世界中の人と遊ぶことも! Nintendo Switchでプレイできるボードゲーム10選!【2023.11.27更新】

Nintendo Switch版として発売されているボードゲームがあるのをご存知でしょうか。デジタル版のボードゲームはSteam版やBGA(BOARD GAME ARENA)でもリリースされていますが、Nintendo Switchをお持ちなら、これがいちばん遊びやすい環境だという方もたくさんいるかと思います。

デジタル版ならではのメリットといえば、セットアップや得点計算など、ボードゲームをプレイするうえで煩雑で面倒、間違いやすい部分がすべて自動で行われるということ。さらにほとんどのソフトはネットワークを使った多人数プレイに対応しているので、参加プレイヤー全員が自宅にいながらその場で遊べてしまうというのも大きな利点となります。

以前の記事で、「世界のアソビ大全51」というソフトをご紹介しました。これはさまざまな世界の“アソビ”を集めたもので、『マンカラ』や『ドット&ボックス』といったボードゲームも収録されています。

Nintendo Switch「世界のアソビ大全51」に収録されているボードゲームをいろいろ調べてみた

今回は、Nintendo Switch版が発売されているボードゲームのなかから、本格的なものを10本選んで紹介します。いずれも有名タイトルや名作揃いで、自信を持ってオススメできるものばかり。Nintendo Switchをお持ちの方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。

【2023年11月27日更新】最初の記事公開時(2022年8月11日)からさらにボードゲームタイトルが増えたので、それらのタイトルを追加しました。

ウイングスパン (WINGSPAN)

美しい鳥たちを集めるエンジンビルド

プレイヤーが管理する自然保護区の3つの生息地に、野鳥を集めていくボードゲーム。数百種の多種多彩な鳥たちが美麗なイラストでカード化され、眺めているだけでも楽しい一作となっています。他プレイヤーと厳しく競う場面が少ない優しいゲーム性も高い評価を受けており、ソロプレイにも向いています。

【ウイングスパン概要】
プレイ人数:1~5人(インターネット通信プレイ2~5人)
価格:2,050円(税込)※基本ゲームのみの価格。各種拡張あり
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000037019.html

ボードゲーム版『ウイングスパン』はコチラ

コンコルディア: デジタル版 (Concordia: Digital Edition)

貿易をテーマとした戦略的ボードゲーム

古代ローマ時代の地中海近郊を舞台に、貿易をしながら勢力圏を広げていくゲームです。的確なリソース管理が求められますが、プレイヤーの選択肢の多さ、戦略性の高さが特徴。セットアップやプレイ時の処理が大変なゲームでもあるので、その部分が自動化されるのはプレイヤーにとってもありがたいところ。豊富な拡張セットが発売されており、長く楽しめます。

【コンコルディア概要】
プレイ人数:1~5人(インターネット通信プレイ2~5人)
価格:3,060円(税込)※基本ゲームのみの価格。各種拡張あり
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000052355.html

ボードゲーム版『コンコルディア』はコチラ

イスタンブール: デジタル版(Istanbul: Digital Edition)

商人となってイスタンブールの町を駆け巡ろう

荷車を引いてイスタンブールのバザーを回る商人となり、助手をうまく使いながらルビーを集めるゲーム。16枚のタイルの配置によってマップが毎回変わるため、プレイするたび状況が変わります。実行するアクションと、助手(ワーカー)の使い方や配置の兼ね合い、ルートの選び方など考えどころがたくさんあるタイトルです。

【イスタンブール概要】
プレイ人数:1~5人(インターネット通信プレイ2~5人)
価格:2,440円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000017614.html

