ゲームマーケット大賞2019一次審査通過作品は本当に面白いのか?

先日ゲームマーケット大賞の一次審査を通過した作品の発表がありました。今年もこの季節が来たな〜という感じです。

知らない人の為にザックリ説明すると、アナログゲーム最大のイベントがゲームマーケット。今年のゲームマーケットの中で【なるべく多くのゲームマーケット来場者に満足していただけて、受賞作だから遊んでみようと思えるゲーム】をゲームマーケット大賞とするという方針が公式サイトに書かれています。

ま、要するに今年一番面白い日本のボードゲームがゲームマーケット大賞ってことでしょ。

 

 

2014年に創設された賞で今回が5回目。ちなみに過去の受賞作品は、第1回『海底探険』第2回『ビンジョー×コウジョー』第3回『8ビットモックアップ』第4回『天下鳴動』です。

どの作品も30分前後で遊べて、ルールもそれほど難しくなく、他人との絡みもあって、安定した面白さが保証されたゲームかなぁという印象。

 

 

ゲームマーケット大賞には厳しい審査があって、何百もある今年の同人ボードゲームの中から選ばれたものを一次審査通過作品として発表します。それが今年も発表された訳です!ここまで説明すれば知らなかった人でも気になるでしょう。どれだけ面白いボードゲームが揃ってるんだと。

ゲームマーケットの公式サイトを見て頂ければ、今年の一次審査通過作品が掲載されています。全部で35タイトル。通過した作者・サークルの皆様おめでとうございます!

さて、公式サイトには35タイトルが掲載されてます。しかしゲームタイトルとサークル名しか書いてないんです。これってどうなんですか?ルールもジャンルも何も情報無し。どの辺が良かったのか全く書いてないんですよ。なんで?まだ一次審査ではあるけど不親切でしょ!ホントに面白いかどうか検証も出来ないじゃないか!!

 

それなら35タイトル全てをこっちで調べてやろうじゃないかと。つまんないゲームを通過させてたらタダじゃおきませんよ。これはゲームマーケット大賞への挑戦状だ!

ルールは斜め読みしたんだけど全く遊んでないもので、もしルールが間違ってたらすいません。大幅に違う事はないくらいには読んだのでご勘弁を。では公式サイトに掲載されている順番で紹介します。

 

 

『#FINDART』(dgames)

プレイヤー全員にキャンバス用紙を1枚配って、各々が絵の具を塗りつけて絵を描きます。その作品にタイトルをつけて気に入った人にいいねチップを渡して感想を言い合うゲーム。なんだ、この発想は!どんなジャンルなんだ?ってか、これはゲームなのか?ゲームの概念に挑戦状を突き付けた意欲作と言えそうです。

本物の絵の具が入っていて、ホントに絵を描くんですね。これを作った人も凄いけど、それをちゃんと評価するゲームマーケットも凄い。

 

 

『5×5シティ』(OKAZU brand)

プレイヤーは縦5マス×横5マスの正方形の街ボードを受け取って、そのボード上に建物タイルを配置して立派な街を作るという内容。タイル配置と呼ばれるゲームは多々あれど、ラウンド毎に配置出来る場所が決まってるのは面白いですね。なかなか苦しそう。

それにしても日本を代表するOKAZU brandって出すゲーム出すゲームどれも面白いんだけど、どうなってんですか?完成度がハイレベル過ぎる。そして多作だし。

 

 

『FACTORIA』(よぐゲーム)

蒸気の雲と歯車の音に包まれた架空の国FACTORIAで伝説の歯車を買うのが目的のゲーム。遺物を発掘したり、工場を改良したり、伝説の歯車を購入するのがゴールの拡大再生産です。やれる事や細かいチップが多いけど、全員同時プレイなので30分で遊べるようになっています。

世界観とゲームシステム、どちらも魅力的でワクワクしますね。

 

 

『FILLIT』(ラディアスリー)

