急に人数が増えたとしても面白さに影響がないボードゲーム12選

例えば、ゲーム会だとしましょうか。

これは4人で遊ぶのが最適のボードゲームなんだよねぇ…と4人集まるかと思いきや「友達も連れてきたんだけど〜」と予定してた以上に人が集まる事ってありませんか?

 

帰省した時なんかでも「ウチの子供も一緒に遊んでやって」と親戚の子が急に増えたりとか。

 

そんな時に「5人プレイはバランス悪いんだよねぇ」とか「え?8人も集まっちゃったの?」なんて言い出せないものです。ボードゲームを普段やらない人にしてみれば、何を言ってるのやら?だろうし。だったら最初から人数が増えてもゲーム性は変わらない、プレイ人数の幅が広いゲームを用意しておけばいいのです。

 

 

ってな訳で、人数が増えても面白さに影響がないボードゲームを紹介します。単なる大人数で遊べるボードゲームの紹介じゃなく、急に人が増えてもゲーム性が変わらないし準備も面倒じゃないゲームのオススメです。これは必読!

 

 

ニムト

プレイ人数 2人〜10人

全員同時に数字が書かれたカードを出して、昇順で列に並べ、列の6枚目になった人がマイナス点である牛を引き取るというゲーム。これは人数が増えた方が盛り上がるし、そもそも少人数でやるようなゲームじゃないでしょ。

1994年発売なので四半世紀も遊ばれてるカードゲームなんですね。ルールも分かりやすくて、人数の幅が広いってのが愛され続けてる理由なのかも。

 

コヨーテ

プレイ人数 2人〜10人

数字が書かれたカードを額の前に持って、自分のカードだけが見えない状態で全員のカードの合計数を推理するゲーム。ブラフとハッタリが肝のゲームなので少人数の方が他人の表情も観察出来て濃い心理戦が楽しめるんだけど、人が増えても何も変わらず遊べるゲームの1つ。唯一難点を挙げれば、負けた人から脱落なので大人数だと最初に負けた人が暇になりがち。

世界中で何度かリメイクされてるんだけど、日本語版は小さな箱に入ってるから持ち運びやすくて、カードが縦長だから持ちやすい。しかもカードの裏にカード構成が書いてあったり徹底的に遊びやすい作りになっています。

 

ヴァンパイアクイーン

プレイ人数 3人〜12人

配られたカードを全て出し切ったら勝ちというカードゲーム。トリックテイキングではあるけど、トランプの大富豪によく似たルールなので説明もカンタン。数字が大きい方が強いけど、ヴァンパイアハンターが出た時だけは大きい数は弱くなるので、どの段階まで小さい数を持っておくべきか悩みどころも分かりやすい。

人数に関係なく5ラウンドで終わりというのもスッキリしてますね。ホント、人数でゲーム性が左右されないカードゲームの代表格。

 

パーティーキンゴ!

プレイ人数 1人〜何人でも

袋から引かれたタイルに書かれた数字を、各自のシートのマス目に書き込み、小さい数から大きい数に何連続並べる事が出来たかを競うゲームです。新しいタイプのビンゴゲームって感じでしょうか。紙とペンさえあれば何十人でも同時に遊べます。むしろ大人数の方が高得点を叩き出す人が現れて盛り上がるかも。

前の数に7を足す「+7」のタイルがよく出来たアイデア。その1枚が袋に入ってるというだけで、いろんな予想や妄想が膨らむんですよ。

 

メトロックス

プレイ人数 1人〜何人でも

めくられたカードに書かれた指示通りにシートに丸を書き込んで、地下鉄の駅を埋めていくビンゴゲーム。地下鉄路線図を簡略化したマップが東京と大阪の2種類あるので思い入れがあれば余計楽しめるはず。ホントは路線完成ごとに早い者から加点というルールだから人数が増えるとちょっとゲーム性が変わってくるけど、実際やってみると多人数で遊んだ方が楽しいです。

パーティーキンゴもそうだけど、全員同じ条件なのに全然違うシートが出来上がるって面白いですよね。ちなみにメトロックスには、仙台と名古屋と博多の3つの追加マップが発売されています。

 

 

クイズいいセン行きまSHOW!

