是非とも子供と遊びたい!遊べば遊ぶほどボキャブラリーが増えるホントに面白いワード系ボードゲーム15選

ボードゲームの中にはワードゲームとかワード系などとジャンル分けされるタイプのゲームがあります。日本語を駆使して楽しむ種類のボードゲームです。その中でも大人向けに作ってあるものもあれば、子供向けもあったりして様々です。

そこで、未就学児から小学校低学年の子供が遊べばボキャブラリーが増えて語彙力が鍛えられるであろうボードゲームを15タイトル紹介します!勉強の教材のような堅苦しいものじゃなく純粋に面白いゲームを厳選しました。実際にゲームを遊べるかはお子様によって個人差があるでしょうけど、対象年齢も記載したので遊ぶ時や購入の際に参考にして下さい。

 

ワードバスケット

ひらがなカードを使ったしりとり。

全員にカードを5枚配ったら、場の中央にカードを1枚めくってゲーム開始。場に出ている文字で始まって、自分の持っているカードの文字で終わる言葉を言いながらカードを出します。手番は無く、思い付いた人からカードを出して全て出し切った人が勝ち。ワード系ゲームの超定番ですね。

ただし対象年齢が10歳〜と高めの設定になっています。もっと幼い年齢でも遊べるはずですけどね。一応、カードにイラストが描いてあってルールも簡単な「ワードバスケット ジュニア」なら対象年齢4才〜となっているので、今回のテーマにはジュニア版の方が合ってるかも。

ミツカルタ

六角形の文字カードをたくさん集めた人が勝ちのカードゲーム。

場の中央にひらがなが書かれたカードを7枚並べます。その中から3文字以上を使った言葉をいち早く思い付いて発言した人が文字カードを獲得します。3文字使えば、この場に無い文字を使っても構わないのでルールはユルめで自由度は高いです。特に出来るだけ長い言葉を思い付くと気持ちがいいのもポイント。対象年齢は6才〜。

もんじろう

ひらがなが書かれた24個のサイコロを使って様々な遊びが出来るダイスゲーム。

サイコロを6個配り、全てサイコロを振って出たひらがなを使っていち早く2文字の言葉を3つ作る……などなどホントにいろんな遊び方があります。ただし今回紹介する中では古いゲームなので手に入りにくいかも知れません。対象年齢は6才〜。

フラッシュワード

表面がひらがなで裏面が数字のカードを使った単語発想ゲーム。

数字の面を上にして山札にしたら、カードを1枚めくります。めくったひらがなで始まり、数字の文字数の言葉を制限時間内に答えます。答えられなければ貯まったカードをマイナス点として引き取ります。ちょっと空いた時間にサクッと遊べるカードゲームです。対象年齢は8才〜ですが、もう少し幼くても普通に遊べると思います。

ひらがなポーカー

ひらがな1文字が書かれたカードを5枚持ったら、ポーカーの要領で2回カードを交換して最も面白い言葉を作るゲーム。

濁点や半濁点を付けるための透明カードや、笑いを意味する「w」カード、オールマイティの「◯」カードなどひらがなだけではないので配られたカードをどう並べ替えるか結構悩みます。頻繁に使用する文字が多めになってるのも練られたアイデア。面白い言葉を作るというあいまいな基準なので大人向けですが、手札で言葉を作ってるだけで楽しいもんですね。対象年齢は5才〜。

もじぴったんカードゲーム

文字を繋げて言葉を作る名作テレビゲームのカードゲーム版。

左から右もしくは上から下に言葉が出来るように文字カードを1枚配置します。これを繰り返して配られたカードをなくした人が勝ちです。テレビゲームと違って自動で言葉を見つけてはくれないので遊びながら言葉を探す勉強になるでしょう。対象年齢は3才〜となっていますが3才で遊べるのかどうか…。

さまことばカードゲーム

形容詞が書かれたカードをたくさん集めるのが目的のカードゲーム。

手元に形容詞カードを1枚ずつ増やして、全ての形容詞に当てはまる言葉を言えたらカード獲得です。例えば「しろい」「やわらかい」「つめたい」の3枚なら豆腐とか。答えられないとカードは貰えないので何枚までにするか。ハッキリ言ってしまうとゲームの勝敗はどうでもよくって、人の発想力の奥深さや面白さを味わうゲームなんだと思います。対象年齢は5才〜。

ワードスナイパーキッズ

表面がひらがなで裏面がお題のカードをたくさん集めた人が勝ちのカードゲーム。

上で紹介した「フラッシュワード」の数字がお題になったゲームです。カードを1枚めくって、カードに書かれたひらがなで始まるお題に沿った答えをいち早く言えばカード獲得です。お題は「やさい」「うごくもの」「まるいもの」「すーぱーにあるもの」など子供でも連想しやすそうな優しいものになっています。対象年齢は4才〜。

