エッセンシュピール・デジタル後の話題作を予想!!ボードゲーム5選

世界最大のボードゲームのお祭りと言えば「エッセン・シュピール」です。毎年10月にドイツのエッセンで開催されてるイベントですが、今年は2021年に延期です。残念…。しかし、延期決定の後にオンラインで行われるという発表がありました。その名も「シュピール・デジタル’20」です。日程は10月22日〜25日となっています。

オンラインは初開催なのでどんな感じになるのか、上手くいくのか全く分かりませんけどね。ちょっとの期待とかなりの不安…。

 

例年なら「今年のエッセンで発売の〜」というのが新作ボードゲームの売り文句だったりするのが今年はどうなるんでしょうかね。そもそも新作の前情報が少なくて不安な気持ちに拍車をかけるんですよ。どうなってんだ?

では、シュピール・デジタル’20の後に話題になりそうなボードゲームを勝手に選んでみました!

 

Renature

リネイチャー。作者はクラマーとキースリングという「ティカル」「アブルクセン」「勝利への道」などの名作を作ったお馴染みのコンビ。

渓谷ボードの上に10種類のうちの2つの動物が描かれたドミノを配置して、隣接した土地に植物を植えて得点を稼ぐというゲームのようです。ルールを読む限り単なるドミノがベースのゲームなんだけど、植物をドミノで囲った時に最も数の多い植物が高得点というエリアマジョリティーが結構面白そう。ゲームが進むと動物と植物が増え、荒廃した渓谷が自然豊かになっていくのは単純に楽しそうですね。

 

Village Green

ヴィレッジグリーン。庭師となって美しい庭園を作ってヴィレッジグリーン・オブ・ザ・イヤーというコンテストで好成績を狙うカードゲーム。

ルールは見当たらなかったけど、テーマも良いし水彩画みたいなイラストも良いじゃないですか。目標通りにカードを配置していくゲームっぽい。ソロルールもあって1人で遊べるのもプラス材料ですね。

 

Kyoto

京都。気候変動会議で各国の代表と交渉してCO2削減目標を達成しつつ、各々の目標を達成するゲーム。京都が舞台じゃなく京都議定書がモチーフなんですね。

作者のザビーネ・ハラーはこのゲームがデビュー作らしい。処女作にしてはとんがったテーマだなぁ。日本の地名だから目をつけたけど、デビュー作ってだけで気になります。

 

MicroMacro:Crime City

ミクロマクロ クライムシティ。細かくイラストが描かれた白黒のマップを広げたら、封筒からカードを1枚取り出して書かれた問題を答えるというゲーム。

問題というのが大きな地図の中からキャラクターを見つけるというもの。昔流行った絵本「ウォーリーを探せ」をボードゲームで遊ぶ感じでしょうか。しかもストーリーがあるっぽい。多分一回解いたらもう遊べなさそうですね。一応封筒には何枚もカード入ってて、15の封筒があるのでやりがいはあるだろうけど。すでにホビージャパンから日本語版の発売が発表されています。

 

Faiyum

ファイユーム。「電力会社」「5本のきゅうり」「ファウナ」で知られるフリードマン・フリーゼの新作です。プレイ時間140分なので重量級。

エジプトのファイユーム盆地を舞台に道路を作り、農地を広げ、商品を獲得したりやる事は沢山。ゲームシステムはアクションカードを集めるデッキ構築なんだけど、カードの順番が変えられないという縛りがあるようで上手く作り上げるとなかなか気持ち良いエンジンビルドみたいですね。

 

他にもいろいろあるんでしょうけどね。新作のボードゲームだけじゃなく、シュピール・デジタル自体も気になりますね。楽しみ楽しみ!