警視庁創設記念日に遊びたい、東京で警察が活躍するボードゲーム5選

1月15日は、警視庁創設記念日です。

1874年(明治7年)1月15日に、現在の警視庁にあたる東京警視庁が設立されました。東京警視庁は現在のJR東京駅南側の鍛治橋に庁舎が建てられ、日比谷への移転を経て、現在は桜田門に位置しています。1957年(昭和32年)、1月15日が記念日に制定されました。

150年以上もの長期にわたって、首都東京の治安を維持しているんですね。

そこで、東京の警察をテーマにしたボードゲームを5タイトル紹介します。

スコットランドヤード東京

スコットランドヤード東京/2〜6人/8歳〜/45分〉

東京を舞台に、逃げる犯人を警察が追い掛ける非対称対戦ボードゲーム。

逃亡犯と警察チームに分かれて、交互に東京の中を移動します。逃亡犯は24時間逃げ切ったら勝利、警察チームは犯人を逮捕したら勝利になります。今から40年以上も前に作られた名作ボードゲーム『スコットランドヤード』の日本バージョンです。オリジナルはロンドンが舞台になっていましたが、スカイツリーや国会議事堂や六本木ヒルズなど実際の建造物や観光名所が描かれた東京のマップを使って遊ぶので、警視庁の警察になった気分に浸れます。

魔警オルトロス

〈魔警オルトロス/2〜4人/10歳〜/40分〉

未来の東京を舞台に、魔法警察が犯人を捕まえるデッキ構築ゲーム。

8人いる刑事から2人を選んでバディを結成したらゲームスタート。刑事1人につき8枚の魔法カードがあって、2人合わせて16枚の魔法カードを自分の山札にします。次々と現れる犯人であるヴィランに魔法攻撃をして、ヴィランを倒せば得点を得ます。あくまでヴィランを倒した人だけが得点を得るので、周りを見渡してどの魔法が先に発動されるかなどの順番を読み合いながら戦う必要があります。

カードゲーム『ロストレガシー』などを作った木皿儀隼一さんがゲームデザインをして、刀剣乱舞などのイラストでお馴染みのキナコさんがキャラクターデザインを担当という豪華な人達によって作られたボードゲームです。

幻影探偵団

〈幻影探偵団/3〜4人/12歳〜/60分〉

大正時代の東京を舞台に、連続殺人事件の犯人を探し当てる推理ゲーム。

全員、探偵団の誰かの担当を決めたらゲームスタート。配られたアクションカードを使用したり尋問を繰り返して、分かったことをメモします。犯人である髑髏王と全員が誰なのかを分かった人が事件の真相を解明したらゲーム終了です。推理の当たりハズレによって得点計算をして、得点の高い人が勝ちです。メモをどのように取るのかがゲームのカギになるので、メモ取りの上手い下手で推理に大きな差が生じます。

警察ではなく探偵団が事件を解決していきます。コンポーネントが凝っていて、江戸川乱歩の小説のような世界観でゲームを進めていくので、明智小五郎とかの雰囲気が好きな人にはたまらないボードゲームです。

東京サイドキック

東京サイドキック/2〜4人/12歳〜/60分〉

ヒーローと相棒のサイドキックになってボスを倒す協力ゲーム。

東京のマップ上で発生する事件をみんなで解決しながら、4体のヴィランを倒し、メナスというラスボスを倒す協力ゲームです。警察は出て来ませんが、警察に代わってヒーローが事件を解決します。

11人能力の違うキャラクターが20人もいて、そこからメインとなるヒーローと相棒のサイドキックを選択してからゲームが始まります。なので、初見の人は置いてけぼりの覚えれば面白さ倍増のゲームです。事件を解決したりヴィランを倒せば経験値がもらえて、共闘した全員が経験値を獲得します。経験値を得ればスキルがアップしたりデッキが開放されたり、ゲームが進む度に自分が強くなるのも楽しいところ。箱もボードもメチャクチャ大きくて、それだけでワクワクします。ボードには豊洲、日本橋、目黒など東京の町の名前が書いてあります。

東京レジスタンス

〈東京レジスタンス/2人/13歳〜/40分〉

近未来の東京を舞台に、レジスタンスと治安警察の非対称2人対戦タクティクスゲーム。

独立を目指すレジスタンスは相手の拠点を5つ破壊すれば勝利、取り締まりをする治安警察はレジスタンスのリーダーとアジトを除去すれば勝利となります。ゲームは9つに分かれたエリアに駒を置いたらゲームスタート。お互いが当時にカードを出して、数値が高い方からコマを移動するか能力を使います。レジスタンスはエリア内に相手よりコマの数が多くて戦闘部隊がいれば相手の拠点を破壊、治安警察は2つのコマでレジスタンスを挟んでいれば除去出来ます。これを繰り返して、勝利条件を目指します。

レジスタンスは誰がリーダーか分からないので、どのように隠しながら攻めるかというのがポイントになります。治安警察は機動力があるけど数で負けているので、効率良くレジスタンスを包囲していく必要があります。どちらの陣営で遊んでも楽しめます。


犯人を捕まえるというテーマのゲームは燃えますね。思わず設定を忘れて集中しちゃいます。