六角形のヘクスが並んだボードに自分のカラーチップを全て置いたら勝ちというシンプルなルール。運要素の無いアブストラクトで好きな人は本当にどっぷりハマっちゃうヤツですね。随分前から世界中で遊ばれてたような雰囲気のゲームだけど、昨年末の日本のゲーム。

アートデザインもシンプルで格好いいのも素敵。ひと回り大きくてハンドメイドの木製のバージョンもあるみたいです。

 

 

『FOGSITE』(SoLunerG)

濃霧で満ちた古代遺跡ではぐれた仲間を探す探検隊と遺跡の番人ガーディアンに分かれて対決する迷路探索ゲーム。迷路を作って探検隊に歩かせるというのがありそうでなかったシステム。2人でも面白いけど、3人以上だと非対称の協力ゲームになるのも楽しいですね。

確か前評判が高くてすぐに予約が締め切られてたはず。みんなちゃんと情報収集してるよなぁ。秋に再販されるらしい。

 

 

『KOBE』(luck movies)

神戸のレンガ倉庫を舞台に様々な商品を取引して最もお金を稼いだ人が勝ちというカードゲーム。他の人が欲しがってる商品カードを積み荷置き場に配置したり、商品の種類が少ない方が高く換金出来るシステムが上手く機能しててよく出来てますね。

イラストは可愛いのにシビアなのがいいですね。読み合いもあるし他人との絡みが絶妙。

 

 

『Leiden1593  ライデン-チューリップ栽培の始まり-』(Spieldisorder)

オランダでチューリップの栽培が始まった1593年、商人となってお金を稼ぐゲーム。開墾してチューリップを育て、出荷して花の色の価値を高めるという株要素もあるエリアマジョリティー。ややこしそうなのにやる事はカードを出すか補充するかの2択だけ。

ゲームが終わる時にはカラフルな畑が広がって古屋や風車が広がるのも写真撮りたくなるヤツですね。

 

 

『MR.SNEAKY』(ヤマズゲームス)

相手をダマして宝を隠す富豪vs相手のウソを見抜いて宝を見つける2人専用の対決ゲーム。単純にウソかホントかを見極めるんじゃなく、様々なカード効果があって悩みどころ・ダマしどころが多いのが面白そう。

それにしてもパッケージに描かれた泥棒のイラスト最高過ぎるでしょ。素晴らしいセンス!何度見ても笑ってしまう。

 

 

『Psylent Phontom』(BakaFire Party)

コンピュータと生体機器技術の進歩が管理と支配を推し進められる20XX年を舞台に超能力を持った少年少女たちが争うという、SFな設定の対戦型カードゲーム。相手が何のカードを持ってるかの推理が面白そう。

能力を使えば使うほど所持してるカードがバレやすくなって一撃必殺で負けるというジレンマがあって、駆け引きがよく出来てますね。

 

 

『Trap Dungeon』(無添加無着色)

亡霊の棲むのダンジョンで様々なトラップを突破して聖杯を手に入れるという協力ゲーム。全員が裏向きで出したカードの数の合計がトラップに書いてある数字と同じにするのがとりあえずの目的。ありそうでなかった感じのゲーム。

青カードと赤カードで数字の振り分けが違うってだけなのに推理の手掛かりになるのは発見ですね。イベントも豊富でリプレイ欲が湧いてきそう。

 

 

『くだものがたり』(吉々庵)

くだもの園のオーナーになってジャムやハチミツを出荷するというテーマで、ジャンルとしては戦略的ビンゴゲーム。いわゆる紙ペンゲームです。カードを2枚めくって、果物をビンゴシートに書き込むかハチミツを集めるかを全員一斉にグーとパーで分かれるのは面白いアイデアですね。

果物の絵を描くのが面倒というのを差し引いても完成度が高いビンゴゲーム。何かきっかけがあればこのタイプが流行りそう。

 

 

『ジュエルディガー』(するめデイズ)

2種類の宝石が描かれている長方形の宝石タイルをドミノのイメージで並べて、カルカソンヌのミープル配置のイメージで得点を稼ぐというゲームです。コマを回収したら宝石タイルをひっくり返すというのがアイデアですね。

