TBSテレビ「ラヴィット!」の2024年5月第2週に遊ばれたボードゲーム『チーズは誰が食べた?』『大狼-大喜利人狼-』を紹介

月〜金の朝8時からTBSテレビで生放送されているバラエティ番組「ラヴィット!」では、最新のテレビゲームや古典的な伝統ゲーム、オリジナルのリズムゲームなどが遊ばれています。市販のボードゲームや同人ゲームが紹介されることも多いので、ボードゲームファンとしては見逃せない番組なのです。

では、2024年5月第2週に取り上げられたボードゲームを紹介します。

5月6日 月曜日

大狼-大喜利人狼-

〈大狼-大喜利人狼-/4〜8人/8歳〜/30分〉

大喜利の回答から推測して人狼を探し当てる正体隠匿ゲーム。

全員に役職カードを配り、各々が人狼側なのか弟子側なのか自分の役職を確認します。次に大喜利のお題の下の句だけを公開して全員で見ます。全員目を閉じた状態で1人だけ目を開けて、大喜利のお題の上の句を確認します。確認が終わったら、隣の人の肩を叩いて目を閉じ、肩を叩かれた人が上の句を確認します。人狼だけは上の句を見ることは出来ません。これを全員やったら、ホワイトボードに大喜利の答えを書きます。全員で答えを発表し、投票で一番面白い答えを選びます。面白い答えに選ばれた人は役職に応じてポイントを獲得します。次に、上の句を見ないで回答した人狼が誰なのかを投票で決定します。人狼が最多票であれば弟子側がポイントを獲得し、人狼が最多票でなければ人狼がポイントを獲得します。先に10ポイントを獲得した人の勝利です。

大喜利と人狼が合体したゲーム。大喜利で面白い答えを考える必要があって、人狼が誰なのかを推理する必要もあります。無難な答えを書くと人狼だと疑われたり、上の句を見てないが故に的外れな答えを書いて笑いが生まれたり、不思議な魅力のある正体隠匿ゲームです。人狼の味方をする太鼓持ちや自分が最多票になるとポイント獲得になる阿呆狐など、人狼と弟子以外にも役職が多々あります。本来の人狼と違ってピリピリしないのも良いですね。

番組ではポイント制ではなく、1回だけの人狼として遊んでいました。ポイント制にすると長引くので仕方ないですね。チーム戦ではなく個人戦になるポイント制で、大喜利と人狼を同時に味わってみて下さい。

5月8日  水曜日

チーズは誰が食べた?

チーズは誰が食べた?/4〜8人/8歳〜/15分〉

誰がチーズドロボーかを探し当てる正体隠匿ゲーム。

全員に役割カードを配り、1人が【チーズドロボー】を担当し、残りの人は【ねぼすけ】になります。真ん中にチーズを置き、カップの中でサイコロを振って各々がこっそり出目を確認したらゲームスタート。全員が目を閉じ、司会役の「サイコロの出目が1の人は目を開けて下さい」という声に従って、当てはまる人だけが目を開けます。【チーズドロボー】なら、目を開けている間にチーズを手に取ってポケットなどに入れます。【ねぼすけ】なら、チーズの有無や他に目を開けている人を確認します。目を開けているのが自分1人だけなら、誰かのカップを1つ開けてサイコロの数字を見る事が出来ます。確認が終わったら目を閉じます。

司会役が1から6まで順番に「サイコロの出目が6の人は目を開けて下さい」までやったら、【チーズドロボー】は目を開けて2人を選んで手をそっと触れ、仲間にします。全員で一斉に目を開けて、チーズドロボーが誰なのかを話し合います。最後に投票をしてチーズドロボーが最多票なら【ねぼすけ】の勝ち、チーズドロボーが最多票じゃなければ【チーズドロボー】と仲間の勝ちです。

「ラヴィット!」では3度目の登場となった『チーズは誰が食べた?』。次も取り上げられるのでしょうか?

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