ボードゲーム版『イスタンブール』はコチラ

レッツプレイ!オインクゲームズ

オインクゲームズの人気タイトルを複数収録

小箱に納まるコンパクトでオシャレコンポーネントながらも、独創的なシステムと高いゲーム性を持つタイトルをリリースし続けているオインクゲームズ。同社の人気作を複数収録したのが『レッツプレイ!オインクゲームズ』です。収録数は7作で、さらに有料の追加コンテンツとして3作が用意されています(2023年11月現在。12月7日に新作『いかだの5人』を追加予定)。ボードゲーム版を1作ずつ買うよりもはるかに安価なうえ、アップデートにより収録作がさらに増えていくため、多くのゲームを楽しむことができます。追加コンテンツも含めてひとりが持っていれば複数人でプレイが可能で、スマートフォン版やsteam版とのクロスプラットフォームにも対応。みんなでワイワイと、手軽に楽しめるボードゲームをいくつかやってみたいという人にオススメです。

<収録作>※2022年8月現在。追加予定を含む
海底探険
エセ芸術家ニューヨークへ行く
スタータップス
月面探険
・この顔どの顔?(ボードゲームの『がんめんマン』をデジタル用にアレンジ)
藪の中
ファフニル
SCOUT(有料追加コンテンツ)
ナインタイル(有料追加コンテンツ)
まちがいさがし開発課(有料追加コンテンツ)
・いかだの5人(有料追加コンテンツ 2023年12月7日販売開始)

【レッツプレイ!オインクゲームズ概要】
プレイ人数:2~8人(タイトルによる)
価格:2,500円(税込)
※有料追加コンテンツは各800円。『いかだの5人』は2023年12月7日 (木) 10:00~12月13日(水) 23:59の期間中25%OFFの割引価格で販売Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000042365.html

Charterstone チャーターストーン:デジタル版(Charterstone)

12回のキャンペーンで街を開拓していくワーカープレイスメント

全12回のキャンペーンプレイを通じて街を開拓し、発展させていくワーカープレイスメントです。街が大きくなっていくにつれてできることや建設できる建物が増え、ゲームが深化していく過程を体感できます。全12回のプレイを何人も集めて進めるのは大変ですが、各人が家にいながら遊べるということで、Nintendo Switch版はキャンペーンシナリオをプレイしやすくなっています。

【チャーターストーン概要】
プレイ人数:1~6人(インターネット通信プレイ2~6人)
価格:3,060円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000055523.html

ボードゲーム版『チャーターストーン』はコチラ

リスク:世界征服ゲーム

列強の一角となって世界の覇権を争うストラテジー

初版登場は1957年で、長らく世界で愛されているインタラクション性が高い戦略ボードゲームです。6つの大陸、42のエリアが存在するワールドマップ上で、列強国同士の覇権争いを再現します。Nintendo Switch版は2010年版ルールを基本としつつ、多彩なゲームプレイのバリエーションを収録。現代戦をイメージした指令室のグラフィックはNintendo Switch版固有の演出で、ボードゲーム版を遊んだ経験のある人も新鮮な感覚でプレイできるでしょう。

【リスク:世界征服ゲーム 概要】
プレイ人数:1~5人(インターネット通信プレイ2~5人)
価格:2,640円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000008820.html

ボードゲーム版『Risk(リスク)』はコチラ

シェフィ−Shephy−

ひつじ1000匹集めるソリティアゲーム

かわいいイラストが目を引く1人用カードゲーム。手札のイベントカードをうまく使いつつ、ひつじを1000匹まで増やすことを目標とします。1プレイが短い一方で中毒性が高く、より高いスコアを目指して何度でも繰り返しやりたくなるゲームです。

【シェフィー 概要】
プレイ人数:1人
価格:509円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000000598.html

ボードゲーム版『シェフィ』はコチラ

どうぶつしょうぎ/みんなのどうぶつしょうぎ

かわいい動物のコマで遊ぶ、誰でも楽しい入門用の将棋

簡単なルールで4歳から遊べる、将棋の入門編ともいえる2人対戦型のゲーム。3×4マスの盤と、4種のコマで遊びます。Nintendo Switch版では、ひとりでプレイする際の相手の強さが、小さなお子さんの練習用から、大人が遊んでも歯応えのあるレベルまで全8段階用意されています。