イラストはポップなのにガチなゲーム。ここまでよく出来た作品だと海外に持って行ってもウケそうですね。

 

 

『そっくり星人』(こげこげ堂本舗)

ツノ・目・クチ・足がビミョーに違うそっくり星人カード36枚を使って5種類の遊び方があるカードゲーム。全員が見える位置にそっくり星人カード2枚を表向きに置いて、そっくりな部位の数を素早く答えるというのが基本ルールになってます。

初心者と一緒だったり、ユル〜く軽〜く遊ぶには最高かも知れませんね。とにかく絵が可愛いし。

 

 

『ダイスニコフ』(RAMCLEAR)

悪の組織となり敵より先にコロガスカル諸島に点在する秘石ストーンボール10個を先に集めた方が勝ちという、設定が謎過ぎる2人専用のダイスゲーム。サイコロの出目で対決するので運任せかと思いきや戦略性もあって楽しそう。

前作の「ヘルトウクン」と世界が繋がってるらしく、イラストも同じ人が担当してるようです。このイラストは味がありますね。

 

 

『つみきの王子さま』(イマジンゲームズ)

積み木をモチーフにしたお城作りのタイル配置ゲーム。お城の住人が希望する階数に配置してあげるってのがパズル的だし、目標達成した時の爽快感が凄そう。初心者も上級者も一緒に遊べるルール作りが素晴らしいですね。

流石は枯山水を作った作者の新作。これは写真撮ってSNSにアップしたくなるゲームでしょ。

 

 

『ドロッセルマイヤーさんの法廷気分』(ドロッセルマイヤーズ)

被告の証言が真実か虚偽かを見極める裁判ゲーム。と言っても本格的なガチガチの推理ゲームではなく、弁護士は被告の証言をホントに誘導して、検察官はウソに誘導するコミュニケーションゲームです。

大喜利ゲームでもないし、ワードゲームでもないし、不思議なジャンルのゲームが誕生したなぁという印象。会話の糸口になるカードゲームとでも言ますか。

 

 

『ニワトリかラマか』(BrainBrainGames)

4人専用で2人一組になり、7枚のチップと20枚の紙幣だけで遊ぶ珍しい対戦ゲーム。カードもボードも無いので紙幣ゲームと呼ぶべきかな。紙幣に折り目をつけたりして、裏面のニワトリ(もしくはラマ)を敵にバレないように相方に当ててもらうという内容。

紙幣を折るという発想が凄い!ある意味レガシーシステム。これはありそうでなかった新しい意思疎通ゲームですね。

 

 

『ヘゲモニア戦記』(スタジオムンディ)

5つの種族がヘゲモニアという国を舞台に覇権を争うエリアマジョリティーゲーム。エリア毎に過半数になれば資源が貰えて、その資源で拠点を4つ作れば勝ち。種族ごとに能力があるのでリプレイ欲が出てくるのはアイデア。

カタンっぽいと言えばそうだけど、5つの種族の能力に違いがあるのでカタン異種格闘技戦って感じでもありますね。

 

 

『ポラリッチ』(daitai)

紙コップの中に白いキューブを入れて、全員同時にオープンして、合計数によって正しいコマをいち早く取るという計算アクションゲーム。ってか、コンポーネントが可愛過ぎる〜!流氷の上にシロクマとペンギンって。

ルールを読む限り「これだけ?」って思うけど、実際にやり出すと止まらない感じでしょうか。

 

 

『宇宙逃げろ第2版』(ゲームNOWA)

宇宙人に捕まらないように全員でゴールを目指す協力型すごろくゲーム。サイコロ6個を一気に振ってボード上の能力を考えてどれを選ぶかという単なる運頼みのゲームじゃないのが面白いですね。

どれだけ考えても結局はサイコロ運に一喜一憂出来るのはいいですよね。それで協力とか楽し過ぎ。

 

 

『遠方の星』(戸塚工房)

宇宙の片隅から遠方の星へと自分のコマを送り込むのが目的のワーカープレイスメントゲーム。スタートプレイヤーという概念が無くて、ボード上の数字順にアクションが行われるのが珍しいシステムですね。他人と協力しないと発動出来ないアクションってのも面白い。

