ゲームマーケット2023秋の新作で、遊んではいないけど面白そうな気になるボードゲームを紹介します。vol.1だけでは収まらないので、続きです。
紙ペンゲーム編
B22両 saashi&saashi「ニュースボーイ」
新聞配達がテーマ。めくられたカードに書かれた色は全員共通で、各自が振ったサイコロの出目の色から選択して地図にチェックを入れて得点を稼いでいきます。書き込むのは紙ではなくホワイトボード。
ウ18土 ボドゲイム「迷宮メイカーズ」
迷路が書かれた紙に宝の場所と壁を書き加えます。それを他の人に挑戦してもらいます。完成した迷路の上に、500円玉ほどの穴が空いたのぞき穴シートを重ねるので、迷路は少ししか見えないようになっています。しかも制限時間1分。壁にぶつからずに宝を見つけて得点を稼ぎます。
ト08両 メロボド「ダブルシーフ」
ドロボーになって2人一緒に移動して盗みを働く、2人専用のセットコレクションゲーム。どちらかが移動役になって場所を選び、もう片方が盗み役になってアイテムを盗みます。移動役と盗み役は交互に交代します。先に盗んだアイテムが4列になるか、相手が動けない所に移動させたら勝ちとなります。2人1組で盗みをするのに敵対しているというのが面白いですね。
ト12両 ゲームNOWA「ビンゴテン」
6×6マスのシートを受け取って、高得点を目指すビンゴゲーム。0〜7までのカードを2枚めくり、その数字をシートに書き込んで合計数が10になる列を作れば得点獲得。同じ数字が3つ並べば0に出来たり、連番で並べば一番小さい数字に圧縮可能だったり、運任せではなく悩みどころは多そうです。
ネ24土 KTDA「ダイス・タイニー・タウン」
7×7マスのシートに建物を書いて、素敵な町を作り上げます。サイコロ3個を振って、出目によって配置する図形の形と建物が決まります。それをどの組み合わせでどこに書くかで悩むゲームのようです。2人までしか遊べませんが、2つ購入すれば4人プレイが可能です。
フ01両 カクマルゲームズ「タクティカルラインズ」
2人専用のあみだくじゲーム。上にはタテ線が書いてあるので、自分の手番ではヨコ線を1本書き、数字を書き込みます。画像が公開されていないので詳細は分かりませんが、数字を書き込んで最終的に計算式の数が大きい方が勝ちだそうです。なんと、０円で頒布予定です。
チャック横丁18日 をしだや「KAITAKU」
6×6マスのシートに全員で数字を書き込んで勝敗を決めます。自分の手番では、どこかのマスに自分のマークを書くかサイコロを振って出目を書くかのどちらかを行います。全てのマスが埋まったら、マスの隣の数字を足して合計数を競います。
チャック横丁22土 ブビリオゲームズ「パタパタ紙ペン」
4×8マスのシートを折りたたんで、お題のカードと同じ並びになるように記号を書きます。これを繰り返して、同じ記号が何個繋がったかなどで得点を計算します。紙を折ったり、回したり、デジタルゲームでは味わえない楽しさがありますね。
2人用ゲーム編
B01両 JELLY JELLY GAMES「ウィザーズカップ」
6人の魔術師を選出して、ウィザーズカップで勝つのが目的の対戦型カードゲームです。配られた18枚のカードから6枚を選んだら、カードを出す順番を決定してゲームスタート。カードをお互いに順番に公開して、効果を発動し、相手のカードを全て無くせば勝利となります。ゲームデザインはカナイセイジさんです。
イ08土 はらぺこゲームズ「クリスマスのおとしもの」
サンタクロースが通る道の両側に同じセットのおもちゃを置くのが目的の協力型カードゲーム。数字が書かれたおもちゃカードはサンタクロースの真下にしか出せず、出すと数字分サンタクロースが道の上を移動します。それを計算しながら、道路の両側に同じ種類のおもちゃを置くのは結構悩みそうですね。
オ08両 Q’s games「ボスサリーノ」
