最後まで諦めるな!逆転勝利の可能性があるボードゲーム5選

面白いボードゲームの条件の1つとして、最後まで勝ち負けが分からないってのがあるかと思います。序盤で敗北が確定して最後まで付き合わされるゲームなんてのはつらいだけで面白くないはず。ゲームが始まってずーっと負けてたのに最後の最後に大逆転で勝ち!なんて展開が期待出来るから緊張の糸が途切れずに遊べてるはずです。

 

という訳で最後に逆転があるボードゲームを調査してみました。探せば沢山あるんだろうけど、厳選した5つピックアップ!

 

 

「ババンク」

カジノをテーマにした心理戦。

どこに賭け金が2倍になる「×2」カードが置かれたのか、詐欺師カードはどこに置かれたのかの読み合いがドキドキするシンプルなゲームです。ラウンドが進むにつれレートが上がるので逆転の可能性が高くなるのが面白い。逆転ありきでルールが作られてるとも言えますかね。当たればドカンと大金獲得なのでカジノっぽいのもいいですね。あと負けが続いても「次当たれば取り返せる!」という思考になるのもギャンブルっぽい。

 

 

 

「リフトオフ」

いろんな衛星を乗せてロケットを宇宙に飛ばすゲーム。

ロケットがどんどん大きくなったり、あえて古臭いアートデザインになってたりワクワクする部分が多いですね。手作りな雰囲気があってボードゲーム版下町ロケットって感じ。ミッションカードに書かれている条件を満たせば最後に一気に得点獲得なんだけど、その中で最も強烈なのはサテライトネットワーク。このカードは3枚出す事が出来たら105点獲得。ここまでコツコツ1点2点を稼いできたのに超大量得点。かと言ってゲームが壊れる程じゃないバランスも素晴らしいです。

 

 

 

 

「ハイソサエティ」

絵柄違いで何度もリメイクされてる競りゲームの名作。

他の人より高いお金を払えば確実に高得点のタイルを獲得出来るし、お金をいっぱい払えばマイナス点のタイルは回避出来るという単純明解なルール。しかし最後の最後、お金を最も多く使った人は脱落なんですよ。使い過ぎた人は得点タイルをどれだけ持ってても失格で0点。このルールがあるから最後までどうなるか分からないようになってるのはヒリヒリしますね。それにしてもルール説明したのに所持金がゼロになる人が出てくるのは何故でしょう。

 

 

 

「スペースベース」

宇宙版の街コロという呼び声も納得のサイコロを使った拡大再生産。

ゲームが進むにつれ貰える物が増えてくるのは面白い。拡大再生産って何故にこんな楽しいんですかね、なんかワクワクする。サイコロの出目に対応する艦艇からお金やキューブが貰えたり能力が発動したりする中「U.E.Sアームストロング」という艦艇の能力が超強力。なんと、能力は勝利!宇宙とかの世界観を完全に無視してゲームに勝利ですよ。ボードゲームの歴史上、能力が勝利なんてあったか?

これは一発逆転のカードですね。購入するのにお金が14も必要で数字が12だからサイコロで6のゾロ目のみ有効。しかも4人プレイならキューブが5個も必要なのでそう簡単に発動出来なそう。

 

 

 

「キングオブニューヨーク」

サイコロの出目によって他のモンスターを殴って倒す「キングオブトーキョー」の続編。

キングオブトーキョーよりこっちの方がちゃんとゲームっぽくて個人的には好きなんだけど、あんまり人気無い気が。怪獣同士の真剣勝負に軍隊がやって来たのが原因でしょうか?単純なトーキョーか、選択肢の多いニューヨークか。様々なカードによって毎回全く違う展開を見せるゲームだけど、強烈なのは「逆虹」です。このカードを持ってる人がサイコロ6個を振って、全てのサイコロで破壊が出ると「君はゲームに勝利する」ですよ。唐突の優勝。

サイコロ6個で同じ面が出るってどれくらいの確率でしたっけ?6の6乗だから……えーっと、4万6656分の1で全部破壊が出るはず。サイコロの目を変えられる能力のカードもあるから、もうちょい出やすいかな?これは一発逆転というより何故ここで運を使ってしまったのかと頭を抱えそうだなぁ。ゲームに勝って人生に負けた感じ。

 

 

どんなボードゲームも逆転は可能なんだろうけど比較的評価されてるゲームをピックアップしました。逆転と言っても理不尽に「最後の問題に答えると1億ポイント獲得です!」みたいな感じだとつまらない訳で、勝ち続けてた人がそのまま勝つ可能性も当然あってバランス取れてるから面白いんでしょうね。