ボードはランダムで作られるけど運要素は少なめ。なかなか本格的なワープレじゃないでしょうか。

 

 

『横濱紳商伝デュエル』(OKAZU brand)

海外でも評価が高い「横濱紳商伝」の2人専用ワーカープレイスメント。明治時代の横濱を舞台に相手より商人として名声を得るのが目的。元のゲームを2人用に簡略化した事で時間は短縮されて分かりやすくなりました。

4ラウンドしかないのにここまで充実したゲームを作るとは。強さの概念があるので、ワープレにありがちな早い者勝ちではない部分にセンスが光ります。

 

 

『公国のペレストロイカ』(植民地戦争+α)

14世紀ロシアのルーシを舞台に荒廃した国を再建するという本格的ドイツゲームのようなテーマ。アクションカードを取り合いながら資源を集めて建物を建てていくんだけど、木製の積み木を使って立体的に建てていくので見栄えがいいですね。

慣れた人の為にシナリオが5つ付いてて、追加ルールで遊べるようになってます。

 

 

『三ツ星ショコラティエ』(ななつむ)

お菓子の街で宝石のようなチョコレートを作り三ツ星ショコラティエを目指すというおとぎ話のような設定。そして綺麗で可愛らしいチョコピースとパッケージ。見た目は完璧。能力を駆使してお客が望むチョコを作る達成感。このゲーム抜け目なさすぎ。

ボードゲームはルールがよく出来てるだけじゃなく、テーマや魅せ方も大切だなぁと再確認させてくれるゲームですね。

 

 

『三津浜』(タルトゲームズ)

愛媛の魚市場を舞台に仲買人となって魚を競り沢山稼いだら勝ちというオークションゲーム。ルールを読む限り相当渋い競りなんだけど、競り落とす魚がサイコロで決まるというのがランダムなのが唯一緩いとこかな。

他の人が何を欲しがっているかを見ながら競りを始められるのがゲーマー向けの感じ。これって日本版モダンアートの誕生なのでは。

 

 

『斯くして我は独裁者に成れり』(クリエイティブAHC)

全員平等な状態でゲームが始まって、スタートの時点では陣営が決まってないという珍しい正体隠匿ゲーム。議論した後にラウンド毎に役職カードを1枚捨てて、最後に残った1枚で自分の立場が決まるので共闘や裏切りの議論が白熱する作り。

人狼とは違ったアプローチの正体隠匿は多々あれど、意外とこのパターンはなかったかなと。

 

 

『狩猟の時代』(A.I.Lab.遊)

部族の長となり、狩場に小屋を建てたり洞窟を広げたりして最も成長した部族の勝ちというワーカープレイスメントゲーム。まさかの原始時代がテーマのワープレの登場です。同じエリアに沢山置くと他の人を助ける事になったり悩ましいシステムに仕上がってますね。

ワープレってだけで重そうなイメージだけどプレイ時間30分程度に収められてて軽いのも魅力的。

 

 

『進捗 of the DEAD』(JOKER  PROJECT)

ウイルスによって不死となった人々は永遠に働き続ける恐ろしい「社蓄ゾンビ」と化したという設定で、納期に間に合わせるという協力型トリックテイキング。言葉が制限されてゾンビっぽくなるので盛り上がりますね。

タイトルからして馬鹿っぽいけど、コミニュケーションとは何かと考えさせられます。

 

 

『銀と銅の交易者』(四等星)

2種類の金属とカードを使って得点を稼ぐというゲーム。アクションカードを並べて一周するロンデル、カードを集めるデッキ構築。すでにあるシステムの寄せ集めなんだけど、バランス良いし面白い。

同人ゲームにも本格的でやり応えのあるちゃんとしたボードゲームがあるんだよと言いたくなりますね。

 

 

『謎解きは形容詞のあとで事件簿』(万屋楽団)

