,440円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000017614.html
ボードゲーム版『イスタンブール』はコチラ
レッツプレイ!オインクゲームズ
オインクゲームズの人気タイトルを複数収録
小箱に納まるコンパクトなコンポーネントながらも、独創的なシステムと高いゲーム性を持つタイトルをリリースし続けているオインクゲームズ。同社の人気作を複数収録したのが『レッツプレイ!オインクゲームズ』です。収録数は、なんと6作!(2022年8月現在)。1作ずつ買うよりもはるかに安価なうえ、今後アップデートにより収録作がさらに増えるとのことで、2022年内にあと2作が追加予定となっています。手軽に楽しめるボードゲームをいくつかやってみたいという人にオススメです。
<収録作>※2022年8月現在。追加予定を含む
・海底探険
・エセ芸術家ニューヨークへ行く
・スタータップス
・月面探険
・この顔どの顔?(ボードゲームの『がんめんマン』をデジタル用にアレンジ)
・藪の中
・ファフニル(2022年秋に無料で追加予定)
・SCOUT(2022年冬に有料で追加予定)
【レッツプレイ!オインクゲームズ概要】
プレイ人数:2~8人(タイトルによる)
価格:2,500円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000042365.html
Charterstone チャーターストーン:デジタル版(Charterstone)
12回のキャンペーンで街を開拓していくワーカープレイスメント
全12回のキャンペーンプレイを通じて街を開拓し、発展させていくワーカープレイスメントです。街が大きくなっていくにつれてできることや建設できる建物が増え、ゲームが深化していく過程を体感できます。全12回のプレイを何人も集めて進めるのは大変ですが、各人が家にいながら遊べるということで、Nintendo Switch版はキャンペーンシナリオをプレイしやすくなっています。
【チャーターストーン概要】
プレイ人数:1~6人(インターネット通信プレイ2~6人)
価格:3,060円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000055523.html
ボードゲーム版『チャーターストーン』はコチラ
リスク:世界征服ゲーム
列強の一角となって世界の覇権を争うストラテジー
初版登場は1957年で、長らく世界で愛されているインタラクション性が高い戦略ボードゲームです。6つの大陸、42のエリアが存在するワールドマップ上で、列強国同士の覇権争いを再現します。Nintendo Switch版は2010年版ルールを基本としつつ、多彩なゲームプレイのバリエーションを収録。現代戦をイメージした指令室のグラフィックはNintendo Switch版固有の演出で、ボードゲーム版を遊んだ経験のある人も新鮮な感覚でプレイできるでしょう。
【概要】
プレイ人数:1~5人(インターネット通信プレイ2~5人)
価格:2,640円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000008820.html
ボードゲーム版『Risk(リスク)』はコチラ
シェフィ−Shephy−
ひつじ1000匹集めるソリティアゲーム
かわいいイラストが目を引く1人用カードゲーム。手札のイベントカードをうまく使いつつ、ひつじを1000匹まで増やすことを目標とします。1プレイが短い一方で中毒性が高く、より高いスコアを目指して何度でも繰り返しやりたくなるゲームです。
【概要】
プレイ人数:1人
価格:509円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000000598.html
いかがだったでしょうか。ほとんどのSwitch版は同タイトルのボードゲーム、カードゲームそのものを買うより低価格ですし、頻繁に開催されるセールの対象になればさらに安くなります。また、現在は入手しにくくなっているゲームもダウンロード販売なら確実に購入できます。
ボードゲーム版『シェフィ』はコチラ
他にも『UNO』や『モノポリー』などの定番のメジャーなカードゲーム・ボードゲームや、トランプやチェス・チェッカーといったテーブルゲームもNintendo Switch版が発売されているので、Nintendo Storeで探してみるといいでしょう。