また、少し上の年齢層に向け、さらに大きな盤とコマが追加された『みんなのどうぶつしょうぎ』も発売中。こちらは『どうぶつしょうぎ』に加え、対象年齢5歳以上の『ごろごろどうぶつしょうぎ』、対象年齢6歳以上で本将棋と同じ盤とルールの『おおきな森のどうぶつしょうぎ』の3つのモードが用意されているため、少しずつステップアップして将棋を覚えることができます。なお、『みんなのどうぶつしょうぎ』はデジタル版のみの販売となっています。

【どうぶつしょうぎ 概要】
プレイ人数:1~2人(インターネット通信プレイ2人)
価格:1,200円(税込)※2023年11月30日23時59分 まで割引価格840円で販売中
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000064727.html

【みんなのどうぶつしょうぎ 概要】
プレイ人数:1~2人(インターネット通信プレイ2人)
価格:4,752円(税込)※2023年11月30日23時59分 まで割引価格3,326円で販売中
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000016222.html

ボードゲーム版『どうぶつしょうぎ』はコチラ

Root: A Game of Woodland Might and Right

森の覇権をめぐる動物たちの激闘を描いた重量級ゲーム

広大な森“ウッドランド”を舞台に、最大4陣営による動物たちの勢力争いを扱った非対称型の戦略ゲーム。ボードゲーム版は熱狂的なファンがたくさんいることで知られています。鷲や猫といった動物たちの陣営は、それぞれ大きく違った能力やアクション、個別の勝利条件があり、陣営ごとの思惑が複雑に絡み合って毎回違った展開になります。かわいいイラストとはかけ離れた辛口のプレイ感を持つゲーマー向けのタイトルですが、Nintendo Switch版はセットアップや処理が自動で行われるぶん、アナログ版と比べてプレイ時間が短くなるのが大きな利点。3種の拡張も追加コンテンツとして用意されており、ひとたびハマれば長く遊び続けることができるでしょう。

【Root概要】
プレイ人数:1~4人(インターネット通信プレイ2~4人)
価格:2,743円(税込)※基本ゲームのみの価格。各種拡張あり
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000065036.html

ボードゲーム版『Root』情報はコチラ

八分帝国: 完全版 (Eight Minute Empire: Complete Edition)

お手軽プレイで大帝国建設を目指せ!

1プレイが短く、スピーディに楽しむことができる戦略ゲーム。プレイヤーは列強国を率い、マップ上に軍勢を派遣して地域の支配を狙うエリアマジョリティタイプです。自分の手番にすることは、場に出た6枚のカードから1枚を選び、資源の獲得やアクションを実行していくことだけ。支配した領地や獲得した資源の組み合わせで勝利点を獲得し、勝敗を競います。シンプルなルールで誰でも楽しめるので、多人数でプレイする戦略ボードゲームの入門編としてもオススメ。“最短8分で終わる”軽めのプレイ感が特徴で、繰り返しプレイしたり、ちょっとした空き時間に楽しんだりすることもできます。

【八分帝国 概要】
プレイ人数:1~5人(インターネット通信プレイ2~5人)
価格:1,840円(税込)
Nintendo Store:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000057158.html

ボードゲーム版『八分帝国』はコチラ


いかがだったでしょうか。ほとんどのSwitch版は同タイトルのボードゲーム、カードゲームそのものを買うより低価格ですし、頻繁に開催されるセールの対象になればさらに安くなります。また、現在は入手しにくくなっているゲームもダウンロード販売なら確実に購入できます。

他にも『UNO』や『モノポリー』などの定番のメジャーなカードゲーム・ボードゲームや、トランプやチェス・チェッカーといったテーブルゲームもNintendo Switch版が発売されているので、Nintendo Storeで探してみるといいでしょう。