ボードに日本列島が描かれているボードゲーム10選

アメリカ大陸に鉄道路線を敷いていく名作ボードゲーム  「チケット・トゥ・ライド」の日本マップが発売されます。世界中いろんな国がマップになったゲームだけど遂に日本が舞台ですよ。しかも新幹線という新要素が加わって!

日本マップとは言っても沖縄と北海道がないですけどね。電車が走ってない沖縄が無いのは分かるとして、北海道も無いなんて…。でも、心の広い道民はそんな事じゃ怒らないでしょう。

 

それはさて置き、パッケージの箱絵が味わい深いじゃないですか。富士山があって、桜が咲いてて、東京の街並みがあって、新幹線が走ってて、男の子が老け過ぎで。

なんでこんなに老けてるんだ?ランドセルにつば付きの帽子だから小学校低学年の男の子だと思うけど、顔だけ見るとオッサンだもんなぁ。もしくは小学生のコスプレをしてる中年男性。老け顔は日本のイメージなのかな。何度見ても笑ってしまうパッケージです。

 

2004年にドイツ年間ゲーム大賞に輝いたボードゲームに日本マップ発売記念という事で、日本列島がマップになってるボードゲームを集めてみました。

 

 

 

電力会社

電力会社の経営者となって、電力供給を拡大したり発電所燃料の確保を行って、電力をより広く供給して得点を競うゲームです。競りがあり陣取りがありリソースマネージメントありで、面白い要素が詰まってます。一風変わった作品も多いフリードマン・フリーゼの代表作。そんな電力会社の拡張として日本マップが存在しています。日本列島が細かく描かれてて地図として使えそうなほど。

 

 

 

ニッポン  明治維新

明治維新以後の日本を舞台に、財閥となって工場を建てて製品を作り、日本国内に貢献するというゲーム。ワーカーを取り合うちょっと不思議な感覚のワーカープレイスメント。どの色を集めてどの色を他人に押し付けるかが悩ましい。ちなみにこう見えてイタリアのゲームです。

 

 

 

トランスアメリカ&ジャパン

線路を2本まで置いて出発地点と目的地を繋げるゲーム。5つの目的地を繋げたら勝ちという単純な内容なんだけど、なんか不思議と遊びたくなるんですよね。じっくり考え込まないし、程よい難易度のパズルを解いてる心地良さと言うか。大元のオリジナルはアメリカ大陸だったけど、舞台が日本になると場所もイメージしやすいし漢字表記だし遊びやすい。ただし、日本列島が太めにデフォルメされてるのでリアルな地図ではありません。

 

 

 

ライジングサン

戦国時代の日本を舞台に島国統一を目指す戦闘ゲーム。マップ的には日本なんだけど、架空の日本によく似た島国が舞台のようです。このゲームはとにかくフィギュアが沢山入ってて、ゲーム時間も結構長いこと掛かるので2つの意味で重ゲーとなっています。ここまでしっかり作られると間違ってた日本がカッコよく見えるから不思議。

 

 

 

スチーム

目的地を線路で繋いで荷物を運んで得点を稼ぐ鉄道ゲーム。運要素が少ないので、アブストラクトっぽくて渋いんですよね。線路を敷くにも借金しなきゃいけないし。それにしても日本列島が六角形のヘクスで表現されるとは。

 

 

 

レイルウェイズ・オブ・ニッポン

明治時代の日本を舞台に鉄道会社の経営者になって、線路を敷いて荷物を運んで得点を稼ぐゲーム。「レイルウェイルズ  ・オブ・ワールド」の日本マップになります。このゲームが恐ろしいのはスタート時は所持金ゼロなんですよ、何かやるにはまず借金。日本地図としては北は山形、南は神戸までという中途半端な切れ方なので「もう少し広げてくれれば…」と思ってしまいますね。それにしても鉄道ゲームが多い!

 

天下鳴動

戦国武将となって11のお城を奪い合うエリアマジョリティーゲームです。2018年のゲームマーケット大賞に選ばれたのが面白さを証明してますね。それにしても北海道から沖縄までを11マスで表現するなんて。

 

 

サムライ  ボードゲーム

クニツィアの代表作の1つ、タイル配置ゲームです。地図的には「これ日本だよね…?」と言いたくなる細長いマップで、首都は東京じゃなく江戸で、秋田のすぐ下に富士山が描いてます。外国人が間違った認識の日本って感じ。狙って変な風にしているのかは謎。

 

 

 

東海道

京都から江戸まで東海道を旅するすごろくゲーム。うっすらと太平洋側だけが描かれている日本地図。北は東京、南は京都まででタイトル通り東海道がメインに描かれています。

 

 

 

スコットランドヤード東京

怪盗と警察に別れて、逃げ切るか逮捕するかの非対称協力ゲーム。ロンドンの街が舞台になってる「スコットランドヤード」の東京バージョンです。これは日本地図じゃないんだけど、日本の一部という事で。

 

 

 

ボーイズビーアンビシャス北海道開拓史

北海道内を歩き回り、施設を作り、アイヌの人々と交流して開拓していくというワーカープレイスメント。マップが北海道だけのボードゲームが存在するなんて!「チケット・トゥ・ライド」日本版で北海道が無いことに怒ってる道民はこっちで楽しめばいいのかも知れませんね。

 

日本マップは鉄道系のボードゲームで描かれてる事が多いようですね。やっぱり海外の地名で遊ぶより身近でわかりやすい。場所も距離もイメージしやすいし。是非日本マップで遊んでみましょう。