プレイ人数 3人〜10人

クイズの答えを各自ホワイトボードに数字で書いて、全員一斉に発表。丁度真ん中の答えを書いた人が得点という、平均値を予想するパーティーゲームです。クイズは「ファミレスの客の何%が家族でしょう?」「スピード婚は出会って何日での結婚?」など数字で答える問題ばかりで知識を問うものは1つもありません。ホワイトボードが10枚しか入ってないから10人までだけど、用意すれば何人でも遊べますね。

続編として恋愛編も発売されているので、その手のジャンルで楽しみたい人はそっちもどうぞ。

 

ito

プレイ人数 2人〜10人

1〜100までのカードの中から1枚だけカードが配られて、全員で協力して小さい数字から順番に出していくのが目的のカードゲーム。数字を言うのは禁止で、「動物の大きさ」「コンビニで売ってる物の人気」などのテーマカードに合わせたヒントを言うことでお互いの数字を推測します。他人の感覚を知ったりすり合わせるゲームで、初対面でも仲良くなれるので大人数の方が難易度上がるけど楽しくなるはず。

上記の「クモノイト」ルールの他に、自分の数字と足して100になる相手を探す「アカイイト」というルールもあるんです。是非とも100人集めて遊んでみたい。

 

ボブジテン

プレイ人数 3人〜8人

外来語やカタカナ語を日本語だけで説明して、他の人に当ててもらうゲームです。英語禁止のカタカナ語クイズ。これが8人上限の理由ってなんだろう?もうちょっと多くても何の支障もなく遊べますよ。出題者がうっかり英語を言った時はいち早く指摘した人が得点なので、大人数で遊ぶと一斉にツッコミが入りそう。

続編はいくつ発売されてるんだ?6つくらいありますよね。パッと始められるコミュニケーションゲームの定番になりつつあるかと。

 

セット

プレイ人数 1人〜20人

カードを12枚並べて、条件に合った3枚を見つけるというパターン認識ゲーム。条件は、カードに書かれている物の形・色・数・塗り方が全て異なること。個人的には苦手なジャンルなんだけど、早い人は並べた瞬間「セット!」って宣言してカードをサクサク集めていきますね。得手不得手がハッキリ分かれるゲームじゃないでしょうか。なんで上限20人に設定されてるんだろう?カードを並べたテーブルを同時に見れるのがそれくらいなんですかね。

カードを12枚並べて条件に合うセットが存在しない事って、たま〜にありますよね?みんなで「ん?」って顔を見合わせるパターンです。その確率は1/33らしい。結構発生するんですね。

 

ハイパーロボット

プレイ人数 1人〜何人でも

壁にぶつかるまで一直線にしか進めないロボットをゴールさせるまでの最小手順を答えるゲーム。クイズでもないし、パズルでもないし。全員同時に始めて答えが分かった人から回答して、より手順が少ないルートを見つけた人が少ない数を宣言するので大人数の方が盛り上がりそう。

コンパクト版の「マイクロロボット」も存在するんだけど、ゲームが終わった後に頭がヘロヘロになるのは全く同じです。

 

コードネーム  

人数 4人〜8人

2つのチームに分かれ、リーダーであるエージェントのヒントを元に単語が書かれたカードを当てていくゲーム。ヒントを出してる側は伝わると思ってても、それを聞いてる側はチンプンカンプンだったりしてイライラする事も多いですね。相手チームからすれば滑稽なんだけど。これは8人以上で遊べるでしょ?むしろもうちょっと人を増やしてやってみたい。

8人上限の理由が同時にカードを見れる人数だとしたら、カードの大きさが4倍の「コードネーム  XXL」で遊べば問題ないですね。あまり人が増え過ぎても、意見かがまとまらなくて大変そうではあるか。

 

フォトパーティー

プレイ人数 6人〜15人

セルフタイマーを使って、お題に沿ったポーズで写真撮影をして得点を競うゲーム。お題は「宙に浮いてれば1点」とか「最も画角の真ん中にいたら1点」「片足だけが写ってたら1点」などなど。撮影の時にワイワイ楽しめるし、後で得点確認の時に写真を全員でチェックするからその時も大盛り上がり。1つのお題で2度楽しいというかなり変わったパーティーゲームです。

カメラに写れば何人でも遊べるけど、上限の15人でギリギリって気もしますね。

 

 

いかがでしょう。人数の増減によって「◯人だから◯以上のカードを抜くのか…」って説明書を見ながらセットアップをするのって結構面倒ですもんね。ここで紹介したゲームは人が増えてもそのまま始められるものばかり。もしくは簡単な準備のみ。

そして人が多くなるとルールを理解出来なくなる人が出てくるという問題もあるので、比較的簡単なゲームばかり。なのでややこしいルールの場合が多い、人狼系はあえて外しておきました。

 

人が集まりやすい時にどれか1つ用意しておけば重宝するでしょう。