元々は「ワードスナイパー」があって、お題を子供向けにしたのがキッズ。オリジナルの方も対象年齢は6才〜でそんなに難しくはないので小さなお子様でも遊べるはずです。

ベストワードクラブ

表面がひらがなで裏面がお題のカードをたくさん集めた勝ちのカードゲーム。

「ワードスナイパー」によく似ていますが、この手のゲームにありがちな思い付いて早く答えた人がカード獲得じゃないんです。回答権は1回だけで、前の人の答えよりも相応しい答えならカード獲得になります。スピード勝負じゃなく、他の人の答えを上回ればOK。みんなでじっくり考えた後に上手い答えを言って「お〜!」となる瞬間が好き。ドンドン良い答えを選ぶのでこのタイトルなんですね。対象年齢は7才〜。

シリト:リミット10

10分以内に44種類全てのひらがなを使い切ってしりとりをするのが目的の協力ゲーム。

基本的には普通のしりとり。ただし、同じ文字は全員で2回までしか使えません。なので思い付いても最後の方に近付くにつれ使えない文字が増えて難しくなっていくんです。さらに10分の制限時間もあるので大人でも追い詰められて上手く単語が出てこない…。対象年齢は6才〜。

限界しりとりパーティー!

スマホのアプリゲーム「限界しりとり」のカードゲーム版。

数字が書かれたカード3枚を持ってスタート。自分の番が来たら、カードを1枚出して書かれた文字数でしりとりをしなければいけません。文字数制限アリのしりとりです。さらに専用のタイマーアプリも使うので時間制限もあります。他に特殊なカードもあって盛り上がりやすいしりとりなのです。対象年齢は8才〜。

クチクチマシンシャベレース

お題に合った言葉を答えて車を進め、ゴールを目指すすごろくゲーム。

カードを2枚めくって今回のお題を決めたらゲームスタート。お題に沿った答えをリアルタイムで言って、主催者がOKと認めれば車を1マス進めることが出来ます。主催者が事前に決めたニトロワードを言った場合は3マス進めます。また各プレイヤーが決めたトラップワードを言ってしまったら失格です。とにかくタイトル通り喋った言葉がガソリンになるワイワイやかましいレースゲーム。対象年齢は6才〜。

大怪獣コトバモドス

バラバラになった文字を言葉に戻して得点を競うボードゲーム。

配られた9枚の文字タイルで3文字の言葉を3つ作ります。完成したらタイルを裏向きにして隣のプレイヤーに渡し、全員同時に表向きにして3つの言葉を作ります。時間内に隣の人が作った言葉に戻す事が出来たら得点を獲得です。9文字もあるといろんな言葉が作れそうで作れなかったりして頭が混乱するんです。これは隠れた傑作。対象年齢は7才〜。

かなカナ

ひらがな王国とカタカナ王国に分かれてボード上のタイル枚数を競う対戦型陣取りゲーム。

裏と表が白いひらがなと黒いカタカナになっているタイルを使ってオセロの様に枚数を競うゲームです。3枚の文字タイルを持って、自分の番ではタイル1枚をボード上に置きます。この時に何かの単語を作ることが出来れば相手のタイルをひっくり返す事が出来ます。対象年齢は7才〜となってますが、大人になればなるほど長い言葉を作ろうと長考する事が多いので子供の方がサクサク遊べるかも。ちなみにグッドデザイン賞に選ばれたボードゲーム。

丸と線

2種類のカードを並べて当てはまる言葉を答えて得点を稼ぐカードゲーム。

カードは「◯◯」と「ー◯」の2つだけ。このカードを出題者が好きなだけ並べたら、回答者は◯に文字を入れて完成する言葉を言います。例えば「◯◯」「ー◯」と並んだら、ブローチとかフルートとかが正解になりますね。下の写真のように「◯ー」「◯◯」「ー◯」なら、ガードレールとかミートボール。回答権は1人1回で正解したら1点。最後に出題者が今までに出てない答えを言えたらカード枚数が得点となります。今回紹介した中では最も入手困難かと思われます。対象年齢は8才〜ですが大人でもなかなか難しい…。

 

国語の勉強って感じじゃなく、楽しく遊んでいるうちに言葉を覚えられるゲームばかり。もしくはボキャブラリーが増えることで勝ちやすくなるゲームが多いですね。強くなるためにたくさん言葉を覚えたくなるので、子供が自ら学ぼうとするはずです。

子供向けと言いながら大人も真剣に遊べるものが多いので、大人も是非!