相手のボスを取るか、自分のボスをボードから逃したら勝ちの対戦ゲーム。5×5マスのボード上にお互い5つのチップを裏向きに配置してからゲームスタート。相手のチップを攻撃出来る部下2枚、攻撃してきたチップを除外する一般人2枚、それとボス。コマ5個だけでサクッと遊ぶ簡易版『ガイスター』みたいなゲームです。
キ04土 RAMBLE ODD POTATO「BRICOLAGE HEADS」
奇怪と呼ばれる巨大なストリートアートを街中に作り、ファンを獲得するのが目的の対戦ボードゲーム。作ると様々な効果がある奇怪は実際に立体的で、重ねることも出来ます。ボード上に奇怪を建てると見映えしそう。というか、ゲームシステムもしっかりしてて、世界観とアートワークの気持ち悪さ（褒めてます）も全てマッチしてますね。
ソ06日 BGD Taiwan「チョコレート対決」
5×5マスのボード上にチョコレート駒を交互に置いていきます。チョコレート駒は4種類で、まだ置かれてないチョコレート駒は好きな所に置けますが、すでに置いてあるチョコレート駒は隣に置かなければいけません。徐々に置く所が無くなって苦しくなっていくというゲーム性ですね。駒が本物のチョコのようでコンポーネントがハイクオリティです。
ソ09日 SM Rabbit「悪魔とロリータ」
牧師になって女の子を集めるセットコレクションゲーム。3×3で9枚のカードを裏向きで並べて、その中の一部を表向きにしてから1列3枚のカードを交互に獲得します。これを繰り返して、ポーカーっぽい役を作って得点を稼ぎます。
ト23両 アソビツクース「モリノカエリミチ」
横に6マス並んでいるタイルを縦に8枚置いて6×8マスのボードを作ってからゲームスタート。手前に4個のウサギ駒を並べて、向こう側を目指すすごろくゲーム。サイコロを5つ振って、出目に従って駒を進めたり、タイルを動かすことが出来ます。タイルを有利な形に動かせるすごろくって新しい発想ですね。
ナ06両 konno.「SUMO」
相撲をテーマにしたトリックテイキングゲーム。お互いがカードを8枚持ち、マストフォローでゲームを進めます。トリックで勝てば土俵上の力士を前に押します。相手を土俵から出したら勝ちです。カードを出した時に指定された4つのどれかの特殊な組み合わせになると、決まり手ですぐに勝敗が決まります。
ノ28土 BUNGU SQUAD「BUNGU SQUADオールインセット」
文房具を使った対戦ゲーム。紙製ゲームマットに自分の記号を交互に書き、自分の記号を5つ並べたら勝ちです。引いたカードによって使える文房具が変わり、ハサミを使って並んでる相手の記号を分断したり、セロテープを貼って直したり、消しゴムで相手の記号を消したり。文房具の機能がそのままゲームで活かされます。
におい編
B16両 香老舗松栄堂「くんくんくん」
京都で300年以上の歴史があるお香専門店の松栄堂が作ったお香のカードゲーム。カードにはお香のにおいがするらしく、3種類の香りカードが入っています。そのカードを使って神経衰弱など4種類のルールがあります。財布にカードを入れておくのもオススメだそうです。香りは開封後1年くらい持続するそうですが、香りが薄くなった人のために交換用のお香カードも販売しています。
ヒ03両 enchant chant gaming「香感覚」
東京・麻布十番で30年以上営業している麻布香雅堂が調合したお香を使った、香りの印象を伝えるゲーム。親プレイヤーだけがお香袋のにおいを嗅ぎます。そして、お題カードに書かれた4つの言葉から最も近いものを選び、他の人もお香を嗅いで親プレイヤーが選んだ答えを当てます。お香袋は5つ入り。
ノ44土 無駄を極めたゲーム屋さん「おとうさんのニオイって◯◯！！」
ルールなどが公表されていないので詳細は分かりませんが、好みのにおいが書かれたフェチカードが配られ、質問を繰り返して何のにおいが好きなのかを当てるゲームのようです。こちらは実際に香りませんが、同じゲムマで香りテーマのゲームがまさか3作品も出るとは…。