隠された言葉を当てる協力型ワードゲーム。ヒントは形容詞だけで、配られなかった単語を推理するってありそうでなかったルールですね。コンセプトの形容詞バージョンと言うか。盛り上がるやつ。

パッケージとかタイトルがアレなのは同人ならではなのでさて置き、言葉を使ったゲームは沢山あるのに新しい視点でまだ新作が出てくるのは凄い。

 

 

『白雪姫のアップルーレット』(GOTTA2)

白雪と女王に分かれた正体隠匿ゲーム。毒りんごを食べさせるというテーマと内容が合致してて楽しく遊べそう。人狼と違って序盤から行動などでどちらの陣営なのか推理可能で、とっつきやすいですね。

何を喋ったらいいのか分からない人でも物語カードを元に質問出来るし、リンゴタイルも可愛いし、短時間で終わるし。初心者を引き込む訴求力たるや。

 

 

『airship city-飛行船都市-』(アナログランチボックス)

人類が空に住むようになって出来た飛行船都市で技師となって都市を発展させていくというワーカープレイスメントゲーム。一次審査通過作品の中では最も時間が掛かる120分クラスの重ゲー。

ワーカーを配置するアクションタイルを動かせるというのは面白いアイデアですね。毎手番、ゲームの局面が変幻自在で相当悩むゲームっぽい。

 

 

『囁きノ館』(よぐゲーム)

人間が館からの脱出を目指す中、善霊vs悪霊が争う正体隠匿ゲーム。発言出来るセリフはカードに書かれてる文言だけというシバリが面白い。囁きと言いながら大声になるのは狙い通りとして、大声の人が有利になりがちな正体隠匿を逆手にとったのが素晴らしいアイデア。

ターン制でキチッと進むんじゃなく、リアルタイムで進行するのも面白いとこ。よぐゲームは「FACTORIA」とこの作品の2つが一次審査通過。

 

 

『囮〜Monster decoy』(PhantomLab)

白と黒のゴーストバスターチームに分かれて沢山オバケを捕獲したら勝ちというタイル配置ゲーム。オバケを広いところで捕まえれば高得点なので、カルカソンヌの城塞を広げてるような感覚がありますね。それが攻めでもあり守りでもあり。

この手のあえて古臭いデザインにしてるのが愛らしいですね。ドット絵じゃなく、ファミコンとか昔のテレビゲームをボードゲーム化した感じのアートデザインが個人的にツボ。

 

 

『翡翠の商人』(スパ帝国)

宝石や金などを扱う商人になって得点を稼ぐという競りゲーム。競りをテーマにしたボードゲームは多々あれど、獲得するカード枚数をより少なく宣言するオークションは他に無いような。お金を使わない競りゲーは発明でしょう。

ルールはもちろん、イラストやカードのエンボス加工も商業作品のような完成度。レベルが1つ上の同人ゲームですね。

 

大見得切ってゲームマーケット大賞に物申す!みたいな感じで調べてみたら、一次審査を通過したゲームは全部面白そうでしたね。大騒ぎしてすいません。日本のボードゲームのレベルの高さと多様性を再確認しました。傾向としては、協力ゲームと司会者いらずで途中離脱無しの正体隠匿が多い印象ですかね。1人で戦うより仲間と目的に向かうというゲームが流行り。

そういう意味ではオリジナリティある発想の「#FINDART」「そっくり星人」「ドロッセルマイヤーさんの法廷気分」「ニワトリかラマか」「ポラリッチ」辺りが二次審査以降どうなるか見守りたいところですかね。

 

それにしても他のボードゲームも遊んで評価するんだから審査員も大変だな、こりゃ。この記事の為に35タイトルのルールとネット上の感想探すだけでヘトヘトですよ…。

 

この後は9月下旬に二次審査で15作品くらいに絞られ、10月下旬には5つくらいのゲームが優秀作品として発表されます。そして11月22日に第5回ゲームマーケット大賞が発表されるというスケジュールです。どのボードゲームが選ばれるんでしょうか?1つでも遊んでおけば思い入れが違ってきます。機会があったら遊んでみましょう。