ゲームマーケット2019春で気になったボードゲーム8選

どれだけボードゲームを遊んでも、新作ってだけで魅力的ですよね。だって遊んだ事のある人がまだ少ないって優越感がいいじゃないですか。しかも「え?こんなゲーム今まで無かった!」とか「この手があったか!なるほどね〜」と今までのアナログゲームの概念をぶち壊してくれるような新しいボードゲームが次々と出てくるんだから。やっぱゲームマーケットはホント凄いイベントですよ。

そんな今回のゲムマで、これは遊ばなきゃと思ったボードゲームを紹介します。

 

◾︎スクエアオンセール(ニューゲームズオーダー)

今回のゲムマの目玉の1つでしょう。2005年に少数作られて、海外で何かの受賞をしたのに全く再販されないという幻の同人ゲーム。噂に聞いた事はあったんですよ、このゲームの存在は。同時多発オークションってだけでワクワク、シンプルなボードも妙にドキドキです。

 

◾︎サメポリー(サメポリー開発室)

タイトルだけで頭悪そうな臭いプンプンしますもんね。サメとモノポリーですよ。何故かクラウドファウンディングで余裕の目標金額突破というのも気になるとこ。残念ながらゲームマーケットに商品は届かなかったみたいだけど1回でいいから遊びたい。これはネタになる!

 

◾︎たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよストーカーブラック(ClaGla)

大喜利系のコミュニケーションゲームはもういいかなぁと思ってたんですけど、正解が面白いとは限らない大喜利って視点が新しいゲーム。その拡張です。より熱くラブラブな「ラバーズピンク」より、影のある斜に構えて告白するヤンデレ感が期待出来る「ストーカーブラック」が気になる。

 

◾︎ワンモーニング人狼(PUZZLIAR)

短時間で遊べる人狼の名作「ワンナイト人狼」があるのに、このタイトルでゲーム作りますかね〜と思ったけど、ルールを読むと非常にライトな人狼が楽しめるっぽい。カードも可愛いし何かの合間に気軽にワイワイ遊べるゲームとして良さげ。

 

◾︎浄土双六ペーパークラフト(不二の会)

ネタ元の浄土双六ってのを知らなかったんですが、江戸時代のボードゲームを令和にリメイク。しかも何故か立体化。ゲーム内容が面白いとかつまんないとかどうでもよくなるコンポーネントが魅力的過ぎる。これですよ、ゲームマーケットってのは。

 

◾︎ラストダンスは私に(青春工房白百合)

去年のゲームマーケットで販売されてたらしいけど気付かず。今回は品質アップの第2版だそうです。大人の「犯人は踊る」って感じなんですかね。ルール読んでるだけで心踊るのは良いゲームのはず。アートデザインもお洒落。

 

◾︎ネコ・ハーバー(此木創遊 The Wood Games)

南極にある湾の名前がタイトルなのでネコは出てきません。その代わり、南極にペンギンを見に行くのが目的のゲームなのでペンギンが沢山。これは台湾のボードゲームで、台湾って毎年レベルが高い物を持って来てくれるイメージなんですよ。だから台湾製ってだけで評価アップ。システムもちょっと変わってて面白そう。残念ながら日本語マニュアルが無いとか…。

 

◾︎エレベーター前で(Saashi&Saashi)

ここはデザインが毎度カッコいい。内容も古き良きドイツゲームって感じのルール作りが多いんですよね。海外メーカーがリメイクしそうな感じのゲーム多いのに、外国の人たちに気付かれてないのでは。地味で渋いのもあるんだけど、これはよく出来てるのではないでしょうか。

 

こうして羅列してみると、今回のゲームマーケットも粒ぞろいじゃないか!もちろん見落としてる面白いゲーム、気付いてない傑作ゲームは多々あるだろうし。ゲーム会に何度も足を運べば出会う事もあるでしょう。